旅行記「萩の城下の夢語り」、復刻しました。
かつて存在した私のHP「時代屋小歌」の旅編の記事を復刻している別ブログ「時代屋小歌(旅編)」の方で、このほど新たに旅行記を3編復刻しました。
今回復刻した旅行記は「萩の城下の夢語り 1 & 2」「萩 笠山の遠い記憶」です。
こちら ↓
「萩の城下の夢語り 1」
http://blog.livedoor.jp/syunka16/archives/2305953.html
「萩の城下の夢語り 2」
http://blog.livedoor.jp/syunka16/archives/2306036.html
「萩 笠山の遠い記憶 」
http://blog.livedoor.jp/syunka16/archives/2306070.html
この旅行記は2003年の萩旅行の旅行記です。
今となっては、けっこう前の旅行記になります。
幕末維新のファンの方にとっては、萩は気になる街のひとつなのではないでしょうか。
私にとってもそうでした。
この旅行の前に私は2回ほど萩には行っていたんですが、1回は高校の修学旅行の時で、その頃は私はまだあまり幕末維新には興味はありませんでした。
とりあえず吉田松陰や高杉晋作、桂小五郎の名前だけは知っていたかな・・ぐらい。
2回目は少しオジサンになってから。
以前のバンド仲間の実家が山口にあったので遊びに行ったのですが、その時は萩の街は通り過ぎたぐらいで、消化不良でした。
そこで、改めて、幕末・維新関係のものを見るために目的を絞って、萩に3たび訪れたのでした。
考えてみれば、山口県は、戦国時代と幕末時代という日本史の中でもトップを争う人気の時代に、歴史の流れの主役のひとつになったんですよね。
戦国時代には毛利元就が居ましたし、幕末は吉田松陰・高杉晋作、桂小五郎など。
2大人気時代に、主役級をつとめた地域、それが山口県ということになります。
考えてみれば、なんと贅沢なのでしょう。
そんな歴史的な街に住める人たちを、私は羨ましく思えています。
萩の街を歩いていたら、昔の名残を意識してとどめているように見える個所が多く、なんか、街自体が遺産のようにも思えたもんです。
もしかして・・萩の街は、世界文化遺産入りでも狙っているのかな???などと思ったものでした。
せっかく萩まで来たのなら、確かめておこう・・・そんな感じでした。
高校の時に見た「世界一小さい火山」というのが、それだったのかどうかを。
まあ、確認できてよかったです。
萩の街で桂さんや高杉さんの生家が未だにそのまま保存されていたのは、感慨深いものがありました。
萩では、桂さんや高杉さんの家だけでなく、他にもそのまま残されている邸宅がありました。
街ぐるみの方針なんでしょうが、素晴らしいことだと思います。
萩は歴史と共存しながら今もある・・・そんな印象でした。
おみやげでどんなものが売られていたかはもう忘れましたが、けっこうあったのではないか・・・と思います。
鮎川さんは本当に横井小楠がお好きですね。
横井小楠は元々は熊本藩の武士でしたが、幕末での活躍という意味では福井藩のイメージが強いですね。
彼の考え方は、あの坂本龍馬も多いに影響を受けたのではないかと思います。
その意味では、幕末維新では重要な人物だったと思います。
熊本には横井小楠記念館があるらしいので、いつか九州に里帰りしたら、ついでに行かれてみるのもいいと思いますよ。
水戸といえば、天狗党、水戸黄門、徳川 斉昭などが有名ですね。
私、数年前に水戸に旅行したことがありますが、私のような納豆好きの人間にとっては嬉しい街でありました。
いろんな納豆が売られてました。
あと、庭園である「偕楽園」、徳川博物館などもありました。
博物館は見ましたが、庭園は広すぎてパスした覚えがあります。
その「一歩違い」が本当に魅力的です。
私は、「桂小五郎邸探訪」こそ最も印象に残りました。
幕末の人物を通して、現代人が温かい人間らしさを見せてくれた事は、「ここに来て本当に良かった!!」と思わせてくれますね。
ところで幕末ファンの私、萩で売られている幕末関係のお土産、どんなものがあるんだろう?と興味津々です。
維新志士の小さい銅像があれば、全部揃えてみたいです(笑)
萩とは関係ありませんが、特に横井小楠先生を!
ついでながら「萩は西に位置する幕末維新の根拠地」ならば、「東に位置する幕末維新の根拠地・水戸」に行ったことがあります。
ちょっと期待していたのですが、意外と小さい銅像、売っていないものなんですね(泣)