時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

前歯が抜けた顔

2013年07月09日 | 日々の、あれこれ

どんな顔でも、顔の一部が少し変わっただけでも、顔全体の印象は変わってしまいがちである。

 

例えば、前歯が一本抜けただけでも、その顔全体の印象が変わってしまう。

 

口を閉じていると顔の印象は前と変わらないが、笑った時などに口をあけた時、前歯が一本抜けていると・・・まるでギャグ漫画のキャラのような印象になってしまうことがある。

 

その現象を逆手にとって、あえてそういうメーク(?)をして、おとぼけキャラに扮した芸人もいるぐらいだ。

 

どんなに普段気取った人でも、どんなに端正な顔立ちの人でも、・・というより、むしろそういう人こそ、前歯が一本抜けている状態で口をあけると・・・キャラが普段と違って見えたりすることがある。

 

救いは、・・これは個人的な感想だが、私にとっては決してそれは悪い印象ではないということ。

 

まあ、特に良い印象ってわけでもないのだが、かといって人に不快感を与える印象ではない・・という感じだ。

 

どこかクスッとしてしまい、親しみやすい印象に変わるのだ。

 

だが、どこかしまりがない感じはしがち。

 

なので、大勢の人の前にでる予定がある場合や初対面の人と商談がある人は、なるべくそれまでに抜けた前歯の部分は補っておいたほうがいいのだろうなあ。

 

だが、案外、前歯がないことで、相手に印象づける効果はあるかもしれない。

 

場合によっては、初対面の人と少し打ち解けることができたら、前歯がないことを自虐的にユーモア会話や冗談にもりこむことも可能な気はする。

以前・・・・久々に級友にあった時のこと。

そいつは学生時代はけっこう女にモテた奴だった。

だが久々に会った彼は、前歯が数本抜けていた。

歯医者に入れてもらえばいいのに・・・とは思ったのだが、そんな暇もないぐらい忙しい・・というのを理由に、歯が抜けた状態のまま放置していた。

彼と、まじめな話をしてて、どうも・・・歯がない状態で彼が理路整然としたことを言ったり、熱い夢を語られても、そのつど私は彼の顔を見るたびに、歯のことばかり私は気になってしまい、彼の語ることが少し上の空だった・・。

「うんうん、君の言うことはもっともだ。でもさ、その前に・・前歯入れたらどうだい?」と思って。

 

そんなこと、彼には言えなかったけど。

歯のない顔には・・・歯が立たない。

 

 

 

 

 




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