かつて存在した私のHP「時代屋小歌」の旅編の記事を復刻するブログ「ブログ 時代屋小歌(旅編)」の方で、このほど新たに旅行記を1作復刻しました。
今回復刻した旅行記は、「廃墟の島 軍艦島 1&2」です。
こちら↓
「廃墟の島 軍艦島 1」 http://blog.livedoor.jp/syunka16/archives/2170847.html
「廃墟の島 軍艦島 2」 http://blog.livedoor.jp/syunka16/archives/2170861.html
私が長崎県の軍艦島(端島)に旅行したのは2006年でした。
この旅行記は、その2006年の旅行記であります。
今でこそ軍艦島には上陸できるようになっていますが、私が訪れた2006年はまだ上陸は正式には許可されていませんでした。
軍艦島を見るために私は、軍艦島クルーズの船に乗り込んだのですが、軍艦島を目の前にして、正直上陸したくてたまりませんでした。
もしも今私が軍艦島に行ったら、間違いなく上陸するでしょう。
私が軍艦島を見た後、軍艦島は上陸できるようになっただけでなく、世界遺産にも選ばれました。
最近では、軍艦島は映画やプロモビデオのロケ地としても使われるようになっています。
かつて日本の産業を支え、大活躍した軍艦島は、その後長年の眠りに入り、今は新たな時代を迎えているのかもしれません。
ちなみに、数年前に私が能登半島を旅した時、能登半島にも軍艦島と呼ばれる島がありました。能登半島の軍艦島は、正式名は見附島です。
一方、長崎の軍艦島の正式名は端島。
もしかしたら、日本には他にも軍艦島の愛称(?)で呼ばれる島はあるのかもしれませんね。
ちなみに、この日記の写真は、現地で私が撮った軍艦島の写真ですが、確かに・・軍艦に見えますよね。
戦時、アメリカ軍が勘違いしたのも、わかります。
小さな町でも、単なる炭鉱の住宅の集まりでもない。
学校があり、
スーパーマーケットがあり、喫茶店があり、映画館があり、
パチンコ屋まであったそうですね。
でも番組で紹介されていた姿は、今まさに時の流れに崩壊しつつある巨大な廃墟でした。
元島民の方が言ってました。
「ここには何でもあったんだんよ、私らの人生も含めて…」
世界遺産となり、大きな観光資源となるのは素晴らしい事だと思います。
でも、それが一過性のブームで終わらない事を願うばかりです。
風化と自然崩壊に任せるだけでなく、もし人の手を入れて残せる所があるのなら
後世に末長く残すというのもひとつの選択肢じゃないかな、なんて思います。
施設も充実し、日本最初の鉄筋コンクリート高層建築があったようです。
また、労働が過酷だったぶん、報酬もよかったようです。
私がこの目で見た軍艦島は、まるで遺跡のようでした。
そう、遺跡として残していく価値があると思います。
少年時代にああいう所に行ってたら、感激のあまり躁状態になると思いますよ。(笑)
まあ、それはともかくとして。。。。。
日本の産業の発展史の上で重要な遺産でしょう!!
いろんな意味でロマンを感じます。
当時の関係者のかたにとっては、それぞれの人生の物語があったことでしょう。
☆★☆軍艦の、島に茜の、秋日射す。☆ 中森綺蘭
出来ることなら私ももう一度行きたいぐらいです。上陸するために。
そう、日本の産業の発展には大きく貢献した島です。
稼働していた時の軍艦島の写真集みたいなものを見たことがありますが、島民は生き生きしていていました。
エネルギーにあふれていた感じでした。
また、報酬がよかったせいか、島での暮らしは比較的裕福だったらしいですよ。
それにしても、中森さんは俳人ですね!