時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

自分が乗ってる電車に、誰かが飛び込み、自殺した(?)

2011年01月25日 | 日々の、あれこれ

先日、朝。

通勤のために乗っていた電車が、いきなり停止した。

信号待ちかな・・・と思ったら、車内アナウンスが聞こえてきた。

人身事故があったので、状況確認のために暫く停止します・・・とのこと。

その後のアナウンスを聞くと・・・なんと!

その時私が乗ってた電車に、飛び込んだ人がいるらしかった。

飛び込む・・といっても、電車内に飛び乗ったのではない。

ホームに入ってくる電車の線路に飛び込んだのだ。

それは・・・その人の「死」を意味する。

 

これまでにも人身事故で電車が止まるのはしょっちゅうだったし、事故直後の遺体(?)が担架で運ばれる光景は見たことがあった(ただし担架の上にはシートがかぶされており、運ばれてる人の姿は隠されていた)が、自分が乗ってる電車に人が飛び込んだのは初めてだった。

ホームには、飛び込み自殺した人のものらしい靴が一足あった。

一足のうち、左足用の(?)靴は普通の向きで、もう一方の右足用の靴は横を向いており、靴の裏が見えていた。

生々しかった。

 

 

朝の通勤時、だれもが急いでいる。

朝ギリギリまで寝てた人などは、出勤時間まで時間的余裕がない人が多いはず。

電車内は、困ったような顔で無言の人もいたが、はっきりと独り言で怒りを表す人もいた。 何人も。

私とて無言ではあったが、腹はたった。

通勤時間帯での電車への飛び込み自殺は、ほんとやめてもらいたい・・。

そういうやり方で死んでゆく人は、なんのかかわりもない周りの多数の人に迷惑かけ、その結果、なんのかかわりもない多数の人に嫌われたり、恨まれたりして死んでゆくことになるのだ。

自殺する人には、相当な理由があるのだろう。過酷な現実の中にいたのかもしれない。

それは第3者には分からない。

だから、私は「自殺なんてするなよ」とは簡単には言えない。

そうするしかない状況だってあるのかもしれない。

理解はできなくても、今の日本の閉塞感を考えれば、自殺したくなる人の状況や心理は、ある程度察したいとは思う。

 

だが・・・

 

何のかかわりもない、何のうらみもない「無関係な人」な多数の人に迷惑かけ、そういう人たちに同情されないばかりか、へたしたら恨まれて自殺してゆくのは・・・・・人生の幕引きとしては悲ししすぎないだろうか。

 

 

 

それにしても・・

 

以前にもこのブログで書いたことだが・・・

 

最近、電車への飛び込み自殺が・・・・多すぎる。

 

その日の3日後にも、私の通勤電車は人身事故で朝止まってしまった。

 

本当に・・・多すぎる。

 なんとかならないのだろうか。

 

「不景気」「閉塞感」「自殺」「就職難」「日本の借金」・・・その他、さまざまなネガティブな単語が、連日テレビや新聞などであふれている。

なにやら、マイナスの暗示にどんどんかけられている感じだ。

そういう単語を一日に何度も耳にし、それが延々と毎日聞かされてれば・・・・必要以上に落ち込んでいってしまうのではないだろうか。

マイナスの暗示は、更に深いマイナスにつながり、それは墓穴を掘ることになりそうな気もする。

 

 


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