19:05 ナポリ到着
わぁ~い ナポリに着いた
ナポリだ、ナポリだ 嬉しいよぉ
先日来た時と態度が違い過ぎ アハハ
と喜ぶのもつかの間
ここから、港まで距離がある
20分で行けるかな?
こういう時のバニラーネはすごい
方向も、ビシッと分かるし
サクサク・キビキビ進む
ナポリに住んでいた事があったのか、と思わせるような態度である
「なんで、ここからバスが出るのを知ってるの?」
「見れば分かるじゃん」
「普通そういうの分かんないよ」
「(最初に来た日)空港から来た時に見たもの」
「どうして何番線か分かるの?」
「人に聞いたから」
「ふ~ん」
19:35 とにかく 無事港に着いた
「出航が遅れているといいね」
「うん、そうね」
とにかく、港が広いので船の近くに行くまでの距離が遠い
やっとの思い桟橋に着くと
フェリーはいなかった
19:30発だものね・・・・
こういう時ばっかり、時間に正確なんだから・・・グチが出る
ちょっとでもフェリーの姿を見たいと思ったけど
この広い港でどの船なのか、建物もあって見えない
あ~ん 私のフェリー
あ~ん 置いてかないで~
あ~ん 私達これから、どうしたらいいの~
あっ、ドコに泊まるの? ナポリ コワいよぉ
そんなコトは言っていられない
ホテルを探さなくっちゃ
探すといっても、どうしたらいいの?
「先日、泊まったホテルが近いから、まずソコに行きましょう」
案外落ち着いているバニラーネ
「疲れたでしょうけど、暗くならないうちに・・・、さ、早く歩いてね」
続く
それにしても いつもバニラーネは感心します。
バニラーネが娘ちゃんで良かったね!
って思ったじょ?
私も、バニラーネみたいな娘が欲しい。
超~頼もしいですね。
残念もそうだけど
急に一泊することになったナポリ
だんだん暗くなるし、不安に不安が重なって
必死に歩いたっけ
バニラーネは頼りになりました アハハ
あちらではお財布を握ってるのが彼女なので
飲み物が欲しい、ジェラードが欲しい、絵葉書を買いたい、お土産を買いたい
と、こちらが言う立場だった
「じゃ 自分で買ってらっしゃい」とコインを渡されて
「これでお釣りある?」
「お釣りは無いです」
なんて言われて、お店の奥に入っていく私
アハハ ホントだ・・・ アハハ