てくてく写日記G

蝶の撮影記録を中心に掲載

埼玉のウラギンヒョウモンなど

2023-05-20 20:44:37 | 撮影記録

2023年5月20日

土曜は微妙な天気でした。

条件の良いオオルリシジミも考えましたが、観察会で人が多そうです。

天気の回復が早そうな秩父方面へ行きました。

着いた頃は小雨も降っていましたが、少しすると薄日も出てきました。

ウツギのポイントへ行きますが、まだ条件が悪く吸蜜している個体は見当たりません。

奥へ進むとウラギンヒョウモンが飛び出しますが、条件のせいかそれほど多くありません。

静止も撮影しましたが、戻る途中でやっと撮影できたウツギでの吸蜜です。

最初は半開翅です。

ウラギンヒョウモン(吸蜜)

開翅の角度が浅くて全体にピントが合っていませんが翅表です。

ウラギンヒョウモン(吸蜜)

下からの吸蜜では翅裏だけ撮影できました。

ウラギンヒョウモン(吸蜜)

 

大きく暗く見えたのでコジャノメと思いましたが、ヒメウラナミジャノメでした。

ヒメウラナミジャノメ(吸蜜)

アカシジミも発生しているようなので、昨年撮影したヤマボウシの吸蜜ポイントへ行きました。

残念ながら雨上がりで、スッキリ晴れていないので花には来ていませんでした。

それでも青空もかなり広がって晴れてきそうです。

ウツギは他のヒョウモンやアゲハ類なども来るので戻るか迷いました。

この条件なら近場の公園もいいかと戻りましたが失敗でした。

 

移動中は結構晴れている時間もありましたが、着くと曇ってしまいました。

1時間ほど探しましたが、成果なしでした。

樹液も出ていましたが、晴れていないとダメですね。

アカボシゴマダラは何度か飛んでいましたが撮影チャンスなしです。

 

18日は午前が早く終わったので、ミドリシジミの様子を見に行きました。

少し早いと思いますが、ウラナミアカシジミを2ヶ所で観察しました。

撮影しているのと、時間も限られているので見失ってから探しませんでした。

ウラナミアカシジミが発生していればミドリシジミやミズイロオナガシジミも近そうです。

ただ、ここで多いヒメジャノメは一個体だけでした。

ヒメジャノメ(静止)

 

ウラゴマダラシジミは多産ポイントでは苦戦続きです。

この日は良かったようで、こちらへ移動すれば良かったかもしれません。

明日は発生しているか微妙ですが、午前はミドリシジミのポイントを再訪の予定です。

ミズイロオナガシジミと、どちらかでも撮影できれば嬉しいのですが、微妙なところです。


埼玉のウラナミアカシジミ

2023-05-14 15:06:13 | 撮影記録

2023年5月14日

前の記事でアカシジミの初見が10日と書きましたが、8日だったようで訂正します。

そうなると、ウラナミアカシジミも期待できます。

微妙な天気の週末ですが、薄日も出そうな日曜に行きました。

曇ったり、薄日が出たりの天気でした。

すぐに羽化直後と思われる個体を見つけました。

風が強く望遠だとピントが合いにくいので短いレンズに交換して撮影しました。

ピカピカの新鮮個体で綺麗です。

ウラナミアカシジミ(静止)

逆から撮影すると玉ボケが綺麗でした。

ウラナミアカシジミ(静止)

広角でも撮影しました。

風が強いのと、向きを変えることが多いので苦労しながらの撮影です。

ウラナミアカシジミ(静止)

飛び立ちも狙いましたが、ほとんど飛べないようで諦めました。

少し歩いていくと別個体が降りてきました。

こちらは飛べるようなので、前日の羽化でしょうか。

ウラナミアカシジミ(静止)

こちらは飛び立ちで翅表を撮影できました。

ウラナミアカシジミ(飛翔)

奥まで歩いてみましたが、他の個体やアカシジミは見つかりません。

イチモンジチョウなども期待しましたが、チャンスなしでした。

 

ウラゴマダラシジミの場所へ移動です。

途中で雨も降りましたが、着いた昼過ぎは薄日も出ています。

何度か来ていますが、条件が悪く全く飛ぶ姿を見ていません。

この日はそれなりの数の雄が飛んでいましたが、今度は止まってくれません。

雌が見つかるといいのですが、チャンスなしでした。

1時間くらいすると雨が降ってきたので諦めました。

撮影しやすい蝶ではないですが、これだけ苦戦するのは初めてです。

晴れが続いた日に朝活で再挑戦しようかと思います。


埼玉のアカシジミ

2023-05-10 17:44:45 | 撮影記録

2023年5月10日

仕事前にアカシジミのポイントへ行きました。

今年初の朝活です。

少し探すと見つかりました。

拡大すると脚の付け根が毛でモフモフです。

アカシジミ(静止)

早い時間で気温も低いので、当日羽化ではないと思います。

前日の夕方に羽化して、そのまま朝を迎えた可能性が高そうです。

邪魔な葉で尾状突起が見えません。

撮影できたのを確認して手前の葉をどかしました。

アカシジミ(静止)

尾状突起は片方が見えませんが、破損しているのでなく内側に曲がっているようです。

広角で撮影しようとしたら下に降りてしまいました。

まだ飛べないようです。

もう少し探しましたが、他の個体は見つかりませんでした。

ここではこの日が初見のようで驚きました。

今年は神奈川、新座、千葉などで数日前に観察されています。

この場所も例年は一番早いことも多いと思います。

数年前から伐採で環境が悪くなっています。その影響でなければいいのですが。

 

この日は月に1、2回程度の午前の仕事が早く終わる状況でした。

少し早い程度では行けない場所なので昼にも行ってみました。

撮影時間は1時間程度は取れそうです。

しかし朝は寒かったのに昼は暑すぎです。

連休中は残っていた何本かの樹が伐採されています。

樹液がよく出ている樹も伐採されてタテハチョウの撮影も難しそうです。

結局、何も撮影できずに疲れただけでした。

 

週末の予報が微妙です。

明るい曇りなら再訪したいところですが、雨かもしれません。

月曜は仕事の後でウラゴマダラチョウを探しましたが飛びませんでした。

イボタノキの花はかなり咲いているので、発生は近いと思うのですが、他の蝶も少なそうでした。

明日は朝から晴れていて元気なら、こちらの朝活も考えてみます。

 

情報量がブログより多そうなので、インスタを始めました。

当面はブログがメインで補助的に過去の画像なども含めて掲載予定です。

「55banyan」なので、インスタをやっている方は、よろしければフォーローしていただけるとうれしいです。


埼玉のシラホシナガタマムシなど

2023-05-07 10:48:52 | 撮影記録

2023年5月6日

予定通りに渓流地帯のアオバセセリのポイントへ行きました。

しかしミツバウツギの花がほとんど終わっています。

3日はまだ綺麗だったのですが、今年は開花が早かったので仕方ないですね。

少し残っているところで少し待ちましたが、可能性なさそうです。

明るい曇りで絶好の条件なのに残念でした。

 

周辺を回ってみると黒系アゲハは粘れば撮れそうです。

今年はクロアゲハ、ナガサキアゲハ以外は撮影できているので移動です。

前日に続いてクロホシタマムシのポイントです。

11時前後はかなり晴れていましたが登場しません。

最初に撮影したのはゴマフカミキリです。

ゴマフカミキリ

こちらはムネアカナガタマムシのようです。

ムネアカナガタマムシ

前日はピンボケだったシラホシナガタマムシが現れました。

シラホシナガタマムシ

こちらは少し頭部のピントが甘いです。

短いレンズでも小さい虫は難しいです。

シラホシナガタマムシ

最後にクビアカトラカミキリかと思って撮影しましたが、クリスコトラカミキリでした。

赤いのは翅の部分で残念でした。

クリスコトラカミキリ

他にもトラカミキリは2種類撮影しました。

珍しい種でないのと出来も今ひとつなので掲載は見送りです。

しかし、連続で甲虫中心の記事になるとは思いませんでした。(^^;

 

将棋の叡王戦は大苦戦でしたが、逆転で防衛に王手でした。

藤井叡王はやはり対振り飛車が苦手なのでしょうかね。

連休の最終日は雨で休養日です。

結果的には他の日は撮影を楽しめたので良かったです。

ゆっくり休んで月曜からの仕事に備えようと思います。


埼玉のクロホシタマムシなど

2023-05-05 18:51:40 | 撮影記録

2023年5月5日

朝はアカシジミを探してみましたが、未発生のようでした。

当日の羽化を撮影するには早い時間なので、移動後の発生はあったかもしれません。

時間は少し早いですが、条件的には他の蝶も活動してもよい条件です。

モンシロチョウ、キチョウ、テングチョウなどは飛んでいました。

アカシジミと同じくらいに発生する蝶は観察できますせん。

アカボシゴマダラ、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲ、イチモンジチョウなどです。

樹液の出る木は今年も出ていましたが、スズメバチだけでした。

もう数日はかかりそうに思います。

 

移動先では昨年は撮影できなかったクロホシタマムシを撮影できました。

昨年とは少し違う場所が良さそうです。

最初はまずまず撮影できたと思いましたが、後の方が少し暗いです。

それでも綺麗なタマムシです。

クロホシタマムシ(静止)

今年は発生が早く、2週間くらい前に観察されたそうです。

画像を確認して、再度の挑戦です。

それでも望遠では綺麗に撮るのは難しいかもしれません。

クロホシタマムシ(静止)

横から撮影したときは産卵のようです。

クロホシタマムシ(産卵)

できれば、短いレンズとコンデジで再挑戦したいです。

産卵中はコンデジやスマホでも撮影可能なようです。

昨年撮影したアオマダラタマムシも綺麗なので撮影したいです。

こちらは、ここでは出会う確率はかなり低いようです。

シラホシナガタマムシも撮影しましたが、全体にピントが合いませんでした。

こちらも初撮影ですが、撮り直したいです。

 

蝶では2種が今シーズン初撮影でした。

1種はクロヒカゲです。

10日くらい前から発生しているようですが、新鮮な個体でした。

クロヒカゲ(静止)

もう1種はゴマダラチョウです。

小さい子供が羽化直後を見つけていました。

奥まった場所でうまく撮れませんでしたが、飛んで石に止まったところを撮影できました。

樹液や産卵以外は撮影が難しい蝶なので幸運でした。

ゴマダラチョウ(静止)

シロツメクサで吸蜜するダイミョウセセリも新鮮で綺麗でした。

ダイミョウセセリ(吸蜜)

ジャコウアゲハは数ヶ所で雄が飛んでいました。

吸蜜は短くて間に合わず、静止は逆向きでした。

小畔川の方が撮りやすいかと帰りに寄りましたが、斜面の草刈りが行われていません。

雌が産卵するのを何度か撮影している場所ですが、雄が飛んでいるだけです。

少し雄が止まるのを待ちましたが、20分ほどで諦めました。

週末中心の撮影だと未撮影の蝶を追いかけても限界があるので、諦めも早くなったようです。(^^;

 

最初の予定では沢沿いのポイントへの移動を考えていました。

最初の場所がダメなのでこちらも厳しいと移動先を変更して正解でした。

アカシジミは残念でしたが、平年並みに近くなれば、それは歓迎するべきかもしれません。

 

明日は雲も多そうなので、最後のアオバセセリ挑戦です。

擦れた個体も多いと思いますし、出会えないかもしれませんが、新鮮な雌を期待したいです。