2022年5月29日
朝はフジミドリシジミの吸水狙いでした。
土曜があまり晴れなかったのと、金曜が大雨なので微妙な条件です。
本当は月曜が良いのですが、さすがに仕事に間に合いません。
結果的には吸水に来る個体はなしで、撮影したのはアサギマダラだけでした。
アサギマダラ(静止)
気温も高くて陽射しも強いので、日中のフジミドリシジミは厳しそうです。
奥多摩での撮影を期待して移動です。
「秩父の蝶」にアカシジミのヤマボウシ吸蜜が掲載されていたので、秩父へ向かいました。
ウラギンヒョウモンも例年この時期に秩父で撮影しています。
アカボウシの吸蜜は数年前から苦戦していました。
最初に教えてもらった場所はヤマボウシが切られていました。
昨年、蛹を撮影した場所でも吸蜜が観察されていたので、今年は何度か行きました。
ただ、不作なのか昼の短い時間ですがアカシジミ自体を全く確認できていません。
秩父の場所は以前にtef_teffさんに聞いていましたが、コロナの影響で行くことができていませんでした。
ところが聞いてからだいぶ経過していたことと勘違いが重なって花が見つかりません。
もう1箇所探して駄目なら電話で聞こうと移動の途中で何度かお会いしているKさんが撮影している姿が見えました。
低い位置で吸蜜しているアカシジミを枝を引き寄せて撮影していたので便乗です。
少し影がかかっているでしょうか。
アカシジミ(吸蜜)
こちらは全体が日影で良い感じです。
アカシジミ(吸蜜)
今年はこの場所のアカシジミが豊作のようで、各所で飛んでいます。
撮影しにくい高い位置の花にも多くが来ていました。
もっと早く来ていれば高い位置も良い条件で撮影できたと思います。
空抜けでも撮影しましたが、太陽の位置が真上に近いのでうまくは撮影できませんでした。
それでも数年来の課題がクリアできたのはtef_teffさんとKさんのおかげです。
次にウラギンヒョウモンのポイントへ行きます。
最初に撮影したのはメスグロヒョウモンの雄でした。
メスグロヒョウモン(吸蜜)
今年はウラギンヒョウモンが各所で少ないようです。
ここは多産地ですが、例年に比べるとかなり少ないです。
それでもウツギは良い状態で吸蜜する個体はそれなりに観察できます。
良い条件の場所にはなかなか行きませんが、なんとか翅裏を撮影しました。
ウラギンヒョウモン(吸蜜)
暑さで、ほとんど開きません。
開閉する個体はいますが、位置や光の条件が難しいです。
翅表は飛び立ちで狙いました。
ウラギンヒョウモン(飛翔)
暑いので、あまり粘らずに引き上げました。(^^;
今日は朝活でミドリシジミを狙いました。
ところが早い時間に陽が刺す場所は相変わらず水が引いていません。
もともと湿地なので、一度増水すると簡単には引かないようです。
何とか1個体だけ良い位置で撮影できました。
他の蝶と合わせて次回に掲載します。
今年は朝活での撮影は難しそうなので、週末の晴れに期待するしかありません。