今日という1日は、色々な想いが交錯し過ぎて壊れそうだ。
やっぱり、別れは寂しいな。
どうせなら、一緒に3月で終わりたかった…
けれど彼女が決めたことなら、俺は心から応援しているし、1人の人間として君の幸せを願う。
もう一度出会うことがないとしても、遥か遠く離れていても、この旅路と、共に練習した記憶は一生忘れない。
どうか、幸せであってほしい。
こうして、このチーム全員が揃う最後のワンデイは、素晴らしい形で終えられたと思う。
1試合目で、9月のゲームのリベンジを果たし、2試合目の相手には果たせなかった。
まず、県大会出場チームを下したことは、本当にすごいことだ。
「全てを出し切る」とは、まさにこのことで、このゲームの内容は100点におさまらない。
今年度1番良い試合で、かっこいい戦いを見せてくれた。
この小さな世界で、大きなことを成し遂げたことは、彼らにとって宝となる。
全てをかけるってことは、そういうことなんだ。
自分は何者で、何を目指すのか…
何者かに気づいた時、人ははじめて弱さを知る。
強いチームに勝てなかったのが彼らで、その事実だけが、弱さを教えてくれた。
「小さいから、リバウンドがとれません」
これが、あまりにも厳しい現実。
だが、もしこの現実をひっくり返せれば、その時「厳しい現実」は「夢」に変わる。
夢とは、可能性を知ること。
その弱さから目を背けず向き合った日々と、それでも勝てない現実を知る日々の繰り返し。
それがとうとう、勝つという結果として現れた。
まじでかっこよすぎるよ
彼らが勝ったのは、確かに県大会レベルの相手。
でも、それだけじゃない。
彼らは、弱い過去の自分にまた打ち勝つことができたのだ。
こうして、物語はまた作り変えられ、新たなステージへと彼らを導いた。
そして2試合目の負けは、次への課題なのだ。
また「弱い自分」は見つかった。
しかしこの日々の繰り返しが、君たちの夢を叶えるのだと、俺は思う。
今日の勝ちと負けが、これからも戦い続ける理由になるのだ。
それぞれの道へと進む者たち、行き先は違えど、何事もこのメンタリティでいてほしい。
そんな日々も、愛せるように。