本当に40点を越えて来た(笑)
30対42、4月やった時は、23対27。
ちゃんと成長してるね。
シュートも入って、1on1も積極的で、体の使い方も上手になったと感じたし、見ていて気持ちよかった。
個人の力にフォーカスした結果が、この42点に現れていると思う。
そして2試合目は、今年度県大会に出場した相手。
相当レベルが高いが、そんな大きな存在、ネームバリューに臆さないメンタルと技術は、ここまで俺も教えてきた。
だから、ここで勝ってもう一段先の世界へと導きたかった。
だが、この世界はそう甘くない。
相手は背も高いし、そんな子がミドルシュートを当たり前のように決めてくる。
ポストにおける技術レベルも高い。
ディフェンスの圧も強く、焦りで自分たちのプレーをなかなかさせてくれなかった。
相手のエースに蹂躙され、1ピリで17点差をつけられてしまったのは、この世界の厳しさを教えるには十分すぎた…
それでも、その17点はまだ諦める内容ではないことは、俺も、彼らにとっても共通認識だった。
4ピリまではその点差が動くことはなかった。
我慢強くディフェンスをして、ボックスアウトを徹底して、3ピリなんかは素晴らしいチームディフェンスが何度かあった。
でも、それだけじゃ点差は埋まらない。
いくら粘っても、相手の方が一枚上手のスキルを持つ。
「粘った先にやられる」に対して、オフェンスのアンサーが少なすぎた。
やはり、個の力の差は圧倒的すぎたのだ。
終わってみれば30点差。
4ピリは相手もシュートが入りだして決着がついた。
この試合は、非常にわかりやすい。
1ピリ→相手のシュートが入る、こちらのシュートが入らない
2.3ピリ→どちらのシュートも入らない
4ピリ→相手のシュートが入る、こちらのシュートが入らない
このチームが勝てる相手は、今のディフェンス力で相手がシュートを落とすレベルであること。
一方、こちらは大してシュートは入らない。
まだ小学生なのだから、百発百中入ることはないだろう。
でも、強いチームは高確率でシュートが入る。
今日の相手なんかは、こちはのチェックが届かない打点でシュートを打って決めてくるのだから、こちらも決めきる力がないと話にならないのだ。
だから、こういった相手に勝つには追及できていない部分がある。
俺も、彼らも、まだまだ甘い。
今日の結果は、確かな成長と厳しい現実。
後者の事実に対して、どれだけ深く受け止めて、練習を積み重ねられるかだけが大事なのだ。