ミニバス記録

バスケノート

甘くない世界

2025-01-19 17:21:00 | 日記
本当に40点を越えて来た(笑)
30対42、4月やった時は、23対27。
ちゃんと成長してるね。

シュートも入って、1on1も積極的で、体の使い方も上手になったと感じたし、見ていて気持ちよかった。
個人の力にフォーカスした結果が、この42点に現れていると思う。

そして2試合目は、今年度県大会に出場した相手。
相当レベルが高いが、そんな大きな存在、ネームバリューに臆さないメンタルと技術は、ここまで俺も教えてきた。
だから、ここで勝ってもう一段先の世界へと導きたかった。

だが、この世界はそう甘くない。
相手は背も高いし、そんな子がミドルシュートを当たり前のように決めてくる。
ポストにおける技術レベルも高い。
ディフェンスの圧も強く、焦りで自分たちのプレーをなかなかさせてくれなかった。
相手のエースに蹂躙され、1ピリで17点差をつけられてしまったのは、この世界の厳しさを教えるには十分すぎた…

それでも、その17点はまだ諦める内容ではないことは、俺も、彼らにとっても共通認識だった。
4ピリまではその点差が動くことはなかった。
我慢強くディフェンスをして、ボックスアウトを徹底して、3ピリなんかは素晴らしいチームディフェンスが何度かあった。

でも、それだけじゃ点差は埋まらない。
いくら粘っても、相手の方が一枚上手のスキルを持つ。
「粘った先にやられる」に対して、オフェンスのアンサーが少なすぎた。
やはり、個の力の差は圧倒的すぎたのだ。

終わってみれば30点差。
4ピリは相手もシュートが入りだして決着がついた。

この試合は、非常にわかりやすい。

1ピリ→相手のシュートが入る、こちらのシュートが入らない
2.3ピリ→どちらのシュートも入らない
4ピリ→相手のシュートが入る、こちらのシュートが入らない

このチームが勝てる相手は、今のディフェンス力で相手がシュートを落とすレベルであること。
一方、こちらは大してシュートは入らない。
まだ小学生なのだから、百発百中入ることはないだろう。

でも、強いチームは高確率でシュートが入る。
今日の相手なんかは、こちはのチェックが届かない打点でシュートを打って決めてくるのだから、こちらも決めきる力がないと話にならないのだ。

だから、こういった相手に勝つには追及できていない部分がある。

俺も、彼らも、まだまだ甘い。
今日の結果は、確かな成長と厳しい現実。
後者の事実に対して、どれだけ深く受け止めて、練習を積み重ねられるかだけが大事なのだ。


当たり前のことを、当たり前に

2025-01-19 02:40:00 | 日記
明日の試合は、この代が新チームとして初めて戦った相手との再戦。
4点差で負けた相手なのだから、この1年あまりで自分らの実力がどれだけ高められたかの指標になるだろう。

前回は23点しか取れなかったから、今回は40点くらいに伸びると、私は考えている。
これはチームとしての目標でもなんでもない。私の目標でもない。
これはあくまで仮説にすぎない。
ここまでたくさん練習した先にある成長は、この事実として現れるだろうと、私は思う。

相手ももちろん上手くなっているだろうが、こちらがそれを上回っていることに間違いない。

最近は個の力にフォーカスしているから、そこの成長も見られると良いかな。
1on1だけじゃなく、フックシュートやバックシュートも当たり前に決められるレベルまで到達してほしい。
タフな状況で落としがちな子はやっぱり多い。
だから、今一度ペイントエリアの決定力には目を向ける必要があった。

ここまで、スリーやフローターを練習したりと、難易度の高い領域に取り組んだらしてきた。
だからこそ、この代最後の時間は、「簡単だとされるシュートを確実に決めることの難しさ」を感じることに価値はある。
当たり前のことを当たり前にできることが、案外難しいこと…
彼らももう気がついているはずだ。