ミニバス記録

バスケノート

生き方

2025-01-29 19:43:00 | 日記
1つの別れを前にして、彼女らは過去に生きるか、今を生きるのか…
ただそれだけを知りたかった。
今日の練習を終えて、「別れ」は彼女らにとって強さの糧となっていることが伝わった。

残り1ヶ月でも、このチームは強くなれる。
やはり、あの子らは強い。
いや、強くなった。

1ヶ月後に向かう先は、また1つ異なる世界でありたい。
だから、現状に甘えず、全員で進めればいいなと思う。

最後女子を集めて、言ったことがある。
「メンバーが欠けた(別れ)という事実に対して、1ヶ月後、別れがあったからこそ自分たちは成長できたと思うことが、大切なんじゃないかな?
これから君たちは、バスケを続けるかという選択をするだろうし、高校受験や大学受験なんかもありますね。
バスケを辞める、行きたい学校に行けなかった…
この事実が変わらないなら、自分の選択、起こる事実に対して『それで良かった』と思えるよう生きることが、人生なんだと思うんだ。」

自分はまだ、22歳。
人生のことなんか何もわからないし、偉そうに言える立場でもない。

ただ、1つだけわかるんだ。
俺はこれから、指導者から離れて社会人になる。
これは、自分で選んだこと。

世界は2つあって、「指導者として生きる世界」と、「社会人になる世界」

俺は、後者を選んだ。
だから、指導者として生きたであろう世界よりも、社会人として生きる世界に満足できるよう、これからの人生を歩むべきなのだと思う。

それだけが、自分で出した答え。

彼らも、俺も、そして人生経験豊富な者であっても、きっと同じなんだ。



別れは約束

2025-01-29 03:11:00 | 日記
明日(今日)からの練習も、引き続き個人の力を高めることを目的とする。
1on1での突破力ももちろんのこと、パスの技術からシュートバリエーションまで。
この時間だけで全てを網羅する力も、完成にもっていくことも不可能だ。
狙いは、新たな世界でも磨き上げて欲しい内容なのだ。

「頑張る」、「チームとして戦う」
→このメンタリティは明らかに完成した。

ならば、もっとバスケを楽しいと思える世界に連れていきたい。
個人スキルで打開する楽しさも、やはり魅力なのだ。

あと、私は少しばかり楽しみにしていることがある。

部員が1人かけた世界は、果たして彼女らにどんな影響を与えるかだ。
最後の時間、彼女は我々にこんなメッセージを残した。
「2月の試合で優勝してください」

この試合は、ワンデイではないが、去年負けた大会。
彼女からのメッセージ、残る部員は、どう受け取っただろうか?

別れは、約束。
離れていても強くなると、互いに誓うこと。
彼女はきっと強くなるから、俺たちも同じように進んでいく。

この生き方が、彼女へ誇れる姿となることも、きっと正解の1つなんじゃないかな?
もちろん、それは彼女らがどう生きるかだから、強制されることではない。

動機づけは、なんだっていいと思う。
ただ、俺はそうやって今日まで生きている。
みんな、頑張ろう。