ミニバス記録

バスケノート

スタートライン

2025-01-08 19:59:00 | 日記
新年1発目の練習は、ゲーム多めで組んだ。
理由はただ一つ、長い休みの期間での変化を見るため。
この休みの間、みんなボールを持って自主練をしていたのだから、成長している子は必ずいる。

だから、練習でその色を失わせないまま、ある意味「彼ら自身が作るバスケ」を見たかった。

ロールターンを新たに習得した子もいれば、去年よりも果敢に攻める姿勢のある子もいた。
そしてやはり、最近話題にあげている4年生男子は今1番の成長株なことが確定しそうだ。

集合は誰よりも早く、練習への取り組みも集中している。
そのメンタルはパフォーマンスにも現れており、ディフェンスの強度も良かったし、オフェンスの積極性や技術にも向上が見られている。

ここでは彼をあげたが、正直みんなちゃんと練習したんだなと感じるばかりである。

うまくいかないことも多かったが、新鮮なプレーがそこにあった。
低学年も、高学年も。

この基準をもっと高めていくことが、彼らの成長への鍵であり、私にとって最後の課題でもあるのだ。

全ての別れを一つの後悔もなく迎えられる日は、私が彼らのことを良い意味で気にかけなくなることだと思う。

「ちゃんとやれてるかな?」
この感情を全く残さずにただ去り、いつの日か彼らの活躍をこの目で確かめたい。

そんな理想があるとすれば、私はこの現状に満足はできない。
まだまだ彼らは甘い。

もっと練習して、自分自身と向き合い続ける必要がある。
やることに満足して、やりきることにフォーカスできていない。

そんなことを言えるのも、彼らがバスケを好きでいて、伸び代があるから。

そして、私がやりきると決めたから。
これが私にとって大部分をしめる要素。

とはいえ、プラスの側面が多く、良い新年の出発であった。

今日という日もまた、スタートラインなのだ。