本日は私の高校バスケ部の頃の友人がコーチをしているチームと練習試合をしました。
私の代は県大会優勝を納め、今年も全国大会を目指して練習するチームとの試合。
これまで戦ってきたどの相手より強い存在に対して、私の作ったチームはどこまでやれるのか。
結果は、差をつけられて負けてしまいました。
もちろん、勝つつもりでいましたが、スピードも決定力も次元が違う。
ディフェンスは驚異的だった…
あれだけがんばれて、心を折る取り組みを小学生がしていること、勉強になります。
しかし、何もかもできなかった訳ではないはず。
決められた点数は、相手のプレッシャーに対して負けてしまい、そこからの得点。
ここで必要になるのはピボットでした。
ピボット練習はしてきましたが、流石に格が違うので、焦っていつものプレーができなくなるのは必然ですし、予想はしていました。
そこは練習で言うべきこと。
なら、試合で評価すべきことは何か?
それは、今出せる全力、100%の力を出し切ることでしょう。
それができたことは、取り組みとして満点です。
向こうのフルメンバーに対して、3ピリだけの点差は3点。
くらいつこうとディフェンスでマイボールにし、カウンターから得点を決めた場面が何度もあったことは、間違いなく相手チームを焦らせたでしょうし、「勝てるかもしれない!」と本気で思わせてくれました。
それでもすぐに修正してくるのが強豪であり、その時間だけ戦えたとしても、勝てる訳ではない。
でも、私は弱く、やる気のなかったあの頃から、ここまで臆さず立ち向かえるようになった彼女達を評価したい。
一年前は1番下のリーグで勝てるか、勝てないかだった。
それがここまで成長するものかと。
試合後、悔しくて涙する何人かの選手達。
ここまで来れたなら本当に勝ちたい。
勝つに値する成長や取り組みができている。
努力することを知り、全力を尽くすことを知り、負ける悔しさを知った彼女たちに残されたものは、これら全てをやり切った先にある勝ちです。
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