スリー・ドッグ・ナイト Three Dog Night
【活動期間】
1967年~1976年
1981年~
【メンバー】
<Vocal>
ダニー・ハットン/Danny Hutton(vocals) 在籍1967~1975, 1981~
コリー・ウェルズ/Cory Wells(vocals, guitar) 在籍1967~1976, 1981~2015
チャック・ネグロン/Chuck Negron(vocals) 在籍1967~1976., 1981~1985
ジェイ・グルスカ/Jay Gruska(vocals) 在籍1976
デヴィッド・モーガン/David Morgan(vocals) 在籍2015~
<Guitar>
ロン・モーガン/Ron Morgan(guitars) 在籍1968
マイケル・オールサップ/Michael Allsup(guitar) 在籍1968~1974, 1981~1984, 1991~2021
ジェームス・"スミティ"・スミス/James "Smitty" Smith(guitar) 在籍1974~1975
アル・シナー/Al Ciner(guitar) 在籍1975~1976
ポール・キングリー/Paul Kingery(vocals, guitar, bass1996~2021) 在籍1982~1983(オールサップの代役として), 1985~1988, 1996~
スティーヴィ・エッツォ/Steve Ezzo(guitar) 在籍1983~1984(オールサップの代役として), 1985
T. J. パーカー/T. J. Parker(guitar) 在籍1988~1989
マイク・クネオ/Mike Cuneo(guitar) 在籍1989~1991
<Keyboard>
ジミー・グリーンスプーン/Jimmy Greenspoon(keyboards) 在籍1968~1976, 1981~2015
スキップ・コンテ/Skip Konte(keyboards) 在籍1973~1976
ロン・ストッカート/Ron Stockert(keyboards) 在籍1976
リック・セラッテ/Rick Seratte(keyboards) 在籍1985
エディー・リーゾナー/Eddie Reasoner(keyboards) 在籍2015~2017
ハワード・ララヴェア/Howard Laravea(keyboards) 在籍2017~
デヴィッド・ブルーフィールド/David Bluefield(keyboards ※ツアー・メンバー) 在籍1984
<Bass>
ジョー・シェルミー/Joe Schermie(bass) 在籍1968~1973
ジャック・ライランド/Jack Ryland(bass) 在籍1973~1975
デニス・ベルフィールド/Dennis Belfield(bass) 在籍1975~1976
マイク・セイフリット/Mike Seifrit(bass) 在籍1981~1982
リチャード・グロスマン/Richard Grossmann(bass) 在籍1982~1984
スコット・マンゾ/Scott Manzo(bass) 在籍1985~1988, 2004
ゲイリー・ムーン/Gary Moon(bass, vocals) 在籍1988~1989
リチャード・キャンベル/Richard Campbell(bass, vocal) 在籍1989~1996
ポール・キングリー/Paul Kingery(vocals, guitar, bass1996~2021) 在籍1982~1983, 1985~1988, 1996~
ティモシー・ハットン/Timothy Hutton(bass, vocals) 在籍2021~
<Drums>
フロイド・スニード/Floyd Sneed(drums) 在籍1968~1974, 1981~1984
ミッキー・マクミール/Mickey McMeel(drums) 在籍1974~1976
マイク・キーリー/Mike Keeley(drums) 在籍1985~1993
パット・バウツ/Pat Bautz(drums, vocals) 在籍1993~
【バンドの歴史】
スリー・ドッグ・ナイトは、アメリカ合衆国のロック・バンド。3人のリード・ヴォーカリストと4人のインストゥルメンタリストから成るユニークな編成で知られている。カリフォルニア州ロサンゼルスで結成され、1970年代前半のアメリカン・ロックを代表するバンドのひとつとして活躍した。
デビュー(1968年)から1975年までに23枚のシングル・レコードをリリースしているが、そのうち1位となった3曲を含む21曲をビルボードのトップ40に送り込み、RIAAからゴールド・アルバム12枚、ゴールド・シングル7枚を認定されるという輝かしい実績を残した。
<結成まで>
1967年、ボーカルのダニー・ハットンが中心となってグループの結成を計画する。
ハットンは、1965年に発表したシングル「Roses and Rainbows」がチャート73位を記録するなど、ソロ・シンガーとして活動しており、この頃ソニー&シェールのツアーで前座を務めていた。その時に出会ったのが、コリー・ウェルズである。
ウェルズはロサンゼルスで「ジ・エネミーズ」「コリー・ウェルズ・ブルース・バンド」などのリード・ヴォーカリストとして活動していたが、ウェルズの歌声を聴いたシェールに誘われてソニー&シェールのツアー・メンバーとなった。
意気投合したハットンとウェルズは、チャック・ネグロンを仲間に引き入れてセッションを開始する。ネグロンは1960年代前半に「チャック・ロンデル」の名でシングルをリリースしており、ハットンのシングル・レコードでバッキング・ヴォーカルを務めたこともあった。
この3人のヴォーカリストは1967年に新たなグループを結成し、ブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)によって「レッドウッド」と名付けられた。
レッドウッドはビーチ・ボーイズのレーベル「ブラザー・レコード」との契約を目指し、ビーチ・ボーイズがアルバム「ワイルド・ハニー」を制作している間にブライアン・ウィルソンのプロデュースで「タイム・トゥ・ゲット・アローン」「ダーリン」のレコーディングを行った。
しかしビーチ・ボーイズのメンバーは、ウィルソンがビーチ・ボーイズの活動に優先的に力を注ぐことを望み、他のバンドをプロデュースすることに反対していたため、この2曲はお蔵入りすることになる。この2曲はのちにビーチ・ボーイズもレコーディングし、アルバム「ワイルド・ハニー」「20/20」に収録している。
ブラザー・レコードとの契約が白紙に戻されたレッドウッドの3人は新たにバンドを編成することを考え、以前から交流のあったロン・モーガン(guitar)、フロイド・スニード(drums)、元コリー・ウェルズ・ブルース・バンドのジョー・シェルミー(bass)、ジミー・グリーンスプーン(keyboard)の4人を集め、バンド名を「スリー・ドッグ・ナイト」に変更した。
「スリー・ドッグ・ナイト」というやや風変わりなバンド名は、オーストラリアの先住民であるアボリジニが寒い夜には2匹の、凍えるような夜には3匹のディンゴ(野生の犬の在来種)と一緒に寝るという習慣にちなんだものである。ハットンのガールフレンドで女優のジューン・フェアチャイルドが、アボリジニについて書かれた雑誌の記事を読んで提案した名前だとされているが、ミュージシャンのヴァン・ダイク・パークスはこの話を否定し、名付けたのは自分だと主張している。
ファースト・アルバムを制作する前にモーガンがバンドは脱退し、その後「エレクトリック・プルーンズ」に加入する。そしてモーガンの後任ギタリストとして採用され、その後長きに渡ってバンドを支えたのがマイケル・オールサップであった。
1968年5月、スリー・ドッグ・ナイトはハリウッドの「ウィスキー・ア・ゴー・ゴー」でデビューのステージを踏む。このライヴに対する聴衆の反応は好意的だったが、その中にはダンヒル・レコードのスタッフもいた。感銘を受けたダンヒル側から声をかけられたスリー・ドッグ・ナイトは、これをきっかけにダンヒルとの契約を得たのである。
<デビュー~1976>
1968年10月、スリー・ドッグ・ナイトはダンヒル・レコードからデビュー・アルバム「ワン」を、翌11月にはデビュー・シングル「ノーバディ」をリリース。
「ノーバディ」のチャート・アクションは今ひとつであったが、アルバム「ワン」は1969年1月にチャート・インを果たす。1969年初頭にリリースしたセカンド・シングル「トライ・ア・リトル・テンダーネス」はオーティス・レディング版を彷彿とさせる熱気のこもった演奏と歌でスマッシュ・ヒットする。そして1969年4月にリリースした3枚目のシングル「ワン」がビルボード5位まで上昇するヒットを記録してバンドはついにブレイク。「ワン」は最終的にアルバム・チャート最高11位を記録してRIAAのゴールド・ディスクに認定された。
1969年8月には早くもセカンド・アルバム「融合」を発表。このアルバムには「シカゴ」のホーン・セクションがゲストで参加していることでも話題となり、発売後2週間でRIAAからゴールド・アルバムに認定された。こうしてスリー・ドッグ・ナイトは当時のロック界でもっとも注目される存在となったのである。
1970年には「ママ・トールド・ミー」(バンド初のミリオン・セラー)、1971年には「喜びの世界」がシングル・チャート1位となり、バンドは押しも押されぬ人気バンドにのし上がった。
人気絶頂にあった1972年、初の来日公演を行う。以後1973年、1975年、1993年にも来日している。
スリー・ドッグ・ナイトはアメリカン・タレント・インターナショナル(ATI)とブッキング・エージェント契約を交わしていたが、1972年10月に改めてウィリアム・モリス・エージェンシーとエージェント契約を結んだ。しかしATIは依然としてスリー・ドッグ・ナイトが自社に所属していると宣伝し続けて、さらにはブッキングの前金を受け取ったりしていたため、スリー・ドッグ・ナイトは1973年にATIに対して600万ドルの訴訟を起こした。
1973年初頭には、シェルミーが「明らかに解決不可能な問題が起きた」として脱退し、後任としてジャック・ライランドが加入した。
1973年後半、元ブルース・イメージのスキップ・コンテが2人目のキーボード奏者として加入、バンドは8人編成となる。
1974年後半になるとオールサップとスニードが脱退し、後任としてジェームズ・スミティ・スミス(guitar)とミッキー・マクミール(drums)が加入。オールサップとスニードは、ボビー・キンボール(vocal のちTOTO)と、先に脱退していたシェルミーとともに新たなバンド「SSフールズ」を結成した。
1975年、スミスはアル・シナー(元ルーファス&ザ・アメリカン・ブリード)に、ライランドはデニス・ベルフィールド(元ルーファス)に交代する。
1973年に発表した「サイアン」以降、バンドの人気は絶頂期を過ぎた感があった。
とくにそれが顕著になったのは、1975年5月に9枚目のスタジオ・アルバムとして「カミング・ダウン・ユア・ウェイ」をリリースしてからである。このアルバムのセールスは、高まるディスコ・ミュージック人気のあおりを受けて低迷。このためバンドは「Til the World Ends」をアルバムからの唯一のシングルとしてリリースして梃入れを図る。この曲はなんとかチャート最高32位を記録したが、これがバンド最後のビルボードトップ40ヒットとなった。
続くアルバム「アメリカ回顧録」もチャート最高123位と不振を極め、凋落に歯止めはかけられなかった。
この1975年以降はメンバー・チェンジもひんぱんに行われた。
まずはヴォーカルの一角、ダニー・ハットンの離脱である。
1973年後半以降、ハットンはドラッグとアルコールへの依存が深刻となり、レコーディング・セッションを欠席することも多くなっていたため、1975年後半にはバンドから解雇された。後任として加入したのはジェイ・グルスカである。
1975年7月、チャック・ネグロンがコカイン不法所持の容疑で逮捕される。すぐに1万ドルの保釈金で釈放され、その後告訴は取り下げられたものの、この件がきっかけとなってバンド内の人間関係が悪化する。
1976年前半、コンテが脱退し、後任として元ルーファスのロン・ストッカートが採用された。
1976年7月26日、バンドはロサンゼルスのグリーク劇場で公演を行い、これを最後に一旦解散した。
スリー・ドッグ・ナイトの特長といえば、やはり強力なヴォーカリスト陣であろう。
渋めでポップなロック・シンガーのハットン、ソウルフルで野性味あふれるウェルズ、艶やかなテナー・ヴォイスで黒人音楽に傾倒しているネグロン、と三者三様の持ち味を発揮した。
スリー・ドッグ・ナイトの音楽性のベースは、黒人音楽に対するリスペクトと、匂いたつようなブラック・フィーリングにある。しかしR&Bチャートにランクされたのは、意外なことに「喜びの世界」のみであり、それも最高46位にすぎない。しかしアダルト・コンテンポラリー・チャートには9曲ランク・インしている。彼らはアコースティックなサウンド、ファンキー・ミュージック、土臭いアメリカン・ロック、アダルト・コンテンポラリーなど、多彩な音楽性を内包しており、キャリアを積むにしたがってスマートに洗練されていった。そして幅広い世代に受け入れられる良質の音楽を生み出し続けたのである。
またバンドのレパートリーの多くが外部のソングライターによって書かれたものである。そしてそのソングライターのほとんどは、曲が取り上げられた時点では無名であった。
スリー・ドッグ・ナイトのレコーディング候補曲はヴォーカルの3人(ハットン、ウェルズ、ネグロン)が持ち寄り、多数決で決めていた。そして選曲した者がリード・ヴォーカルを務めるというやり方だった。これは彼らの音楽性の幅広さと、先入観にとらわれない確かな選曲眼を持っていたことの証明だと言ってよいだろう。
またスリー・ドッグ・ナイトが取り上げたことで注目されるようになり、のちにソロ・アーティストとして成功した者は、レオ・セイヤー(「ショウ・マスト・ゴー・オン)」、ハリー・ニルソン(「ワン」)、ランディ・ニューマン(「ママ・トールド・ミー」)、ローラ・ニーロ(「イーライズ・カミング」)、ポール・ウィリアムス(「オールド・ファッションド・ラヴ・ソング」「アウト・イン・ザ・カントリー」「ファミリー・オブ・マン」)、ラス・バラード(「ライアー」)、ホイト・アクストン(「喜びの世界」)などがいる。またシングル・カットはされなかったが、無名時代のエルトン・ジョンの曲(「レディ・サマンサ」「ユア・ソング」)もいち早く取り上げている。
<1981~現在>
1981年、ダニー・ハットン(vovcal)、コリー・ウェルズ(vocal)、チャック・ネグロン(vocal)、マイケル・オールサップ(guitar)、ジミー・グリーンスプーン(keyboard)、マイク・セイフリット(bass)、フロイド・スニード(drums)の7人編成で再結成。ジョー・シェルミー(bass)を除く6人のオリジナル・メンバーが結集した。
1982年にセイフリットがリック・スプリングフィールドのバック・バンドに加わるため脱退し、後任としてリチャード・グロスマンが参加。このメンバーでスカ風のアルバム「It's a Jungle」を制作し、1983年にパスポート・レコードからリリースした。
1982年から84年にかけては、ポール・キングリーとスティーヴ・エッツォのふたりのギタリストが、オールサップが出演できない時の代役を務めた。エッツォは、1984年後半に家庭の事情で脱退したオールサップの後任を務めている。
1984年にはフロイド・スニードが解雇されたほか、同年後半には病気で休養するグリーンスプーンの代役としてデヴィッド・ブルーフィールドが加入する。
1985年、ブルーフィールドの代わりのキーボード奏者として、元ポコのリック・セラッテ(のちホワイトスネイクなどに参加)が加入し、バンドはヴォーカルの3人とスティーヴ・エッツォ(guitar)、リック・セラッテ(keyboard)、スコット・マンゾ(bass)、マイク・キーリー(drums)によるラインナップでツアーを行った。ツアー後セラッテは脱退し、グリーンスプーンが復帰。この年12月には、薬物依存が再発したチャック・ネグロンが解雇された。これ以降のスリー・ドッグ・ナイトはハットンとウェルズのツイン・リード・ヴォーカル編成となり、ポール・キングリー(guitar, vocal)が復帰してネグロンが担当していたハーモニー・パートをカバーした。
1988年にはギタリストがキングリーからT.J. パーカーへ、ベーシストがスコット・マンゾからゲイリー・ムーンへ代わる。1989年にはギタリストがパーカーからマイク・クネオに、ベーシストが満ぞからリチャード・キャンベルに代わる。
1991年春、クネオに代わるギタリストとして、マイケル・オールサップが復帰。
1993年、キーリーの後任ドラマーとしてパット・バウツが加入。
1996年、キャンベルが脱退すると、キングリーがベーシストとしてバンドに復帰する。この年11月13日、スリー・ドッグ・ナイト2代目ベーシストのジャック・ライランドが45歳で死去。46歳の誕生日の2日前だった。
2002年3月26日、オリジナル・メンバーで初代ベーシストのジョー・シェルミーが死去。
2002年5月、アルバム「Three Dog Night with The London Symphony Orchestra」をリリース。これはロサンゼルスとロンドンのアビーロード・スタジオで、ロンドン交響楽団とともにスリー・ドッグ・ナイトのかつてのヒット曲を再録音したもので、2つの新曲「Overground」と「Sault Ste. Marie」も含まれている。
また、2000年の交響楽団の演奏を収録したDVD「Three Dog Night Live With the Tennessee Symphony Orchestra」も2002年5月にリリースされている。
2004年夏、1985年から88年にかけて在籍したベーシスト、スコット・マンゾがポール・キングリーの代役として短期間復帰した。
2004年10月、アルバム「The 35th Anniversary Hits Collection Featuring The London Symphony Orchestra」がリリースされる。このアルバムには「イーライズ・カミング」、「ブリックヤード・ブルース」、「トライ・ア・リトル・テンダーネス」、「ファミリー・オブ・マン」のライヴ・バージョンが収録されている。
2008年8月には、1972年と1973年にドイツのフランクフルトとロンドンのエドモントンで行われたコンサートの未発表ライヴ録音を収録した「Three Dog Night Greatest Hits Live」を発表した。
2009年10月24日、「Heart of Blues」、「Prayer of the Children」、「Two Lights In The Nighttime」の3曲をリリース。
2012年夏、ギタリストのオールサップが腸の病気で入院したため、キングリーはベースからギターに戻り、ダニーの息子ティモシー・ハットンがベーシストとして加入。
2014年夏、ジミー・グリーンスプーンが病気療養にはいり、代役としてエディ・リーゾナーが参加したが、グリーンスプーンは2015年3月11日にガンのため67歳で死去した。リーゾナーがそのまま後任を務めた。
2015年10月21日、コリー・ウェルズが74歳で死去。
2015年11月、元アソシエーションのデイビッド・モーガン(vocal)が加入。
2017年4月、エディ・リーゾナーに代わるキーボード奏者として、元フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズのハワード・ララヴェアが加入。
2021年8月、スリー・ドッグ・ナイトは久しぶりにツアーに戻る。この時にマイケル・オールサップはツアーに参加しなかった。オールサップは現在もスリー・ドッグ・ナイトのメンバーだが、ツアーからは引退している。
ダニー・ハットンによると、スリー・ドッグ・ナイトは2021年に新作の制作に取りかかったという。
【ディスコグラフィ】(☆=ライヴ・アルバム ★=コンピレーション・アルバム)
<アルバム>
1968年 ワン/Three Dog Night ※旧邦題「トライ・ア・リトル・テンダーネス スリー・ドッグ・ナイト登場」(US11位)
1969年 融合/Suitable for Framing ※旧邦題「話題の新星 スリー・ドッグ・ナイト・セカンド」(US16位)
☆1969年 白熱のライヴ/Captured Live at the Forum(US6位)
1970年 イット・エイント・イージー/It Ain't Easy(US8位)
1970年 ナチュラリー/Naturally(US14位)
★1971年 ゴールデン・ビスケッツ〜スリー・ドッグ・ナイト・アーリー・ヒッツ/Golden Biscuits(US5位)
1971年 ハーモニー/Harmony(US8位)
1972年 セブン・セパレート・フールズ/Seven Separate Fools(US6位)
☆1973年 アラウンド・ザ・ワールド/Around the World with Three Dog Night(US18位)
1973年 サイアン/Cyan(US26位)
1974年 ハード・レイバー/Hard Labor(US20位)
1974年 喜びの世界/Joy to the World : Their Greatest Hits(US15位)
1975年 カミング・ダウン・ユア・ウェイ/Coming Down Your Way(US70位)
1976年 アメリカ回顧録/American Pastime(US123位)
★1982年 The Best of 3 Dog Night
1983年 It's a Jungle(US210位)
☆1988年 Three Dog Night : Live
★1993年 セレブレイト〜スリー・ドッグ・ナイト・ストーリー1965-1975/Celebrate : The Three Dog Night Story, 1965-1975
★1999年 20th Century Masters - The Millennium Collection : The Best of Three Dog Night(US109位)
2002年 Three Dog Night with the London Symphony Orchestra
★2002年 ジョイ・トゥ・ザ・ワールド〜ベスト・オブ・スリー・ドッグ・ナイト/Joy to the World - The Best of Three Dog Night
★2004年 The Complete Hit Singles(US178位)
★2004年 35th Anniversary Hits Collection
☆2007年 Super Hits Live
☆2008年 Three Dog Night: Greatest Hits Live
<シングル>(★=リード・シンガー)
1968年 ノーバディ/Nobody(US116位)★ウェルズ
1969年 トライ・ア・リトル・テンダーネス/Try a Little Tenderness(US29位)★ウェルズ
1969年 ワン/One(US5位)★ネグロン
1969年 イージー・トゥ・ビー・ハード/Easy to Be Hard(US4位)★ネグロン
1969年 イーライズ・カミング/Eli's Coming(US10位)★ウェルズ
1970年 セレブレイト/Celebrate(US15位)★ハットン, ネグロン, ウェルズ
1970年 ママ・トールド・ミー/Mama Told Me Not to Come(US1位 UK3位)★ウェルズ
1970年 アウト・イン・ザ・カントリー/Out in the Country(US15位)★ハットン, ネグロン, ウェルズ
1970年 ワン・マン・バンド/One Man Band(US19位)★ハットン, ネグロン
1971年 喜びの世界/Joy to the World(US1位 UK24位)★ネグロン
1971年 ライアー/Liar(US7位)★ハットン
1971年 オールド・ファッションド・ラヴ・ソング/An Old Fashioned Love Song(US4位)★ネグロン
1971年 ネヴァー・ビーン・トゥ・スペイン/Never Been to Spain(US5位)★ウェルズ
1972年 ファミリー・オブ・マン/The Family of Man(US12位)★ハットン, ネグロン, ウェルズ
1972年 ブラック・アンド・ホワイト/Black and White(US1位)★ハットン
1972年 ピース・オブ・エイプリル/Pieces of April(US19位)★ネグロン
1973年 シャンバラ/Shambala(US3位)★ウェルズ
1973年 レット・ミー・セレナーデ・ユー/Let Me Serenade You(US17位)★ウェルズ
1974年 ショウ・マスト・ゴー・オン/The Show Must Go On(US4位)★ネグロン
1974年 シュア・アズ・アイム・シッティング・ヒア/Sure As I'm Sittin' Here(US16位)★ウェルズ
1974年 ブリックヤード・ブルース/Play Something Sweet (Brickyard Blues)(US33位)★ウェルズ
1975年 Til the World Ends(US32位)★ネグロン
1976年 Everybody Is a Masterpiece
1983年 It's a Jungle Out There
2009年 Heart of Blues
【メンバー変遷】
#1 1968
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
チャック・ネグロン(vocal)
ロン・モーガン(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
ジョー・シェルミー(bass)
フロイド・スニード(drums)
#2 1968~1973
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
チャック・ネグロン(vocal)
マイケル・オールサップ(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
ジョー・シェルミー(bass)
フロイド・スニード(drums)
#3 1973
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
チャック・ネグロン(vocal)
マイケル・オールサップ(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
ジャック・ライランド(bass)
フロイド・スニード(drums)
#4 1973~1974
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
チャック・ネグロン(vocal)
マイケル・オールサップ(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
スキップ・コンテ(keyboard)
ジャック・ライランド(bass)
フロイド・スニード(drums)
#5 1974~1975
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
チャック・ネグロン(vocal)
ジェームス・"スミティ"・スミス(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
スキップ・コンテ(keyboard)
ジャック・ライランド(bass)
ミッキー・マクミール(drums)
#6 1975
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
チャック・ネグロン(vocal)
アル・シナー(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
スキップ・コンテ(keyboard)
デニス・ベルフィールド(bass)
ミッキー・マクミール(drums)
#7 1976
コリー・ウェルズ(vocal)
チャック・ネグロン(vocal)
ジェイ・グルスカ(vocal)
アル・シナー(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
スキップ・コンテ(keyboard)
デニス・ベルフィールド(bass)
ミッキー・マクミール(drums)
#8 1976
コリー・ウェルズ(vocal)
チャック・ネグロン(vocal)
ジェイ・グルスカ(vocal)
アル・シナー(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
ロン・ストッカート(keyboard)
デニス・ベルフィールド(bass)
ミッキー・マクミール(drums)
#9 1981~1982
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
チャック・ネグロン(vocal)
マイケル・オールサップ(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
マイク・セイフリット(bass)
フロイド・スニード(drums)
#10 1982~1984
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
チャック・ネグロン(vocal)
マイケル・オールサップ(guitar)
※ポール・キングリー(guitar:オールサップの代役として 1982~83)
※スティーヴ・エッツォ(guitar:オールサップの代役として 1983~84)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
リチャード・グロスマン(bass)
フロイド・スニード(drums)
#11 1985
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
チャック・ネグロン(vocal)
スティーヴ・エッツォ(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
リック・セラッテ(keyboard)
スコット・マンゾ(bass)
マイク・キーリー(drums)
#12 1985~1988
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
ポール・キングリー(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
スコット・マンゾ(bass)
マイク・キーリー(drums)
#13 1988~1989
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
T. J. パーカー(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
ゲイリー・ムーン(bass)
マイク・キーリー(drums)
#14 1989~1991
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
マイク・クネオ(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
リチャード・キャンベル(bass, vocal)
マイク・キーリー(drums)
#15 1991~1993
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
マイケル・オールサップ(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
リチャード・キャンベル(bass, vocal)
マイク・キーリー(drums)
#16 1993~1996
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
マイケル・オールサップ(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
リチャード・キャンベル(bass, vocal)
パット・バウツ(drums, vocal)
#17 1996~2015
ダニー・ハットン(vocal)
コリー・ウェルズ(vocal)
マイケル・オールサップ(guitar)
ジミー・グリーンスプーン(keyboard)
ポール・キングリー(bass, vocal)
パット・バウツ(drums, vocal)
#18 2015~2017
ダニー・ハットン(vocal)
デヴィッド・モーガン(vocal)
マイケル・オールサップ(guitar)
エディー・リーゾナー(keyboard)
ポール・キングリー(bass, vocal)
パット・バウツ(drums, vocal)
#19 2017~2021
ダニー・ハットン(vocal)
デヴィッド・モーガン(vocal)
マイケル・オールサップ(guitar)
ハワード・ララヴェア(keyboard)
ポール・キングリー(bass, vocal)
パット・バウツ(drums, vocal)
#20 2021~
ダニー・ハットン(vocal)
デヴィッド・モーガン(vocal)
ポール・キングリー(guitar, vocal)
ハワード・ララヴェア(keyboard)
ティモシー・ハットン(bass, vocal)
パット・バウツ(drums, vocal)