マイロは今日で13歳
ディディエは明日で7歳
偶然にもお誕生日が一日違いの仲良し兄弟
キミたちがきて
人生の質が大きく変わった気がするよ
マイロは娘が高2の時に
どうしても室内犬が欲しいと言って、
翌年には進学で家を離れることは承知の上で
私が飼うことに協力を申し出た結果
我が家にやってきたワンコです
実はマイロは『代替えワンコ』でした
ものすごく可愛いビーグルと巡り会っちゃって
天使のような美しさに娘も私も一目惚れ
そのままお持ち帰りになってしまったワンコがいました
ところが帰宅する車の中で吐き続け
車酔いかと思ったのですが
帰宅しても食べ物は全く受付ず
吐くし、 下痢をしているし・・・
心配してペットショップに連絡したら
環境が変わると仔犬にはありがちなことなので
2~3日 様子を見てください…の返答でした
翌日も元気は良いのだけど
フードは全く食べないし
嘔吐と下痢は続いていました。
そしてその翌日の朝
吐しゃ物の中に
沢山の髪の毛ほど細い回虫が出たので
ペットショップにも連絡して
一緒に釧路市の病院まで
連れて行くことにしました
当時は牧場に住んでいたので
いつもより早く牛や馬の世話を終えて
病院が始まる時間めがけて出発したのですが
釧路に着く前に
天使のようなビーグル・ルークは
娘の腕の中で死んでしまいました
今 思い出しても涙が出るほど
可愛そうで可哀そうで・・・
遂に一度もご飯を食べることはないままに
虹の橋を渡ってしまった小さな命
ペットショップの方が亡骸を引き取って
返金すると言ってきたので
お金よりも次に元気なビーグルが入ったら
そのコをくださいと言って帰宅しました
個別で火葬したということだったので
遺骨も我が家で埋葬したいと申し出て
広い牧場の見渡せる場所で
歴代のペットたちが埋葬されているところに
手作りの可愛いお墓を作って埋葬しました
そんな悲しい出来事から一月半ほどして
我が家にやってきたのがマイロでした
ヤンチャで元気で食欲旺盛
マイロにはルークの分も
愛情をたっぷりと注いで暮らしてきました
ディディエが我が家にやってきたのは
私がフランス留学を終えて
帰国したその日でした
マイロのフードを買いにホームセンターに行ったら
そこに小さな茶色いアメコカがいたのです
当時は緑色の目をしていて
何だか見たことのあるような気がして
娘と 誰かに似てるね…なんて話していたのですが
(娘は私の留学中にパリに遊びに来ました)
その誰かが
パリの料理学校でお世話になったシェフだ!
と、 同時に気づいて笑っちゃいました
アメコカの前から離れられずにいる私たちを見て
お店の人が
『お目が高いですね~
この色のアメコカは滅多にいないんですよ~
もし気になるのなら今がチャンスですよ~』だって…(笑)
ちょうどオータムセール中だったんですね
名前はシェフにしようかと話し合いましたが
飼い主がパティシエなのに
飼い犬が その上を行くシェフ(「~長」の意味)っていうのは
まずくないか? と、 次男。
余談ですが
フランス語では現場監督も指揮者もシェフと呼ばれます。
一番 偉い人の意味なんですね
で、 結局 もっとストレートに
シェフのお名前を頂いちゃってディディエになりました
これは一昨年 パリの学校に戻った時に
シェフ・ディディエにディディエの写真を見せて
ご本人からも似ているとお墨付きをいただきました(笑)
早いなぁ
ディディエが来てからの7年間は
特にあっという間だった気がします
お誕生日は一日違いなので
お祝いはまとめて一回で。
手作りの安納芋ケーキ
この直後にマイロが飛びつきました・・・(-_-#)
危ない、 危ない
半分コしてあげました
マイロもディディエも
すごい勢いでした・・・
プレゼントには
近くにある会員制ドッグランの会員証
ちょうど新規入会の説明会があったので
お話を聞いて登録してきました
ボランティアベースの運営なので
犬好きの集まりで
利用者がいかにトラブルなく気持ちよく利用できるかを
深く追求した非営利ドッグランで
これまで行ったことのあるドッグランの中で
もっとも行き届いたシステムに深く感銘しました
年会費は運営上の経費分だけなのですが
夏にはプールまで設置しているのですよ~
ドッグランもスポクラも
徒歩圏内で
地域密着型の暮らしを楽しむことになりそうです(笑)