晴れてはいたけど冷たい風が吹いていました
去年の今頃は咲き始めていた沈丁花も
まだ固いつぼみのままです…
パリでの最後の日に
フォンテンヌブローに行きました
マリー・アントワネットもナポレオンも愛した城だそうです
マリー・アントワネットは
ヴェルサイユからここまで船で来たそうです
壁一面のタペストリーはゴブラン織り
お城の中のチャペル 2階席
一階はこんな感じです
細部まで手が込んでいます
本当にゴージャスです
火とかげはフランソワ一世のエンブレム
口から出ている炎が麦の穂になっています
民を飢えさせないという王様の気持ちだそうです
中庭
フランスの歴史に詳しいガイドさんが
沢山話してくれましたが
とても覚えきれるものではありませんでした
圧倒的に美しく、ゴージャスで、重厚で、
重機もコンピューターもない時代の
建築技術の素晴らしさに驚くばかりでした…
どれだけの日数と労力と経費がかかったのでしょう…
お土産売り場に鎮座していたカッコいいわんこ
よく見たら2700ユーロの値段がついていました
売り物だったんだ…
豪華絢爛ってこういうことを言うのでしょうか・・・
凄すぎて感想がうまく表現できません^^;
お金持ちっていうレベルではなく、
いくつかの国を持っていた人の別荘のひとつ
っていう感じでしょうか・・・
ホントにきらびやかでした
が、ヴェルサイユ宮殿と比較すると地味かも…
当時の貴族はどれだけお金を使えたのでしょうね。
そもそもどうして貴族なんて階級ができたのか
習った気がするけど納得はできていませんね。
フランス人の気質には「労働=奴隷のすること」が流れているとガイドさん。
したがって日本人のように仕事は美徳ではなく
仕事=苦役なのだそうです
こちらの話には深く納得しました。
私はこういう絢爛豪華は見るにはいいですが
住めないですね
質素な生活が好きです
むしろ自給自足の修道院に魅せられます
究極に削ぎ取った暮らしのほうが
精神が研ぎ澄まされる気がするのです。
ふあ~ 私、まだまだだ…