猛暑が戻ってきた東京です
涼しい日々が続くと
このまま秋に・・・なんて思うけど
そんなに甘くないですね
まだ八月なのですから…
毎朝のお散歩でよく目にするのが
緑のカーテン・フウセンカズラ
ゴーヤも一緒に実っています
別の散歩道は都電沿い
自然に種が落ちたのか
誰かが植えたのか分かりませんが
色んな植物がみられます
懐かしいものを見つけました
ジュズダマです
両親ともに都心の出身で田舎を持たない私は
幼いころに祖母の田舎に連れて行ってもらうのが
何よりも楽しみでした
田舎と言っても世田谷なのですが
その頃の世田谷は畑や野原があったので
おてんば娘には格好の遊び場だったのです
バス停の近くにはジュズダマがいっぱいあって
帰りにはバスを待つ間に熟して固くなった実を
沢山採って器用な祖母にお手玉を作ってもらっていました
今でもあるのですね・・・
新しい仕事に就いて間もなく
気管支炎になってしまい
休みたいとも言えず抗生物質と咳止めで
頑張ってきましたが
3週間を経て咳が抜けないので
またまた病院へ行きました
これだけ抗生剤を服用しても改善されないのは
他に原因があるかもしれないとのことで
CTスキャンを撮りました
すると右肺の心臓に隣接したところに
1cm位の影が映ったのです
これは通常のレントゲンでは心臓の陰になり
見えない場所だったのです
肺炎か結核か腫瘍が考えられるとのことで
採血をしたり痰の検査をすることになりました
癌が疑われる影は今回で二度目です
一度目はマンモグラフィ検診で左乳房に見つかりました
その時のドクターは8~9割の確率で癌ですといって
細胞検査をしました
2週間 ドキドキしながら過ごして結果を聞きに行きました
結果は良性のものだったのですが
その時のドクターは
『あれれ・・・ 悪性じゃなかったね・・・』って…
私はもう泣きそうでしたよ
どんな気持ちで私が2週間を過ごしたか・・・
ちょうど家を建てている最中で
自分の家族から遠く離れた土地で
手術ってことになったらワンズはどうしようか…って
本当に真剣に考えて過ごしたのですから。
今回は影のサイズが癌であるとしても
腫瘍マーカーに反応するかどうかのギリギリのサイズで
今のところ腫瘍マーカーは正常値なので
もう少し様子を見ないと判断がつかないとのこと
肺炎なら抗生剤で治るし
癌なら大きくなるから判断できるそうです
結核は痰を調べれば分かるそうです
いずれにしても医療が進歩して
今は早期発見に努めれば
癌も治る病気です
それでも癌と診断されるのは怖い
二人に一人はかかる病気だから
決して稀なことではないのにね・・・
仕事に就いたばかりでこれか…
そう思うと何だか情けなくて
さすがに凹みました
ただでさえ不慣れな仕事
それに体調不良と薬の副作用
続けていいのかなぁと弱気になっているこの頃です
キミたちがいるから頑張れる