今日が駄目でも明日はうまくいくかもしれない~If today will not tomorrow may.

たとえ競馬がはずれても、その悔しさがきっと来週の万馬券に繋がるのです。そんな前向きな愚痴日記。

「僕達急行 A列車で行こう」を観てきた

2012-03-26 18:19:19 | 映画
例の占い師、出てきましたね~
いよいよ面白くなってきました。

この胡散臭い占い師
興味あります




弘美です。


先週末「僕達急行 A列車で行こう」を観に行ってきました。
最近邦画が面白いというわけで「ロボ爺」の次は、公開したてのこの映画。
鉄道に無知な私でも楽しめた心地よい一本でございました。

森田芳光監督は昨年の12月に61歳という若さで逝去され、この映画が遺作となってしまいました。私が高校生だった頃、まだ映画も2本立てで見ることが出来た時代で、記憶が正しければ、時をかける少女と一緒に観られたのが森田監督の探偵物語でした。もう何十年も経ってしまいましたが、田舎の高校生だった私には憧れの都会のお洒落な夢物語として観た、いまだに心に残ってる作品です。ですから、そのあまりに急なニュースにショックを受けました。森田監督は名前だけでお客が呼べる数少ない監督です。まだまだこれからだという人を失うことは映画界にとって大損失。本当に本当に残念。

その監督が長年温めてきた念願の映画だという「僕達急行 A列車で行こう」。
鉄道オタクの大手不動産会社「のぞみ地所」に勤める小町(松山ケンイチ)とこれまた鉄道オタクの小さな鉄工所の息子の小玉(瑛太)がふとしたきっかけで出会い、友情を育んでいくイイ意味でゆるいコメディタッチの映画です。先程も書きましたが、私は全く鉄道系には興味がないのですが、そんな人間でも楽しめるほんわか映画でした。

ストーリーは都合よく進んでいくのですが、そんなうまいこといくわけないよ~って思いながらも、その流れがまったりで心地よいです。その空気感が「釣りバカ」ぽくって、もしかして監督はシリーズ化を考えていたのかなあ。今回は九州地方でしたが、北海道、東北、北陸、関西とどんどん考えられますもんね。

そういえば、小町、小玉、あずさ・・・と出てくる人たちの名前が全部鉄道の名前。最後に出てきた外人の名前もビックリ。監督、細かいなあ。場内、ドッカン笑いはないのですが、最後までクスクス笑いが絶えませんでした。

それにしてもオタクまでいかなくても、男の人って電車とか好きですね。老若かかわらず男の人が多かったです。

この日は朝から雨が降っていたのですが、映画が終わり外に出れば青空!この映画の空気をそのまま纏いながら気持ちよく帰れた私でした。



監督が撮った「間宮兄弟」DVD借りて観てみようかな。

人気ブログランキングへ