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チャーリーは、わが家の10才になるヨークシャーテリアです。
2・3か月前に、目の下の毛が白髪になったことに気が付きました。よく見れば、ほかの場所も白髪になっているようです。
犬は、目があまりよく見えないそうです。色もあまりよくわからないようですし、静止したものは見えにくく、動くもののほうが見えるそうです。
その代わり、聞くことと、嗅ぐことには、とても敏感だということです。
チャーリーも、雷や花火やバイクの音にとても敏感で、怖がったり吠えたりして反応していました。
ところが、この頃、雷が鳴っても、お昼寝から目覚めないことがあります。
先日、私が出かけて帰ったときに、車の音が少し聞こえたのか、窓からのぞいていました。玄関に迎えに来るかと思ってドアを開けると、いませんでした。
居間に入ると、お昼寝していたので、びっくりです。その時、ああ、チャーくんは年をとって耳があまり聞こえなくなっているのだと、実感しました。かわいそうにと、私の心は打ちのめされてしまいました。
でも、この頃は、頭を布団から出して、私のベッドで一緒に寝ています。子犬のころから誰にでもなつく愛らしい犬でしたが、一緒にベッドで頭を並べて寝るなんて、そこまで親しみのあることはしませんでした。
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今は、家族や家に来る人に、若いころより親しみをこめて接します。それも年を取ったからなのだろうと思います。いろいろなことを理解して、愛らしさは子供のころより増えたように思います。
でも、年を取るのは、やはり悲しいことですね。いろいろ不自由なことが増えてきますから。愛らしさがおおきくなるから余計に寂しい気持ちになってしまいます。
私も、この頃は、こんな洋服を着ると、顔と不釣り合いなのではないかと、よく悩みます。華やかな洋服が好きな私が、ちょっと地味目になっていくのも、年のせいなのでしょうね。
年を取ることは、よいこともありますが、やはりちょっと悲しいことですね。