最近、ファンタジーを読んでいます。児童書からの続きという感じで読み始めましたが、それは心躍らせる物語で、私は今、夢中になっています。
「グイン・サーガ」「図書館の魔女」「八咫烏シリーズ」今はまた「十二国記」を読んでいます。
多くの主人公は、国を作ることに心を向かわせ、自分の個性を発揮して、夢のような国を作り上げていきます。そこまでには、心躍らせる物語や心震わせる人とのつながりなどが描かれていきます。
そんなの夢物語だといえば言えるでしょう。でも、私はそれに心を奪われています。現実には起こりえない事件や人とのつながりなどに、こんな風だったらどんなに心が満たされるだろうと思うのです。
自分の現実を見渡せば、薬を飲んでごまかしながら、日々の生活をぎりぎりやっています。100才になる母と15才のチャーリーの老いへの手助けをするだけで、もう毎日がいっぱいなのです。
何を望んでいるかと問われれば、映画館でいっぱいに広がった画面を、ああーと感嘆の気持ちで眺めること、お芝居やオペラに行って、俳優や歌手の表情や声を見たり聴いたりすること、飛行機の上から雲を眺めること、列車に乗って知らない街を探検すること、そんなことなのです。
ただ、自分の現実の時間からぴょんと飛び出して、私自身がそれを経験したいのです。
体の具合だけでも、それは難しいことです。長い時間、歩けないし、横になることもできないのですから。
ファンタジーに心を躍らせることしかできない今の状況を、自分でもよくわかっているし、人は自分の人生を自分のようにしか生きられないということもよくわかっているのです。
今の私の有様を受け入れて、物語の時間を楽しむことができるだけでも、よいとしなくてはなりませんね。
お母様やbeautiful-sunsetさんのお加減はいかがですか?
私の方、ブログには書いていなかったですが、3年前に子供が2kmぐらい離れた所に引っ越してきました。以来、病院関係は全部任せています。
夫の手術は2月下旬。10日間の入院予定です。ステージ1なので大丈夫と思いますが、年ですからね。
私は変わらずいくつかの症状に悩まされていますが、なんとかかんとか最低の家事をこなしています。
脚ブルブルなので洗濯物は室内干し。1日2回は限界になってベッドで目をつぶる。という具合ですが。
これもブログには書きませんが、昔見た映画を思い出してはウィキをたどり、あ~そういう映画だったのかと新しく発見したり。あなたが読まれたファンタジーを検索して、あらすじを読んだり。もう本は読めなくなったので、細切れにPCを眺めています。
それではまた。夜いつも祈っています。
子供さんが近くにいらっしゃるのはとても心強いですね。病院だけでなく、気持ちも穏やかになっていらっしゃるでしょう。
ご主人の手術は心配ですね。寝ていらっしゃる時間が長くなると、歩けなくなったりするのではとこちらも心配です。手術が無事終わること願っています。
空さんの具合もあまりよくなくて、こちらも心配です。ゆっくりできることをするより仕方ないですね。
私もあまり具合がよくなくて、腸の状態が変だなと思ったりしているところです。自分の体が少しずつ痛んできていると思います。
母のほうは、100才なのに、元気です。すごいなと思いますが、物忘れには、閉口しています。でも、仕方ないですよね。100才ですから。
私も映画をいろいろ観たりしていますが、昔感動した映画がそれほどでもないということもあります。この頃は明るいコメディがいいと思います。心が繊細に動くコメディがいいですね。
自分の辛い現実があって、そういう風なら、明るいものがいいよねと思います。力を見せつけるものも、こんなのドラマよね、と思いながら、楽しんでいます。
空さんの日々が穏やかに過ごせますように。明日から寒くなりそうですから、気を付けてください。ではまた。