BEELUCK(ビーラック)店主の拙いけれど真実を語る健康小話

BEELUCK(ビーラック)の店主が自身の経験と知り得た情報を元に「真の健康」について、コツコツとお話しするブログ。

牛乳は骨を溶かす?!(2)

2007-09-12 17:49:32 | Weblog
 「牛乳は骨を強くする」というデータがなく、「牛乳は骨を溶かす」ということになりますと、次に考えねばならないことは「骨を強くするにはどうすればよいか」ということになります。

そこで、前前回の「骨はカルシウム(Ca)の貯蔵庫」に出てきました
■血液中のCaは体液のpH(酸性、アリカリ性の度合い)を調整するなどいろいろと大切な働きをしたあと便となって排泄されますが、
●一部は野菜に含まれるミネラルなどの働きで骨に貯蔵されます。

骨に貯蔵されているCaは
▲1) 血液中のCaが不足すると当然のことながら骨から溶けて出て不足を補いますし、
▲2) 体液のpHが酸性に傾くと、カルシウム(Ca)はアルカリ性なのでpHの調整をするために骨から血液中へ溶け出していきます。
を読み直していただくと、
上の●を大きくし、▲2)を小さくすればよいことにお気づきになるでしょう。
●を大きくするには、穀物、豆、野菜、海藻などでカルシウム(Ca)とミネラルを摂るようにし、
▲2)を小さくするには、牛乳をやめて肉食も減らし、大豆などの植物タンパクを多く摂ることです。

因みに、欧米ではすでに牛乳の広告は法律で制限されていますから、「牛乳は骨を強くする」といった広告を見ることも、聞くこともないというのが実情です。

日本という国は、数多くの薬害事件、狂牛病事件においてもしかりで、行政府を初めすべてといっていいくらいに安全に対する認識が甘すぎます。

自分の安全に関する情報収集、判断、管理は自分自身でするしかないのです。
ある事象に対する国の見解が「問題なし」といっているからといって、もしもその事象により自分に問題が生じたら困るのは他の誰でもなく自分自身です。


自分の健康、安全については、自分自身で勉強し、管理し、そして自分自身に対して自分自身で責任をもつことが必要であり、最重要なのであります。
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牛乳は骨を溶かす?!(1)

2007-09-11 21:20:59 | Weblog

小学校を含む世間一般では「骨を強くするために、牛乳を飲みなさい。」と言っていますし、確かに牛乳には子牛を短 期間に十倍の大きさにするほどのカルシウム(Ca)が含まれています。

「しかし」というか、「ところが」というか、牛乳は動物性の蛋白質そのものですから、飲むほどに体液を酸性にします。
前回の「骨はカルシウム(Ca)の貯蔵庫」に出てきました 骨に貯蔵されているCaは、
▲1) 血液中のCaが不足すると当然のことながら骨から溶けて出て不足を補いますし、
▲2) 体液のpHが酸性に傾くと、カルシウム(Ca)はアルカリ性なのでpHの調整をするために骨から血液中へ溶け出していきます。
の▲2)の理屈通りに骨からのカルシウム(Ca)の流出を促進します。

 「牛乳は骨を強くする」という言葉は誰が言い始めたのかよくわかりませんが、実際にそのことを証明するデータはこの世の中に存在しないのです。
それどころか、高齢者の大腿骨の骨折率を欧米と日本とで比較しますと、牛乳を日本人の3、4倍は多く飲む欧米人が、日本人の2倍以上も骨折しているといった資料があるというのが、本当の話なのです。

「牛乳を飲むほどカルシウム(Ca)は骨から出ていく」というのが真相なのです。
そのわけは、牛乳は動物性の蛋白質そのものだから、飲むほどに体液を酸性にするからです。

前回の「骨はカルシウム(Ca)の貯蔵庫」を読み直していただくとけっこうかと思います。

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骨はカルシウム(Ca)の貯蔵庫

2007-09-10 17:55:59 | Weblog
骨で骨格が形成され、その骨格を元に肉体が形づくられていることは誰でもが知っていることです。

ところで、多くの方が子供のころからカルシウムをたくさん摂らないと骨が丈夫にならないよと言われた経験をおもちだと思いますし、実際に大きく丈夫な骨格になるにはカルシウムがおおいに必要ですが、カルシウムが身体に必要且つ大切な本当の意味は血液中に溶けた状態のカルシウムの働きにあります。

■血液中のCaは体液のpH(酸性、アリカリ性の度合い)を調整するなどいろいろと大切な働きをしたあと便となって排泄されますが、
●一部は野菜に含まれるミネラルなどの働きで骨に貯蔵されます。

骨に貯蔵されているCaは
▲1) 血液中のCaが不足すると当然のことながら骨から溶け出て不足を補いますし、
▲2) 体液のpHが酸性に傾くと、カルシウム(Ca)はアルカリ性なのでpHの調整をするために骨から血液中へ溶け出していきます。

ポイント
・体液を酸性にする代表は「動物タンパク」と「砂糖などの甘味」です。
・カルシウムが骨から血液中に溶け出るのを抑制するのは女性ホルモンです。
「動物タンパク」と「甘味」の摂りすぎが良くないこと、特に女性の場合、加齢により女性ホルモンが減ると骨が弱くなることがお分かりになると思います。

加齢とともに重要度がどんどん増してくる「骨密度」は●と▲の差し引きで決まります。

■と●に必要十分な量のカルシウムを摂取することと、ポイントに注意して▲が多くならないように日日努力することが丈夫で健康な骨、身体をつくり出し、維持するのに大切な事だと言うことをよく理解し、実行しなくてはなりません。
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骨の半分は蛋白質

2007-09-09 17:55:38 | Weblog
前回の「骨粗鬆症」の中で、[以前に 微量ミネラルの必要量と不足で生じる障害の一覧をご紹介した中にカルシウムがあり、カルシウムという言葉はテレビの影響から現代では幼稚園、保育園前の年齢の子供でも口にできるくらい一般的なミネラルの一つであり、骨に関係があるものだということもよく知られていることです。]と、書きました。

ところで、「骨はカルシウムからできていると思いますか?」と問われたらほとんどの人が「はい」と答えるでしょう。

確かにカルシウムは骨を形成する大切な要素ですが、骨はカルシウムだけでできているのではありません。

骨のカルシウムとは骨壷に納める「お骨」のことで、生きている時にはあんなにパサパサした状態のものであっては硬さはあっても強さがなく骨として身体を形成して支えることができません。

骨を強くしているのは蛋白質、即ち膠質(ニカワシツ)の粘着力です。
蛋白質は火葬場で焼かれる時に燃えて煙突から出ていってしまいますから、骨が蛋白質だとはなかなか気がつかないのですが、 骨の成分はカルシウムと蛋白質とがちょうど半分半分になっている状態です。

このことから骨を強く丈夫にするには、カルシウムを補給するだけではだめで、良質の蛋白質(植物性の蛋白質がより良いのです)が必要だということがお分かりになると思います。

最近は昔と違い、お年寄りだけでなく小学生をはじめ若い年齢層の中にも簡単に骨折する人がすごく増えていることがよく言われていますが、これらのこととおおいに関係があるのです。
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骨粗鬆症(コツソショウショウ)

2007-09-08 16:53:54 | Weblog
以前に 微量ミネラルの必要量と不足で生じる障害の一覧をご紹介した中にカルシウムがありましたが、カルシウムという言葉はテレビの影響から現代では幼稚園、保育園前の年齢の子供でも口にできるくらい一般的なミネラルの一つであり、骨に関係があるものだということもよく知られていることです。

その骨とカルシウムの関係という話の中で、テレビの広告を含め最近よく耳にする言葉は「骨粗鬆症(コツソショウショウ)」という言葉ではないでしょうか。
しかし、よく耳にする言葉の割にその定義はというとあまりよく知られていないのが現実だと思います。

又、漢字で書きなさいと言われても、「鬆」という文字などは直ぐに書けるものではなく、その意味を調べ理解できても簡単に書けるものではないのがごく普通ではないでしょうか。

その定義はといいますと、三十歳代の何千人もの骨密度を測定した数値の平均値を100とし、その80%までは正常、80%未満70%までを要注意、70%未満を「骨粗鬆症」と診断するというものです。

この基準からしますと、現代の日本女性では50歳代で5人に1人、60歳代で3人に1人が、そして70歳代では何と2人に1人が骨粗鬆の状態にあると推定される状態です。

人間は歳をとると骨が弱くなるということは、個人差があるものの自然の成り行きですが、特に女性の場合、骨に含まれるカルシウムが溶け出ることにより体液及び血液の状態を調整する機能に女性ホルモンが主として働いている関係で閉経後に骨密度が低下することが明らかになっています。

最も問題なのは、どんどん高齢者が増えるなかで、高齢者の骨折入院が最近では年間10万人をはるかに超えているという現実です。
そして、寝たきりの状態になっている老人の2割以上が大腿骨などの骨折がそのきっかけになっているそうです。

誰もが寝たきりの状態にはなりたくありません。
それには何よりも「骨粗鬆症」ですよと言われないようにすることです。

あなたなら、どうしますか?
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突然ですが、やっぱり海水は良いものです

2007-09-07 21:40:47 | Weblog
6年前の2001年の夏のことになりますが、当時小学5年生の我が子が学童保育の一泊のキャンプで姫路市の無人島へ行ってきました。

毎月参加しています龍谷大学の野外活動クラブ(NAC)の学生さんに連れてもらいます活動をはじめ今までのキャンプとかですと、アトピーの肌の状態が多かれ少なかれ悪くなって帰ってきていましたので、そのときもいつもと同様でどんな皮膚状態になって帰ってくるやらと心配していましたが、帰ってきた子供の足を見て、親二人が同時に驚きの声をあげました。

「ええっ、行く前よりきれいやん!!」

言った瞬間に、ああ、これは海水のせいだなとピンときました。

本当に、行く前よりも肌がつるっとして状態もよく、色もきれいになっているのです。

昔から、あせもとか切り傷なんかは海にはいれば、すぐによくなると聞いていたことを思い出しました。

やっぱり海水は良いものですよ、海辺に生活してられる皆さんがうらやましいです。

早速に、自然塩を「ユニシー」(現在は、「湯まいるど」)で脱塩素した浴槽の水に溶かして試してみようと思いつきながら仕事に追われて実行できませんでしたが、時が移りすぎてはいるものの理屈に変化はありませんのでどなたかやってみようと思われる方はおられませんでしょうか。

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微量ミネラルの重要性(3)

2007-09-06 18:53:02 | Weblog
普通世間一般の生活においては、食塩は化学的に製造されたNaClを食べている人がまだまだ多いと想像しますが、最近では化学的合成物のNaClが健康によくないといったことなどの情報がテレビの健康に関する番組などを通していろいろと伝えられています。

もちろん、地方によっては昔からずっと天然の塩を食していると言われる人もたくさんおられることではありますが。

子供の頃に毎日のように見ていた食塩の容器に日本専売公社、NaCl100%(?)と書かれていたことを今でもよく覚えています。

当時は何の疑問もなく、父親がとにかくよく何にでも多量の食塩、醤油をかけて食事をしていた記憶が今もはっきりとあります。
関連性がどれだけあるかは定かではありませんが、その父親は67歳で脳梗塞で亡くなりました。

その一方で、私自身が中学3年の時に急性腎臓炎にかかり、薬包紙に包まれた塩(NaCl)を1日に2gだけ与えられ、3食の食事といってもご飯だけですが、3回に分けてふりかけて食べたことを父のこと以上によく覚えています。

あれこれ言うまでもなく、塩分が身体に必要なものであることはよく分かっていても摂り過ぎると悪影響があり、化学的に製造されたNaClではなく苦汁(ニガリ)を含む天然の塩を食するのが良いことは現代の常識と言ってもよいくらいだと思います。

苦汁の成分の主体はマグネシウムであり、このマグネシウムの不足は筋肉のけいれんをおこしますが、それが心筋であればご存知の心臓麻痺です。

皆さん、食塩は天然塩を食しましょう。

微量ミネラルのまとめとして言えることは現代における一般的な農作物には昔のものほどミネラルが含まれていませんから、適宜、栄養補給食品でミネラルを補うことが必要になってきてしまっているということです。
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微量ミネラルの重要性(2)

2007-09-05 16:59:16 | Weblog
前回、人間の身体の各組織、器官が活動し、機能するうえで酵素が重要な役割を演じていて、その中心として関与しているのが微量ミネラルであり、その微量ミネラルの必要量と不足で生じる障害について書きました。

学校で習ったことを思い出される方もおられるかと思いますが、血液中で酸素を運ぶヘモグロビンには鉄が必要ですし、神経の伝達にはカリウムが必要です。

昔から成人病の親玉のように言われています糖尿病で毎日ご厄介になる血糖値と関係あるのはインスリン、即ち患者さんにとっては神様のような存在ですが、そのインスリンの中心には亜鉛がありますし、私達の身体を構成しています細胞が正常な状態で生きていくための基本活動である新陳代謝にも亜鉛が必要です。

各種微量ミネラルの中でも亜鉛が最も重要ととらえ、「真の健康を考える店」では一般に多く売られています無機亜鉛より吸収率が抜群に高い主原料が酵母亜鉛である有機亜鉛補給食品の「スーパージンク」を取り扱っております。
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微量ミネラルの重要性(1)

2007-09-04 21:44:31 | Weblog
人間の身体の各組織、器官が活動し、機能するシステムにおいては酵素が重要な役割を演じていて、その中心として関与しているのが微量ミネラルであることはテレビでの宣伝、広告などで周知のこととなってきています。

微量ミネラルの必要量と不足により生じる障害を記します。(吉岡英介著「アトピー解決篇」より)

ナトリウム
1日の必要量:1~10g
不足により生じる症状や病気:元気がない、筋肉けいれん、食欲がない、もうろうとする

カリウム
1日の必要量:2~4g
不足により生じる症状や病気:筋肉脱力、しびれ、腸の動きの減少、不整脈、渇き

カルシウム
1日の必要量:0.5~1g
不足により生じる症状や病気:骨がもろくなる、筋のけいれん、しびれ、うつ病傾向、興奮、皮膚・爪の発育が悪い

マグネシウム
1日の必要量:250mg
不足により生じる症状や病気:落ち着きがない、けいれん、ふらつき、不整脈、手足の痛み


1日の必要量:10~18mg
不足により生じる症状や病気:貧血、脱力、無気力、めまい、動悸

亜鉛
1日の必要量:10~15mg
不足により生じる症状や病気:発育が遅れる、性的発育が遅れる、味覚異常、皮膚炎


1日の必要量:1~3mg
不足により生じる症状や病気:貧血、発育不良、ちぢれ毛、血管がもろくなる、骨がもろくなる

クロム
1日の必要量:0.3mg
不足により生じる症状や病気:糖尿病になりやすい、動脈硬化になりやすい

ヨウ素
1日の必要量:0.1~0.14mg
不足により生じる症状や病気:甲状腺が腫れる、だるい、むくむ、発育不良

ミネラルの名前は最近ではごく普通によく耳にするものが多く、症状や病気の内容については自分は健康で医者にかかったことがないという人以外はどこかで目や耳にしたり、はっきりと医者に言われたという経験がある人もたくさんおられるのではないでしょうか。

以上のことから何をどのように感じ、考えられるかは人それぞれですが、自分自身や家族の健康に関心がある方なら何か得るものがあるのでは・・・・・・・・・・・。
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タバコはやめるべし

2007-09-02 11:58:53 | Weblog
タバコが健康に影響する生理的な理屈を簡単に説明してみます。

人間、息をとめていると直ぐに苦しくなります。
なぜなのか、分かり切っていることですが、身体[細胞](即ち、生命維持)に必要な酸素が不足するからです。

いい換えますと、呼吸をしているということは吸った空気中の酸素が瞬時の連続で欠ける時なく肺、心臓を通って血液によって身体の隅隅にまで運ばれているのです。

ところで、タバコを吸いますとタバコの成分は同様の理屈により瞬時に血液中に溶け出して全身に行きわたります。

どのような状況かを端的に表現しますと、毛細血管では血流がとどこおり、赤血球は異常に変形あるいは結合してかんじんの酸素を運べなくなり、結果、細胞は酸欠状態に陥ってしまいます。

このような展開から細胞は力がなくなって他からの攻撃にさらされることになり、なかでも外部との接触点となる肺はタバコの成分に直接攻撃されることにより、ことさらガン化が促進されることになるのです。

これとは違った見方の話ですが、小腸の壁面にあります絨毛は栄養を吸収する機能をもつすぐれものですが、非常に敏感で、ある種のちょっとの刺激でへたってしまいます。

ある種のひとつがタバコです。
タバコは絨毛をへたらせ、栄養の吸収を妨げます。

ガンになるとこのことが更に重要な意味をもってきます。

タバコはやめるべしなのです。
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タバコから健康を考える

2007-09-01 11:56:25 | Weblog
タバコが健康に悪い影響をおよぼす(特に肺がんの原因として)ことが言われ出してからかなりの年月が経ちますし、現在のアメリカではタバコの製造会社が消費者からの訴えにより、1件で何億、何十億円、何百億円というお金を払わされており、このような訴訟が全国で次々と起こされるという展開が続いているのが現状です。

明治以来の伝統(?)でしょうか、日本では何事もアメリカの何年かあとで同じ現象が起こる、見られると言われていますが、このタバコの害についてはどうなることでしょうか。

「タバコと健康」のことから「健康の根本」について少し考えてみます。

人間には人権と称します権利があり、正常に機能している集団、国家においては程度の差こそあれ、それが認められていますし、現代の日本では権利と義務という言葉は小学生でも知っていることです。
(ただ、言葉のもつ意味を誤解したり、はき違えている人があまりにも多いのが気になりますが。)

タバコを例にしてみますと、人はタバコを吸う権利と逆に拒否する権利を持っています。
そしてまた、禁煙と指定された場所でタバコを吸わないことは誰もが守らねばならない義務であります。
(義務を守らない、守れない人間があまりにも多いのは実になさけないことですが)

このような原則論は横に置くとしまして、人の権利の一つとしてタバコを吸うことが認められているからでしょうが、これだけタバコが良くないものだと分かってきた時代でもお医者様は患者に「タバコをやめろ」とは言わないですね。

仮にそのようなことを言うとしましても、「やめないと命の保証はできないよ」といった言い方で、結論は患者本人に任せます。
そう、
何事も自分のことは自分で決める、決めねばならないのです。
自分の健康は自分で考え、自分で守らねばならないのです。

その理由、根本につきましては、2001年に「真お健康を考える店」をオープンするときに、開店の趣旨の冒頭に書いておりますが、それ以降の多くのお客様他の方々とのやりとりと勉強の結果、人それぞれが環境問題等の自分をとりまく状況にあまりにも無関心であり、自分本位な考え方で行動していること、そして環境の問題、介護の問題の根本にあるものは人間という形而上学的存在であり地球上で最も身勝手な生き物の健康、生命にかかわる事象であることに思い至りました。

そして更に人間はひとりひとりが自分の行動はもとより自分の全てにもっと厳しく責任を持たねばならず、その責任を持つことの根源になるものは個人の健康であり、個人個人が健康で長生きできることであるというところに行き着きました。

何のため、誰のための健康かを各人がもっともっと考える必要があるのです。

年齢をかさねてから、「ああ、こうしとけばよかった」では、遅すぎます。
一生を通しての健康は今現在の年齢とは関係なく、人それぞれのまさに今の今が大切なのであり、決断と実行がキーポイントなのです。
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肌荒れも[ダイエット=正しい食事]で

2007-09-01 11:43:23 | Weblog
肌荒れの原因をいくつか挙げてみます。

・皮膚の細胞に正しい栄養が届かない。
・肉食過多により腸の中で発生する有毒ガスや、食品添加物、薬などに含まれる或いはそれらの一部分が変性してできる化学毒が血液中から皮膚に吹き出たり、滲み出てきたりする。
・皮膚細胞で発生する老廃物が正しく除去されていない。

これらのことは、食生活を改善して正しい栄養を摂るようにすること(即ち、ダイエット=正しい食事で)と継続して適度の運動することにより改善できることであり、やってみると半年から一年もしない内に(本人の問題意識の程度とやる気の度合い、意志力による継続性の違いにより保証はできませんが)、肌は自分でも驚くほどにきれいになりうるものです。

また、外部からは、水道水に含まれる塩素が入浴や洗髪のたびに、肌と髪の毛を傷つけています。
近年、専門家の研究からこの水道水に含まれる塩素が「老人性のかゆみ(老人性掻痒症)」や「主婦湿疹」の主たる原因の一つだということがはっきりしてきています。

また、これも最近テレビで取り上げられるなどして一般にも知られてきていますが、太陽の紫外線も皮膚の大敵であり皮膚を傷つけます。改めて言うまでもありませんが、皮膚を傷つけるということは塩素も紫外線も皮膚細胞内に活性酸素を生み出して、皮膚を老化せるということです。

南半球のニュージーランドでは太陽の紫外線によるガンの発生が国全体の問題となり、紫外線から身を守るため学校では昼の屋外への外出を制限したり、つばの広い帽子をかぶるなどやっきになっているという状況なのです。
日本はニュージーランドほど太陽に近くはありませんが、最近の太陽光は私の子どもの頃とは比較にならないほど強いものであり、要注意の状況になっていると考えます。

簡単に自分を守る方法である次の二つは直ぐにでも実行可能です。
1)水道水の塩素は除去する。
2)外出時(特に5月から10月)は帽子、日傘など工夫をして紫外線を避ける。

健康で長生きしないと意味ないじゃん!と、どこかの誰かが叫んでいるようです。

広い意味でも狭い意味でも生活環境は悪化する一方であり、良い健康状態を維持することがますます難しくなってきている現代社会においては、最近よく耳にするようなった予防医学を取り込み、極力医者の世話になることなく健康で長生きすることの重要性は高まるばかりであり、健康は自分のためだけでなくまわりのみんなに関係していることを改めて考え直す必要が大、大、大であります。

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