生ビールのヒ・ミ・ツ。

「シントリのビールはナンだか旨い！」


と、感じていらっしゃる方。

そう！その通りごもっともな感想です。だって・・・


「美味しくなるコツ」


ウチら夫婦は知ってるんですもの～

それを踏まえて提供している生ビールは当然美味しくなっちゃうのです。



コレも知ってる？シリーズと言っていいでしょう。

キーワードは　「ウチら好みの生ビール」


基本的に、我々夫婦が美味しいと思うものをお客様に提供したいので生ビールにも色々工夫しております

まずは、日々の　“洗浄”でございます。

毎日必ず行うのですが、サーバーとビール樽をつなぐチューブに水を通して樽の外に出てしまったビールは除去してしまいます。一晩でもサーバーやチューブに残ったビールはあっという間に劣化し汚れを蓄積させる原因になるんですよね

水通しする事で、次回使用する時にチューブとサーバー内の水を抜けばまた新鮮な生ビールが注がれる訳です

これ、重要！何年も洗浄していないお店もわんさかあるんでご注意でごさいます。


次に、ジョッキの洗浄です。

生ビールに　“油分”　は禁物

シントリでは、ジョッキに限らずグラス類はぜ～んぶ　“専用スポンジ”で洗ってるんですよ

シンクも二つあるので左にグラス、右に皿と分けることでなるべく油との接触を避けてます。お皿用にも一つ専用スポンジがあります。

分けてるとは言え、焼き鳥食べてビール飲めば油もくっつくし女性の口紅だって一種の油なのでとにかく丁寧に満遍なく洗ってますよ

ジョッキの内側にやたらめったら　“気泡”　が付いてるお店はちょっと適当なのかもしれないですね



あとは、注ぎ方ですね。

シントリの好みは　「ビリビリ感の少ない飲み込みやすいビール」

なので、そうなる様にビールを注ぐときにジョッキを回します。

炭酸をビールに溶け込ませることで、まろやかになってす～っと染み込むようなのど越しになるんですね

炭酸が独立したままのビールは飲み込むとき　「ぐびーっっいいっっ！！」てなって、息詰まる感覚になるじゃない？Doriはそうなんですよ

好みの問題ではありますが・・・。シントリはまろやかタイプを選びまふっ


その他にも、残りわずか・・・ん～、そうだなぁ、「あと、１～２杯あるかなぁ？？」と思われるビール樽はその日に残っても次の日には出さないようにしてます。樽の中にビール以外の何かしらの気体が多くなってる状態なのでこれも品質の劣化になるんですよね。

それと、ガスボンベの圧力もこまめに調整します。季節や日によっても微妙に条件が変わりますからね


ほんとに、生と言うだけあって　“生ビール”は生き物。

大事に扱って皆様に　「美味しい生ビール」　を提供いたします

よろしく！！