沖縄都ホテルが閉館した。外資に経営が移り、耐震対策も講じつつ時間をかけて改装するためだ。全面改装後はホテルの名前が変わる。近くにある沖縄グランドキャッスルもヒルトン傘下になって名称が変わった。入域客が右肩上がりの観光を背景に沖縄のホテルを投資先に定めて世界的な外資が参入して名称替えが続いて、老舗の名前が消えていくのは昔日の如くだ。都ホテルとは勤め先を通じて馴染みの深い経験を積んだ。沖縄で初めてホテルを会場に開いた「愛のブライダルフェア」は、こちらを会場に企画を運営した。神前結婚式の模様などをラジオ中継、ブースでは結婚関連の展示会で結婚予定のカップルらを呼び込んだものだ。また、ホテルを会場に開いた「新春産業囲碁大会」は２０回も続いた。３人チーム制で沖縄出身のプロ棋士らが手合いや多面打ちに応じてくれて新春の囲碁ファンをたのしませたものだ。こちらの運営もお手伝いしたっけ。あぁ、懐かしい思い出だけが甦る。幸い、スタッフは希望すれば雇用が継続されるようで何より。
