<機械は、いつかは壊れる>
【2017.05.29】
「機械は使っていれば、いつかは壊れる。」
この事について触れたのは「その34」の冒頭でバーニアダイヤルの不調について取り上げた時だった。
【2017.05.26 夜】
バーニアダイヤルの交換については「その48」で紹介した通り、新品に交換して気分も新たに受信機を突っつき回していた時だった。
突然、受信機の感度が著しく低下した。(壊れた可能性が高いと直感する)
こんな時は、「まずは落ち着くこと」と決めている。
直ぐに電源を切り、動かしていた手を止めた。
暫くして、冷静さを取り戻し故障箇所の特定を開始した。
高周波段なのか、中間周波段なのかの見極めを行うのだが、これは意外と簡単で中間周波増幅部の入力段から10.7MHzのIF信号を入れた結果で判断できる。
その結果、中間周波増幅部のLA1201と言うICが壊れたものと判断した。
回路を突っつき回していたとは言うものの、このICに対してオーバースペックとなるような衝撃を与えたとは考えにくい。何故壊れたのかは分からないが、「復活を目指して」IC交換を行う事とした。
このICの取り付け部分には、ICソケットを使用しており部品交換は5分とかからずにできる。
私のパーツBOXにLA1201の在庫は2個有るが、その内の1個は一応動作するものの特性が良くない事が実験結果で分かっている。
今回は、特性の良い方のものに交換する事で一件落着となったが、これが壊れたらもう後が無い。
ネットで探してみたが、入手は困難である。
もしこのICが壊れたら・・・
これは道楽でやっている事だ、その時に考えれば良い。
<プリンターの故障>
ところで、悪いことは重なると言うが、今度はプリンターの故障と言う事態に直面した。
今年で84歳になるお袋が同年会の幹事を任されたとの事で、出席者名簿を作成して欲しいと言う。
名簿の作成までは、あっと言う間だったが印刷段階でトラブルが発生した。
先日まで何の問題も無く動いていたプリンターが突然動かなくなった。
液晶画面のエラーメッセージではヘッドのトラブルらしいが、仮に自分で交換しても部品代で1万円で少しお釣りがくる程度で、修理に出せば新品が買えるだけの費用が飛ぶ。
致し方なく、家電量販店で特価品を購入する運びとなった。
今回、受信機のICの故障とプリンターのヘッドの故障が重なったが、どちらも「急」であった。
「一寸先は闇」とはこのことか・・
このブログを書いているパソコンも明日の朝には動かないのかも知れないのである。
本稿続く・・・