NPO法人BIO de BIO (ビオ・デ・ビオ)  ~生物多様性のある循環の暮らしをめざして~

特定非営利活動法人BIO de BIO (ビオ・デ・ビオ)の活動レポートや情報をタイムリーに発信するためのブログです

BIOの棚田再生フィナーレ

2010年11月17日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
黒田です。

まる1年続いた、NHK取材の「BIOの棚田再生-エコ田んぼ-生きもの
いっぱいの田んぼづくり」は、いよいよフィナーレを迎えます。
テレビ放映も、12月10日金曜日、「金とく」と決まりました。
これもぜひご覧ください。

まさか今年できるとは、と思った「田植え」から、先日の「稲刈り」「手
作業による稲こぎ、脱穀、籾摺り」と無事経過して、とうとう「実りに感
謝する収穫祭」で、フィナーレです。

11月21日日曜日 0900時頃から、準備を始めます。
マイご飯茶碗、マイお椀、マイ湯のみ、マイ箸、持参で、
NPO法人ビオデビオ会員の方々を中心に参加を呼びかけています。
会費は、小学生以上1000円ですが、BIO de BIO会員は、無料です。

初収穫に感謝して、感動のコメを献上して、感謝の気持ちを捧げます。
みなさんからの「献上品」の数々、この際、決して固辞いたしません。
この日一日の愉しみのために、どうぞよろしくお願いいたします。

当日の準備の都合もございます。
ご参集いただける方々の、前もってのご連絡をお待ちしています。

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参加 or 見学をご希望の方は、次のメールアドレスへ
お問い合わせください。
bio-director★biodebio.jpn.org
(★を@に変えて送信してください)

BIO de BIO

会員、随時募集中!

「エコ田んぼ」稲刈り

2010年10月21日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
黒田です。
NPO BIO de BIOからのご案内を、改めてお送りします。

山と水を守る、山の百姓の日常の営為をお伝えしたくて、水道の
蛇口からほとばしり出る水の向こうに、はるかな山の存在を感じ
ていただきたくて、山あいに放置された棚田を再生しました。
1年に及ぶNHKの取材も、23日の稲刈り、11月6日の脱穀、籾
摺り作業、21日の収穫祭で、大詰めになりました。

エコ田んぼ隊のみなさんの、驚異的な働きで、
ここまで漕ぎつけました。
みなさんの眼で、その姿を確かめて見ていただきたくて、
このご案内をいたします。

遠隔地の皆さんには、いずれまた、
全国放送も計画されると思います。
ぜひご覧ください。

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今後の棚田の作業スケジュールです。
是非、ご参加ください。

「稲刈り」
日時:2010年10月23日(土) 予備日24日(日)

「脱穀・モミすり」
日時:2010年11月6日(土) 予備日13日(土)

「収穫祭」
日時:2010年11月21日(日)

場所:愛知県新城市内

参加 or 見学をご希望の方は、次のメールアドレスへ
お問い合わせください。
bio-director★biodebio.jpn.org
(★を@に変えて送信してください)

BIO de BIO

今日、放映です!! 見てください

2010年10月01日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
黒田です。

ほとんどご無沙汰続きの方も、毎日のように顔を合わせる
人も、万人向きのタイムリーなお知らせです。

NPO BIO de BIO は、「山村が、都市を養う」「山と森が生命
を養う」と、みなさんに呼びかけてきました。

これまでは山の村の百姓なら誰でも、日常の営為として、山
と水とを護るのは、あたりまえでした。
それにも限界があることもわかっています。
なにしろ平均年齢は、とっくに70歳を超えているのですから。

私たちにも何かができる。
誰かが山と水を護らなければ、日本の未来は危うい。
誰にでも、それはできることを証明したい。

私たちは、昨年の秋から、山あいの小さな谷に40年以上も
放置されていた棚田の再生に着手しました。
ひとかかえくらいの杉を、伐採し、根を掘りあげることから、作
業は始まりました。
もっとたいへんだったのは、無数に落ちている枝を、一本一本
拾い上げることでした。

NHKの取材が決まって、30人の市民が「エコ田んぼ隊」として
加勢してくれることになりました。
人気者の隊長に率いられた「エコ田んぼ隊」の存在なくしては、
今年の実りの秋はありませんでした。

その一部始終の密着取材の模様が、間もなく放映されることに
決まりました。

10月1日金曜日
 2000時~2043時 NHK総合「金とく」
   (中部地方全域)

10月10日日曜日
 1505時から1548時 NHK総合
「生命あふれる田んぼをつくれ!!」
   (全国放送!!!!!)
ただし、内容は「金とく」と同じ

10月11日月曜日/祝日 NHK総合
中継番組「Save the Future 生物多様性」
   (全国放送!! 夕方に10分くらい、生物中心に)
   エコ田んぼ隊家族生出演

愛知県、三重県、岐阜県、静岡県、とその周辺地域の方々は、3
回とも、視聴が可能です。

それ以外の地域にお住まいの方は、10月10日を、お見逃しなく。
生きもの大好きの方は、10月11日もどうぞ。

ご覧になった感想を、私たち宛てにお送りください。
番組の改善提案などは、NHK名古屋放送局に、山のようにお送り
ください。

都会育ちの軟弱な私たちにさえ、これくらいのことはできます。
みなさんなら、もっとできます。
私たちといっしょに、俄か百姓になりませんか。

「BIOの棚田」 田植え記念日

2010年06月08日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
BIO de BIOの「BIOの棚田」が
多くの方々の小さなチカラによって再生しました。
とうとう、田植えの日を迎えることができたのです。

先祖がなにもかも手作業で作りあげ、代々維持してきた「棚田」。
一旦は、びっしりと「植林」され、「本当にここが田んぼたったの?」と
目を疑うほど うっそうとした「山林」になっていました。

それをまた、現代人の手作業で、昔の棚田へと、みごと復活したのです。

途方もなく大変なことです。
しかし、人は想いを重ねると大きなチカラを発揮します。

そして昨日の0606「BIOの棚田」田植え記念日。

BIO de BIOの皆さん、
NHK内多アナウンサーを隊長とするエコ田んぼ隊の皆さん、
遠くから近くから田植えに参加してくださった皆さん、
散歩で通りかかって「美味しいお米ができますように…」と
優しく見守ってくださってる地域の皆さん、
すべての人々が笑顔でこの記念すべき
(この棚田にとって何十年ぶりかの)「田植え」の風景が
復活する日を迎えることができました。


ビオの棚田ウェブサイト開設

2010年06月08日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
NPO BIO de BIO とNHKが共同で進める山間に放置されたちいさな棚田の復活プロジェクト。
ビオの棚田の復活を報告するスペシャルサイトを立ち上げました。
棚田にまつわる情報随時掲載予定です。

ビオの棚田再生 生きものいっぱいのエコ田んぼづくり
http://biodebio.jpn.org/tanada/

.特定非営利活動法人(NPO)ビオ・デ・ビオ
http://www.biodebio.or.jp/

NHK取材(小川田んぼ)

2010年05月08日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
世間ではゴールデンウィークだというのに、
やはり気になるのは小川田んぼの再生事業。
田植えというリミットに向けて、急ピッチで進めなければなりません。


この日は大掛かりな仕事で危険も伴うため、
NHKで募集した「手伝い隊」の皆さんの居ないところでの
密かな、しかし大がりな作業です。


縄で丸太を縛るBIO役員の一人、山本さん。


小川家の子どもたちも見よう見真似で
大人顔負けの作業員となります。


小川家の末っ子も手伝います。




作業が進むにつれ、完成形が見えてきます。
そこにいる全ての人の、夢と希望がふくらむ瞬間です。


すべての作業管理と指示、いわゆる現場監督と
全体のプロデュースという一番重要な仕事をBIO de BIO代表の
黒田が担っています。


ビオ デ ビオは会員募集中です! お問合せはこちら↓
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-生態系豊かな循環の暮らしを目指して-
特定非営利活動法人 BIO de BIO (ビオデビオ)
〒441-1421
愛知県新城市作手黒瀬字下山37-30
TEL 0536-37-5000
FAX 0536-37-5115
http://www.biodebio.or.jp/
http://blog.goo.ne.jp/biodebio
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(メールでのお問い合わせ)
mail★biodebio.or.jp(←★印を@に変えて送信)

NHK取材(小川田んぼ)

2010年05月08日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
黒田です。

連休の5月3日快晴無風の中、NHK連続取材中の山の棚田再生現場で、
BIO de BIO 有志が集まって、作業しました。
作業は、再生する田んぼへの水の供給のために、道路下に新しく掘った
池の擁壁の崩落防止、道路路肩の保全と通行の安全確保などのための、
補強工事でした。
参加者は、NHKの担当ディレクターや、はじめて作手を訪れて深い関心を
持った若いカップルを含めて15人を超えました。
作業の成果は、写真を見てください。

現場で使った資材は、すべて現場にあるものだけで、新月伐採した材木と
その枝や葉、現場の土石です。
現場に外から持ち込んだ資材は、釘と縄だけです。

6月はじめの田植えに向けて、一歩一歩作業を重ねています。

次回作業は5月15日です。
エコ田んぼ隊30人とともに、いよいよ「田拵え」です。
BIO de BIO のみなさん、作業の身支度をして、たっぷりの水分と弁当を持
って、この「前人未到の、世紀の一大事業」に参加しましょう。
参加してはじめて味わう深い感動と共感に酔ってください。





まだまだ、田んぼになるまで膨大な作業が待っている・・・

小川田んぼNHK取材

2010年04月07日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
2010年3月14日(日)
小川BIO田んぼ NHK取材でした。
テレビで募集した「手伝い隊」のみなさんも、親子で奮闘しました。


新たに田んぼにするには、とにかく石拾い。
石拾いは、人数がいるととてもはかどります!!


今日の大事な仕事は、モミ撒き。
まずは苗箱に入れる、床土を山から掘り出してきます。


掘った土を 篩にかけます。


苗箱に、丁寧に床土を入れていきます。デリケートな手作業です。




苗がすくすく育ちますように!

NHK取材

2009年12月30日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
NHK COP10開催特別番組「生物多様性のある田んぼづくり」(仮タイトル)が、
BIO de BIO 小川田んぼを中心に始まりました。

NHK 名古屋放送局では、2010年COP10 が名古屋で開催されることを受けて、
特別番組「生物多様性のある田んぼづくり」(仮タイトル)を制作する予定
とのことです。(番組詳細は未定)

東海地方各地の取り組みを、いろいろ予備調査した結果、私たちBIO de BIO の
考え方や取り組みが、番組の趣旨にいちばん沿っているとの判断で、
BIO de BIO の田んぼづくりを取材することになりました。

たまたま小川田んぼで来年から、近くの山に放棄された小さな棚田を復活再生
しようという計画があり、一からの再生の全てを含め、長期にわたって取材する
ことに、ほぼ決定しました。既に12月はじめから、棚田の再生現場の林立する
樹木や草の伐採や刈払い風景の撮影が始まっています。

田植え、田んぼの生きもの調査、日頃の管理、稲刈り、はさ掛けなど、機会
あるごとに撮影ティームが入ってきます。多くの会員にとっても、一年を通して
「生物多様性のあるコメづくり」に触れるいいチャンスです。
会員参加の機会もたくさんあると思います。



鳴り物入りで招致されたCOP10ですが、最初は「地球温暖化」とか「環境」
が叫ばれていましたが、最近ではそれも影が薄く、多くの地元住民にも
「何のためなのか、よくわからない」存在になりかけています。
喜んでいるのは、観光業者だけと、冷ややかな見方をする声もあちこちから
聞こえてくる昨今です。

私たちの考えや主張や提案、毎日の取り組みについて、多くの人々に
知ってもらういい機会です。全力を挙げて取り組み、せいいっぱい応援したいものです。
いい番組になることを、期待しましょう。
(黒田)

山の都農園のブログに、
田んぼ開墾の様子が日々UPされていますのでご覧ください↓

http://blogs.yahoo.co.jp/yamanomiyakonouenn