NPO法人BIO de BIO (ビオ・デ・ビオ)  ~生物多様性のある循環の暮らしをめざして~

特定非営利活動法人BIO de BIO (ビオ・デ・ビオ)の活動レポートや情報をタイムリーに発信するためのブログです

現地ガザからのレポート

2008年12月31日 | ★代表理事 黒田より 
黒田です。
お祭り騒ぎが大好きなニューヨークでも、さすがに今年は、
あの馬鹿げたクリスマス商戦も鳴りをひそめ、日本でも
「あれっクリスマスだった??」というありさまの、
世界の年の暮れですが、パレスチナでは、連日、アメリカ製最新鋭
F-16戦闘爆撃機のロケット砲攻撃によって、すさまじい殺戮と破壊が
続いています。

現地ガザからのレポートを転送します。

なお、豊田市在住の日本人報道写真家が、この事態を黙ってみているのは
罪悪だと、1月1日元旦現地に向けて出発します。
「生きて帰ってこられるかどうかは、全て運だ」と言い残しました。
今は、ガザ地区に入ることさえもが、大きな危険とリスクを伴なう事態です。



> ガザや西岸、パレスチナのの窮状が、哀愁をたたえたウードの音色とともに
> YouTubuで観ることができます。転送して広めていただけますか。
>
> http://uk.youtube.com/watch?v=DSzn7XLLM7c&eurl=&feature=player_embedded
> これは、Sonjakarkarの作品です。
> http://uk.youtube.com/user/sonjakarkar
> 画面でも訴えているイスラエル商品のボイコット(スターバックス、マクドナル
> ド、コカコーラ、ネッスル、インテル、マイクロソフトなど)は、こちら。
> http://www.inminds.co.uk/boycott-mcdonalds.html
>

> ==8==送信日時:2008/12/29 13:25
> ガザのアブデルワーヘド教授のメール、転送します。
>
> ***********転送・転載歓迎***************
>
> 今のところ無事だが・・
>
> 私も家族も無事だが、緊張が続き疲労している。自家用発電機のトラブルのせい
> で、依然、電気なしの状態。2時間前、隣接するビルがヘリから小規模なロケッ
> ト砲で攻撃された。標的は7階のアパート。私のアパートは4階だ。それから、
> 通りの向かいにあるビルの5階のアパートも攻撃された。耐え難い状況だ。住民
> は正真正銘のパニックに襲われている!昨晩、F16型戦闘機がアル=アクサー
> 衛星放送局を攻撃した。同局は粉々になり、周囲のビルも多くが居住不可能に
> なってしまった!ビルの持ち主も住人たちもよそへ移らなければならない!シ
> ファー病院の向かいにある小さなモスクも粉々になり、その攻撃のせいで周りの
> 住宅も深刻な被害を受けた。私の友人の家もその一つだ。何が起きたのか、言葉
> では言い表せないと?! ?[この文字化けは「彼」と思われる(寺尾記)]は
> 言う。彼の家は重篤な被害に見舞われた。56歳になる姉は重傷を負った!さらに
> 英国の委任統治時代に英軍が建設した庁舎(アル=サライヤ)もやられた。標的
> になったのは刑務所だった。収容されているのは政治犯や一般の囚人だというの
> に!メディアは死者280名と報道しているが、シファー病院で医師をしている
> 友人の一人は、死者は約500名に達し、負傷者も1000人以上にのぼるとい
> う!ラファの国境地帯でも攻撃はエスカレートしている。
> トンネルを破壊するための作戦が展開されているのだ。何百人ものパレスチナ人
> が怒涛のようにエジプト国境に徒歩で押しよせているが、エジプト人官憲の発砲
> に遭って、誰もエジプト側に入れないでいる。
>
> ==9==件名:ガザより(8)
>      送信日時:2008/12/29 13:26
>
>
> ***** 転送・転載歓迎 *******
>
> 数分前、複数の地点を狙ってまた空襲があった。死傷者多数。
> うちの窓ガラスも砕け散った。税関事務所と入国管理事務所も
> 先刻、破壊された。飛行機やヘリがまだ上空で作戦を継続中。
>
> ==10==件名:ガザより(9) 破壊
>      送信日時:2008/12/28 11:48
>
>
>
> ***** 転送・転載歓迎 *****
>
> 破壊
>
> F16型戦闘機がガザ最大の、公安関係のビルを破壊した。アラファトの身辺警
> 護のためにEUが建設した一群のビルだ。
> 4発のミサイルを受けてビルは粉々になった。各地の警察署も攻撃され、今日、
> すべて破壊された。230もの地点がイスラエル軍用機の標的になっているとい
> う話だ。今日の攻撃で、子どもを含む大勢の民間人が死傷した。ラファの国境地
> 帯ではパレスチナ人が一人射殺された。さらに発砲があり、エジプト人官憲が一
> 人撃ち殺された。国境の状況も悲惨だ。
> イスラエルによる地上攻撃もありうる!

迎春吉例 BIO de BIO 餅つき大会

2008年12月14日 | ★イベントのお知らせ
一年の締めくくりとして、「迎春吉例 BIO de BIO 餅つき大会」を開催します。
つきたてのお餅を、あんこ、大根おろし、黄な粉、醤油でおいしく頂きます。
ローザさん特製の粕汁もあります。
もちろん、ビオデビオのイベントですから、無農薬のもち米をはじめ、
すべての材料を厳選しています。素材の持つ力を取り込んで、
元気に来年を迎えましょう。
皆さんも今年一年を振り返りながら、おいしいお餅や粕汁に
舌鼓を打ってはいかがでしょうか。
尚、材料準備の関係で12月21日 日曜日を申し込み〆切日
とさせて頂きます。ご了承ください。
以下にご案内します。

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迎春吉例 BIO de BIO 餅つき大会
  その昔、日本人は正月を迎えるために、一年に一回の「真っ白い餅」を搗
  いて、希望と喜びを託しました。
  純白は、めでたい色です。
  暮らしが変わる、世界が変わる、時代が変わる、そんな2009年のために、
  みんなで餅つきの祝いをしましょう。

日時:2008年12月27日 土曜日(小雨決行・多雨最悪)
10:00から(準備を手伝って頂ける方は9:00から)

場所:新城市内 旧作手村 サローネデルモンテ前庭

持参するもの 
マイ箸、マイお椀、マイお皿 (もし忘れても、ダイジョーブ !!)
マイ会費 (餅つきしたい人、手伝い熱烈歓迎)
エプロン、手ぬぐい、タオル、軍手(かまど番など)

会費
成人男子1200円、成人女子800円、小中学生男子600円、
小中学生女子400円、幼児無料、65歳以上シルバー男子800円、
65歳以上シルバー女子400円

申し込み〆切:2008年12月21日 日曜日

申し込み先(お問合せ先):
NPO BIO de BIO 事務局 (事務局 愛知県新城市作手)
TEL:0536-37-5000 FAX:0536-37-5115
E-Mail mail@biodebio.or.jp

「森の子ども大学」 加藤さんの話を聞く

2008年12月14日 | ★イベントレポート
黒田です。

昨夜から静かに降り続いた冷たい雨に、
今日の「森のこども大学 冬の設楽の原生林を歩く」は、
やむをえず中止としました。
年が明けてから、もう一回計画します。ご期待ください。

雨で中止して、急遽旧作手村サローネデルモンテに、
地元の加藤さんに来ていただいて、



加藤さんの日ごろの奮戦ぶりをお聞かせいただく絶好の機会となりました。
森に行く代わりに、サローネデルモンテに集まろうと呼びかけたのですが、
意外にも20人を超える家族連れのみなさんが、来てくださいました。
ほんとうにありがとうございました。

ついついおとなたちが、加藤さんの話しに引き込まれてしまうものですから、
こどもたちにはつまらない日曜日だったかもしれないと、反省しています。

自分の集落の衰亡の危機に、少人数のひとたちが立ち向かう、
地域再生の志の深さと強さには、聞き入るみんなも、言葉を失うばかりでした。
ブナの原生林の再生の取り組みも、放置された田んぼに生育している
絶滅が危惧される湿生植物を発見して、小さな湿原の保全に立ち上がる話にも、
みなさんの注目が集まりました。
「気にしない」「めげない」「怒らない」の、加藤さん3原則は、
できそうでできないたくましさだと多くの人が感じたと思います。



これからの森のこども大学には、日程が許す限り協力して、
いっしょにやっていこうとの言葉は、私たちに大きな勇気を与えました。

今後、「森のこども大学」は、事務局をBIO de BIO に置いて、
もっと緊密に連絡を取り合いながら、定期的に「設楽の森を歩き」、
「考え」、「行動する」ことを決めました。

「どんぐりを育てているみなさん」
みなさんのどんぐりたちは、順調に育っていますか。
是非、写真入でお知らせください。3年後が愉しみですね。

みなさんの意見や提案をお待ちしています。


NPO BIO de BIO

愛知県新城市作手黒瀬字下山37-30
TEL 0536-37-5111/5000/5555
Fax 0536-37-5115

12月27日(土) BIO もちつき大会

2008年12月13日 | ★イベントのお知らせ
ところで歳末と言えば、お正月の準備です。

BIO de BIO では、
12月27日土曜日1000時~1400時の予定で、
「迎春吉例 BIO de BIO 餅つき大会」
を開きます。

場所は、上にもご案内した、旧作手村のマウンテンバイク
ファンなら、全国で知らない人はいないサローネデルモンテ
の前庭です。

0900時頃から早々とやってきて、餅つきの準備から参加するのもよし、
1000時にやって来て、ひたすら搗きあがるのを待つのもよし、
杵を握らなきゃ男がすたると意気込むのもよし、です。
搗きたての餅に、あんこをからめたり、ダイコンおろしで食べたり、
きな粉餅も捨てがたい、と盛りだくさんな上に、またまた
「名物冬の味覚の王者 ローザ特製 粕汁」もあります。

もち米は、伊豆沼、蕪沼と、ふたつの世界遺産をもつ宮城県の登米地方が、
飛来する野鳥たちを守るために、地域を挙げて農薬や化学肥料を使わない
コメ作りに取り組んでいることに、賛同して協賛しました。
現在同地方産米の80パーセント以上が、50パーセント以上の減農薬
無化学肥料米になっているとのことです。
まだまだ、完全無農薬無化学肥料というのは少ないとのことですが、
応援したいと思います。
まだ希少価値のある有機もち米の、搗きたて餅を味わってみてください。

<お問い合わせ>
ビオ デ ビオ
TEL 0536-37-5000
FAX 0536-37-5115
メール mail★biodebio.or.jp
(★を@になおして送信してください)

第2回 エコール・ド・BIO (ビオの学校)

2008年12月13日 | ★ビオの学校 (エコール・ド・ビオ)
2008年12月10日(水) 19:30~
場所・・・新城市作手「サローネ・デル・モンテ」会議室

日本の食料の完全自給は可能か、
どうすれば実現するか
---食料自給を考えるための基礎知識---


講師 : 黒田武儀



飢えて死んでいく人が、世界に毎年何千万人もいるというのに、
30%もの食糧は捨てられてしまうほど飽食の国、ニッポン。
にもかかわらず、世界にも稀に見る食糧自給率の低い国でもある。

Q. さて問題です、日本は先進国といわれる国の中の最下位から何番目?

食糧自給率の低さと飽食と飢餓の因果関係を社会構造から掘り起こし、
食糧自給率を上げるにはどうしたらよいのか?
しかもそれを、有機無農薬で100%にすることは可能なのか、
という難問を現実を直視しながら解決の糸口を探る勉強会です。

次回は1月7日、山と森の事業部
小川さんのレポートで始まります。
どなたでも参加できます。参加希望者は
ビオデビオへご連絡ください。
0536-37-5000

エコール・ド・ビオ 第1回目の記事↓
http://blog.goo.ne.jp/biodebio/e/42063aa83b38af9a066ae34866ac76a7


たくあん漬け教室 第3弾

2008年12月12日 | ★イベントレポート
2008年12月12日(金)作手高原 黒田邸にて。

今年、3回目のたくあん漬け教室です。
今回はお子さん連れの主婦7組!
作手高原という環境で、ぽかぽか陽気の中、
楽しいたくあん漬け教室ができました!





次回は12月13日(土)に第4弾です。
みなさんも、来年チャレンジしてみませんか?
安全で、美味しいたくあん漬けができますよ!


たくあん漬け教室

2008年12月09日 | ★無農薬のたくあん漬け
12月7日(日)
今年の第一回、「たくあん漬け教室」を行ないました。


夫婦での共同作業はほほえましいものです。

参加者たちの感想は、毎年みなさんおなじように
「意外と簡単に作れるものだったんですね!」
「家で作るなんて、考えたことも無かった!」
とおっしゃいます。


無農薬の大根、無農薬のぬか、塩、無農薬のフルーツの皮など、
材料さえ揃っていれば、なにも難しいことはない、
シンプルなものです。
着色料も保存料も化学調味料も、市販の"漬物の素"など
一切不要!!!!
みなさんも、ぜひお試しアレ!

BIO de BIOは毎年、この季節には、参加者のために
厳選した材料を集めてたくあん漬け教室を開催しています。
参加希望者はBIO de BIOへご連絡ください。
材料の数に限りがありますので、早い者勝ち!!
参加者多数の場合は、ビオデビオの会員を優先させていただきます。

詳しくはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/biodebio/e/e9406b58407d93abb2eaa51dbeccd928


「おにぎり山報告」

2008年12月06日 | ★今日のお仕事
黒田です。

12月6日土曜日、今シーズンはじめての「おにぎり山報告」です。

廃屋3棟の解体撤去から始まった、おにぎり山再生計画も、昨シーズンに
はじめの1棟の解体が、ほぼ終わった状態で、農繁期に入りました。

今年いちばんの冷え込みになったおにぎり山の現場は、さすがに火が恋し
くて、昨日の雨をしっかり含んだ木の枝を集めて焚き火から始業です。
なかなか火が燃え移らずやきもきするうちに、勢いよく燃え始め、しばらくは
全員火のお守りでした。

解体の専門家に現場を見てもらいながら、今後の解体の方針を協議しまし
た。専門家はさすがです。大型機械を投入して、道も拡幅して、一気に工事
を進めるのが、いちばん安上がりとの提案でした。
教えられることがたくさんあって、有意義な意見交換でした。
しかし私たちの方針は、BIO de BIO 流で行こう、です。
大型機械を入れて一気に、というのではなく、小型の重機を使って、環境に
できるだけ負荷をかけずに、可能な限り自力で、と方針を決めました。

会員、会員外の賛同者のみなさん、奮ってご参加ください。

昨シーズン菌打ちした、シイタケのほだ木は、山の斜面に横棒を差し渡して、
それに立てかけました。見事にシイタケは出てくれるでしょうか。楽しみです。

次回作業に備えて、草刈り、笹切り、小枝払い、など、日暮れまで作業して、
今日は終業でした。

小川(友)、長瀬(健)、山本(マッド)、市川(ms.)、若田、黒田(Leon)、
でした。
終いには、雪がちらつくおにぎり山でした。

拡大理事会

2008年12月04日 | ★今日の会議
拡大理事会のご報告をします。

[拡大理事会の報告]
日時:2008年12月3日(水)19:00~24:04
場所:サローネデルモンテ
参加者:黒田(武)、黒田ローザ、小川(友)、山本、鎌苅(ゆ)、長瀬<記>
(順不同、敬称略)

次回:2008年12月19日(金) 19:00~

議題:(1)事務局体制
(2)MTBカップへの出店報告
(3)おにぎり山の作業
(4)沢庵漬け教室
(5)ECOLE de BIO(ビオの学校)
(6)森の子ども大学(仮称)
(7)BIO de BIO 迎春餅つき大会
(8)緑のかたつむり
(9)山の事業の今後
(10)ホームページ
(11)NPO申請
(12)その他

議事内容
(1)事務局体制
・会計をまとめて、未清算分を支払う。
(2)MTBカップへの出店報告
・お好み焼き96枚、おにぎり84個、スープ96杯、梅干8個が売れた。
・次回は、My箸、My皿、Myお椀を今回以上にアピールする。
(3)おにぎり山の作業
・12/6、7でおにぎり山の作業を行う。
・残っている建物の解体のために道を作る必要がある。
道を作る場所に貴重な樹木がないか、塚本さん(樹木医)に見てもらう。
・建物の解体を業者に依頼することも検討する。
(4)沢庵漬け教室
・12/7に1回目を開催する。
・参加者をメールで募集する。
・会費は会員4,000円、非会員5,000円とする。
・容器だけを参加者に用意してもらい、大根や塩、
ぬかなどはこちらで準備する。
・サローネデルモンテに13:30集合。
(5)ECOLE de BIO(ビオの学校)
・グリーンママ向けに豊田で寺子屋を12/9に開催する。
初回は無料とし、それ以降は有料とする。
・本編を12/10に開催する。内容は食料自給率について。
(6)森の子ども大学(仮称)
・講師を田峯の加藤さんに依頼する。(担当:黒田)
・グリーンママとビオデビオのどちらが主催するのか相談が必要。
・参加費は前回を踏まえて決める。
(7)BIO de BIO 迎春餅つき大会
・12/27に開催する。
・初回ということもあり、今年は参加者が食べれる分だけにする。
・場所は作手の開発センターか担い手センターに問い合わせてみる。
・会費を会員は幼児を無料、小中学生を300円、高校生以上を1,000円とする。
非会員は、幼児を無料、小中学生を500円、高校生以上2,000円とする。
(8)緑のかたつむり
・記事を書いた人の名前の代わりに事業部名を書くことにする。
・次号では来年の抱負を書く。
(9)山の事業の今後
・山の再生に着手するために、どこか手を入れさせてもらえる山を探す。
(10)ホームページ
・緑にかたつむりに載せた記事を転載する。
・公開する目標日を設定する。
(11)NPO申請
・以前作成した申請書類が現状の活動とずれているところがあるため、修正する。
・12/20を目処に黒田と長瀬で書類を作成して申請する。
(12)その他
・イベントなどでの会員の特典を明確にする。
・会員用イベントを検討する。お茶摘み体験、梅もぎ体験など。

以上