※一時1万3000円回復も。
東京株式市場・大引け=続伸、朝高の後は戻り売りで伸び悩む(ロイター) - goo ニュース
[東京 12日 ロイター] 東京株式市場では、日経平均が続伸。米欧中央銀行による流動性供給拡大の協調対策、ドル円為替の落ち着き、寄り前に発表された10─12月期の実質国内総生産(GDP)2次速報値の予測上振れなどを好感して、寄り付き直後に前日比で400円を超す上昇となった。
ただ、買い一巡後は戻り売りに押されて伸び悩み。午後に入り、為替が1ドル102円台と再び円高基調となったこともあり、ソニー<6758.T>などの輸出関連株が下げに転じたほか、住友金属鉱山<5713.T>なども売られた。市場では「米緊急利下げとの見方もあり、欧米市場で再びドル安/円高が加速しないか気がかりだ。GDP2次速報が事前予想より強かったことも、景気の強さを好感するより円高要因として働いているようだ」(かざか証券市場調査部長、田部井美彦氏)との声が出た。
東証1部騰落数は値上がり1226銘柄、値下がり415銘柄、変わらずは84銘柄だった。
去年のきょうの日経平均