誘拐事件や監禁事件などにおいて犯人と被害者が心理的なつながりを持つことを
「ストックホルム症候群」というそうです。
理由については、「好意をいだくため」とする説と「生存戦略として」とする説があります。
本作は「ストックホルム症候群」の語源となった事件を基に映画化。
ストックホルムの銀行で、強盗と人質が国や警察に敵意を抱いて協調していくさまを描いています。
自分は誘拐や監禁の加害者にも被害者にもなったことがないので分かりませんが、
仮に被害者になったとして、下手に抵抗したら殺されそう、という思いは
あるかもしれませんね。
とすると、会議とかで下手に反対すると長引くので、
早く終わらせるために同調するのと同じかな、
とか考えてしまいました。。
カナダ・スウェーデン合作。
(ヒューマントラストシネマ渋谷)
関連エントリ:
監督・脚本:ロバート・バドロー
出演:イーサン・ホーク、ノオミ・ラパス、マーク・ストロング
映画「ストックホルム・ケース」公式サイト