「メタバースと経済の未来」
井上智洋著、文春新書、2022年12月
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/98/d87b57d7bfe29dbc5e8e55afc434a681.jpg)
メタバース内の経済とはどのようなものか、
メタバースの普及によって資本主義がどのように変容するかを解説・予測した本。
メタバースという言葉が最近メディアでよく取り上げられているので、
1冊くらいは読んでおこうと思い本書を手に取りました。
メタバースとは「コミュニケーションできる仮想空間」。
他にWeb3.0、NFTなど周辺技術・概念も取り上げられており、
用語の理解は深まりました。
ただ、自分のメタバースに対する懐疑的な見方は変わらず。
10数年前一時期話題になった「セカンドライフ」とサービスは同じ気がします。
当時よりネットワークの制約は少なくなっているはずなので、
コミュニケーションツールの1つとして存続することはあるかもしれませんが、
世の中の大半の人が大半の時間をメタバースで過ごすところまではイメージが湧きません。
例えばエンタメ的な使い方であれば、今も投げ銭の仕組みがありますし、
ビジネス用途であれば、Web会議で事足りるように思えます。
本書の記述及びそれらから得た着想でいえば、
地球温暖化抑制のイメージが付いたり、
効果があるかのような統計データが出てくると弾みがつくかも、
障がいのある人はメタバース上で活躍の場が広がるかも、
死後の世界的なものが展開されるかも、
などは思いました。
【目次】
1章 メタバースとは何か
2章 この世界はスマート社会とメタバースに分岐する
3章 純粋デジタル経済圏の誕生
4章 メタバースとお金の未来
5章 資本主義はどう変わるか?
6章 人類が身体を捨て去る日
7章 日本をメタバース先進国にするにはどうしたらいいか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/16/3a5c021e567e61f5aad34b5df725554b.jpg)
関連エントリ:
人工知能と経済の未来
井上智洋著、文春新書、2022年12月
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メタバース内の経済とはどのようなものか、
メタバースの普及によって資本主義がどのように変容するかを解説・予測した本。
メタバースという言葉が最近メディアでよく取り上げられているので、
1冊くらいは読んでおこうと思い本書を手に取りました。
メタバースとは「コミュニケーションできる仮想空間」。
他にWeb3.0、NFTなど周辺技術・概念も取り上げられており、
用語の理解は深まりました。
ただ、自分のメタバースに対する懐疑的な見方は変わらず。
10数年前一時期話題になった「セカンドライフ」とサービスは同じ気がします。
当時よりネットワークの制約は少なくなっているはずなので、
コミュニケーションツールの1つとして存続することはあるかもしれませんが、
世の中の大半の人が大半の時間をメタバースで過ごすところまではイメージが湧きません。
例えばエンタメ的な使い方であれば、今も投げ銭の仕組みがありますし、
ビジネス用途であれば、Web会議で事足りるように思えます。
本書の記述及びそれらから得た着想でいえば、
地球温暖化抑制のイメージが付いたり、
効果があるかのような統計データが出てくると弾みがつくかも、
障がいのある人はメタバース上で活躍の場が広がるかも、
死後の世界的なものが展開されるかも、
などは思いました。
【目次】
1章 メタバースとは何か
2章 この世界はスマート社会とメタバースに分岐する
3章 純粋デジタル経済圏の誕生
4章 メタバースとお金の未来
5章 資本主義はどう変わるか?
6章 人類が身体を捨て去る日
7章 日本をメタバース先進国にするにはどうしたらいいか?
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人工知能と経済の未来