2024年2月12日、秋葉原で開催された「マネックス・アクティビスト・フォーラム2024」に参加しました。
対面&オンライン開催!マネックス・アクティビスト・フォーラム2024 | 最新情報 | マネックス証券
コロナ禍以前は「マネックス証券 お客様感謝Day」はじめ、投資セミナーに時々参加していましたが、コロナ禍以降では初。
「マネックス証券 お客様感謝Day」は市場予測、株価・為替予想が中心ですが、
「マネックス・アクティビスト・フォーラム」は「アクティビスト」(物言う株主。投資先企業に提言を行い、企業価値向上を目指す投資家)だけあって、
日本の株式市場・株式会社はどうなっていくか、どうあるべきかなどが議論されていました。
マネックス創業者である松本大氏の
「配当金を税引後の当期純利益から支払うのではなく、損金算入できるよう会計制度を変更できないか」
という提言は興味深かったです。
一投資家の発言ではなく、東京証券取引所社外取締役の経験もある松本氏の発言ですから、実現性も多少帯びています。
個別企業では、マネックス・アクティビスト・ファンドが組み入れている銘柄から、
・大正製薬HD
・大日本印刷
の企業分析や提言が行われ、こちらも興味深かったです。
特に大正製薬HDは、今年1月に完了したMBO価格が安すぎると熱い批判が繰り広げられました。
マネックスのロゴ入りポーチ、ボールペン、プリングルスをいただきました。
でも税前で損金にする配当、ルールが難しい。課税所得ゼロまで配当を膨らませれば誰も法人税払わないですよ。
現行制度もそこに至った経緯や理由がありますから、変えることのマイナス面もありますよね。
主要国で配当金を損金算入する会計ルールの国はないそうです。
松本氏がアイデアの一つとして言ったのか、本気で変えようと思っているのかは、引き続き見て行こうと思います。