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鉄道労連軸に総結集、活性化に取組む
労使関係安定へケジメ、危惧感積極除去
【今回の国鉄改革の最大の課題でありました職員の振り分け作業が終わりましたが、そこでの問題点を伺いたい】
新しい事業体をしっかりしたものとするためには、労使関係をしっかりさせることです。その一方である労働者が、いい質を持って新事業体に結集する必要がありますが。我々としてはこの間取組んできた内容からして、わが鉄道労連傘下の組合員がほとんど結集しえたことははっきりしています。ただし、国鉄労働組合に所属していた、しかも分割・民営化に反対し、かつ、自らの意識改革の意欲に欠けた人も希望退職の増などにより入ったという事実があります。このことは我々として新事業体にいった場合に危惧感を持っております。ただし、我々の取り組みが生かし得なかったのではなく、生かし得たことは、はっきりしていますので、我々の活動を軸にして新事業体の活性化を図っていくことについてもこれからやっていきたいと思っております。
【より質の良い職員を結集したい方向の中で、選別がしっかり出来なかった事実があるということですが、今後どのような対応を考えていますか】
まず1番目には鉄道労連の組合員を全員新事業体の重要なポスト、十分働き甲斐のある職種に就任していただくことを取り組みたいと思います。
2番目は労働意欲に欠けるものとか、この間苦労をしてこないものとか、意識改革を出来ないものとかに対する我々の働きかけの取り組みが重要であると思います。その際にも二つの取組みがあり、一つは労働意欲に欠けている人たちに対する我が鉄道労連の組合員を働き甲斐のあるポストにつけることからして、広域系統の配転とかの取り組みを追求せざるを得ないことです。二つ目は直接働きかけて我々の考えていることについて鑑別していくことだと思います。
【雇用確保という面から見ると予想されたより好結果であったという見方もあると思いますが】
雇用確保ということでは喜ばしいことです。世の中の皆様方にお世話になって新しい職場とか、公共的職場にも特別な配慮を我々の仲間が入れさせていただいたことに対する感謝の気持ちを含めてよかったと思っております。ただ新事業体の活性化というレベルから考えますと、先ほど言いましたように、大きな危惧がありますから、この危惧の除去を積極的に進めていかなくてはなりません。
【これからの労使関係は鉄道労連が主体となると思いますが、これからの労使関係はどのような方向に進むと思われますか】
雇用確保という面から見ると、極めて喜ばしい事態となりましたけれども他面、労使関係、労々関係から見ると危惧する場面が出てきた訳で、この問題解決を図っていかねばと思っております。今の状況で見ますと新事業体には複数の労働組合組織があるという形になると思います。鉄道労連、鉄産労というグループ、国労、労組法下の職制の人達の組合といった4つの組合が存在することになります。そこで4つの組合が労々間で張り合いをやっていたのでは始まらないわけです。また、質の問題も重要になります。鉄道労連を中軸にして鉄産労の人達や、職制からの人達との連携をどう図るかが一層安定した体制を作る鍵になると思います。
ですから、鉄道労連の考えていること、やっていることを他の改革グループと言われている人達に働きかけて、そこで合意が図られれば、大きな安定した勢力を作ることのなって、労使関係の発展のために寄与することは可能だと考えています。
【四つの組合がてい立する状況の中で。今後どのような対応が必要になりますか】
鉄道労連が運動を進めてきて、最大の課題は鉄道事業を同発展させるかです。その前提として労使関係の健全、対等な確立がある訳ですが、労組の役割として鉄道事業をどう発展させるかの政策が一致すればともにやっていけます。ただ支持政党、所属するナショナルセンターの違いを持ち込むと、不毛の時代の再来になりかねません。鉄道労連は多数派ですから、その責任において具体的政策を出し、その政策を軸にして改革派グループと練り合わせを行って、意見があまりにも違い過ぎる国労とは一線を画しながらやっていく必要があると考えています。鉄産労の皆さん方と話をしてきた経緯はありますが、彼ら自身が鉄道事業をどう発展させるか、そのこととの関係において労働条件等をどうするかを立ててもらわないと鉄道労連と軌を一にして進めるということにはならないと思います。鉄産労が鉄道労連に近い方針を打ち出してきたことは間違いないと思います。ただ鉄道労連の仲間のように苦労してきた実績がありません。苦労しないところに意識改革がありませんので、これから意識改革をやってもらい、イデオロギー的運動から、脱却してもらえれば共同歩調から統一への道はあると考えています。2月2日の大会で胸襟を開こうという意思統一をしましたが、区別するところは明確にし、内容的にも一体性を作り出そうということですから、その方向を確認しながら取組んでいきたいと思っています。
【鉄道労連は最大組合ですから、鉄道事業発展に重要な影響を与えることになりますが・・・・】
鉄道労連は13万人になろうとしている組織ですがら、鉄道労連を軸にして改革派グループと見られる人達と連携ができれば新事業体を活性化させるための労働組合としての体制が作れると思います。鉄道労連の新事業体活性化に向けての取り組み如が何全体を制することになる。それだけ任務の重さと重要な役割を果たしている自覚を胸に抱いて運動の展開をしたいと考えています。
以上
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労使関係安定へケジメ、危惧感積極除去
【今回の国鉄改革の最大の課題でありました職員の振り分け作業が終わりましたが、そこでの問題点を伺いたい】
新しい事業体をしっかりしたものとするためには、労使関係をしっかりさせることです。その一方である労働者が、いい質を持って新事業体に結集する必要がありますが。我々としてはこの間取組んできた内容からして、わが鉄道労連傘下の組合員がほとんど結集しえたことははっきりしています。ただし、国鉄労働組合に所属していた、しかも分割・民営化に反対し、かつ、自らの意識改革の意欲に欠けた人も希望退職の増などにより入ったという事実があります。このことは我々として新事業体にいった場合に危惧感を持っております。ただし、我々の取り組みが生かし得なかったのではなく、生かし得たことは、はっきりしていますので、我々の活動を軸にして新事業体の活性化を図っていくことについてもこれからやっていきたいと思っております。
【より質の良い職員を結集したい方向の中で、選別がしっかり出来なかった事実があるということですが、今後どのような対応を考えていますか】
まず1番目には鉄道労連の組合員を全員新事業体の重要なポスト、十分働き甲斐のある職種に就任していただくことを取り組みたいと思います。
2番目は労働意欲に欠けるものとか、この間苦労をしてこないものとか、意識改革を出来ないものとかに対する我々の働きかけの取り組みが重要であると思います。その際にも二つの取組みがあり、一つは労働意欲に欠けている人たちに対する我が鉄道労連の組合員を働き甲斐のあるポストにつけることからして、広域系統の配転とかの取り組みを追求せざるを得ないことです。二つ目は直接働きかけて我々の考えていることについて鑑別していくことだと思います。
【雇用確保という面から見ると予想されたより好結果であったという見方もあると思いますが】
雇用確保ということでは喜ばしいことです。世の中の皆様方にお世話になって新しい職場とか、公共的職場にも特別な配慮を我々の仲間が入れさせていただいたことに対する感謝の気持ちを含めてよかったと思っております。ただ新事業体の活性化というレベルから考えますと、先ほど言いましたように、大きな危惧がありますから、この危惧の除去を積極的に進めていかなくてはなりません。
【これからの労使関係は鉄道労連が主体となると思いますが、これからの労使関係はどのような方向に進むと思われますか】
雇用確保という面から見ると、極めて喜ばしい事態となりましたけれども他面、労使関係、労々関係から見ると危惧する場面が出てきた訳で、この問題解決を図っていかねばと思っております。今の状況で見ますと新事業体には複数の労働組合組織があるという形になると思います。鉄道労連、鉄産労というグループ、国労、労組法下の職制の人達の組合といった4つの組合が存在することになります。そこで4つの組合が労々間で張り合いをやっていたのでは始まらないわけです。また、質の問題も重要になります。鉄道労連を中軸にして鉄産労の人達や、職制からの人達との連携をどう図るかが一層安定した体制を作る鍵になると思います。
ですから、鉄道労連の考えていること、やっていることを他の改革グループと言われている人達に働きかけて、そこで合意が図られれば、大きな安定した勢力を作ることのなって、労使関係の発展のために寄与することは可能だと考えています。
【四つの組合がてい立する状況の中で。今後どのような対応が必要になりますか】
鉄道労連が運動を進めてきて、最大の課題は鉄道事業を同発展させるかです。その前提として労使関係の健全、対等な確立がある訳ですが、労組の役割として鉄道事業をどう発展させるかの政策が一致すればともにやっていけます。ただ支持政党、所属するナショナルセンターの違いを持ち込むと、不毛の時代の再来になりかねません。鉄道労連は多数派ですから、その責任において具体的政策を出し、その政策を軸にして改革派グループと練り合わせを行って、意見があまりにも違い過ぎる国労とは一線を画しながらやっていく必要があると考えています。鉄産労の皆さん方と話をしてきた経緯はありますが、彼ら自身が鉄道事業をどう発展させるか、そのこととの関係において労働条件等をどうするかを立ててもらわないと鉄道労連と軌を一にして進めるということにはならないと思います。鉄産労が鉄道労連に近い方針を打ち出してきたことは間違いないと思います。ただ鉄道労連の仲間のように苦労してきた実績がありません。苦労しないところに意識改革がありませんので、これから意識改革をやってもらい、イデオロギー的運動から、脱却してもらえれば共同歩調から統一への道はあると考えています。2月2日の大会で胸襟を開こうという意思統一をしましたが、区別するところは明確にし、内容的にも一体性を作り出そうということですから、その方向を確認しながら取組んでいきたいと思っています。
【鉄道労連は最大組合ですから、鉄道事業発展に重要な影響を与えることになりますが・・・・】
鉄道労連は13万人になろうとしている組織ですがら、鉄道労連を軸にして改革派グループと見られる人達と連携ができれば新事業体を活性化させるための労働組合としての体制が作れると思います。鉄道労連の新事業体活性化に向けての取り組み如が何全体を制することになる。それだけ任務の重さと重要な役割を果たしている自覚を胸に抱いて運動の展開をしたいと考えています。
以上
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