早いもので、5月も後半、5月20日ですって、でも今日も変な天気でしたね。
今は晴れていますが、午前中は雨が降ったり晴れたりの天候で・・・・
さてさて、不定期な黒猫blog 今日は何の日ですが。
今日の46年前昭和35年5月20日は、「新日米安保条約」を自民党が強行採決した日だそうです。(ちなみに会議自体は5月19日に開催され、5月20日未明に強行採決ですので、文献によれば5月19日の場合もありますがどちらも間違いとはいえないでしょう。)
時の首相は、岸信介(佐藤栄作首相の実の兄)で、東大法学部を主席卒業と言う秀才と言うかなんというか、・・・・大変頭脳明晰な方だったそうな。
さて、そんな強行採決の背景ですが。
1月19日、全権団を連れて訪米した岸首相一行は、アイゼンハワー大統領の訪日と、新安保条約の調印で合意するのですが、日本ではやっと戦後が終わったという認識があり、戦争の傷跡を引きずりたく無かったのが本音ではなかろうか。(アイゼンハワー大統領の訪日は結局延期されることとなる。)
強い反対運動がおこり、昭和35年6月15日には、国会前で行われた安保反対デモで、東大生、樺美智子さんの圧死事件が発生するなど、大きな波紋を残した。なお、現在の新安保条約は、昭和35年~10年間の期限でその後は、1年前に破棄を通告しない限り自動延長されることとなっており、それ以降は現在に至るまで自動延長されている。
このとき、同時に日米地位協定などが決められたが、個人的な見解であるが日米地位協定の見直しを含めて総合的に、国を守るのはどういうことなのか、自衛隊はどうあるべきなのか。そう言った議論をもっと真剣に考えてもらいたいと思い。
今のように、アメリカの言いなりではあまりにも情けないと思うのは私だけだろうか?
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