その昔10系気動車と呼ばれるグループがありました。
この気動車はその後の気動車と比べると全体に貧弱で、子供心にもあまり乗り心地のいいものではありませんでした。
まず、台車が良くなくて、良く揺れました。
さらに車両が全体に小さくて、2.6mの車体幅しかなかったうえに天井も低い車両でした。
もちろん、ドアは半自動ドアで照明は蛍光灯ではなくて白熱電球にカバーを付けたものが2列であった。
晩年は蛍光灯に改造されたようであるが、幼少時の記憶では2列の白熱灯は決して明るいとは言えずトンネルなどに入ると相手の顔も判別するのが困難なほど薄暗かったように記憶しています。
シートもモケットではなくてエンジのビニールシートだったように記憶しています。
私が初めて乗ったのは幼稚園か小学校の低学年の頃なので、かれこれ40年ほど前の記憶ですのでいささかあやふやなところもあるのですが、軽量化のために運転台も完全密封式ではなくて下半分だけが仕切ったほぼオープンな運転台だった記憶があります。
すでに当時は紀勢本線にもキハ20やキハ45も入線していましたのでキハ17だけの編成というのは無かったのですが、逆に言えば自由に変えられるので、キハ17+キハ20なんていう編成も時々ありましたから、こんな時は迷わずキハ20に乗車していましたね。笑
ただ、キハ35とキハ17の場合、正直言ってこれこそ究極の選択を迫られましたね。(^-^;
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