

庭のブルーローズが、この寒さにもかかわらず、一輪二輪と、霜柱の朝、冷たい風に負けずに咲いています。
寒く厳しいであろう北朝鮮での幽閉生活の中で、希望を失わずに待っていてくれるめぐみさんのことを思います。
早紀江さんは、以前集会で「30年も戻らない事には、必ず意味があると思っています。きっと使命があるのだと信じています」と強くおっしゃっていました。
冬の薔薇は健気に、静かに、傷つきながらも、咲いています。凜と天を見あげ、日の光を一杯に浴びようと懸命に咲いています。
たくさんの花を付ける5月の華やかさに比べれば、花も小さく、少し貧相ですが、それでも薔薇は薔薇。気品を感じさせる高い香りが、私を和ませてくれます。
どんなことがあっても、諦めてはいけないと、強い意志を私に与えてくれる冬の薔薇。
拉致被害者は必ず待ってます。
どんなに政府が動かなくても、私達の意志が強ければ、願いが結束すれば必ず救うことができると信じさせてくれる冬の薔薇。
その姿は、まるで早紀江さんの信じる姿に似て、待っているめぐみさんの耐えている姿に重なるのです。
普通の市民には、結局想いを重ねることしかできないのかもしれません。
活動家のように、集会にいくことも中々できないものです。
けれども、願いは一緒に持つことができます。
昨日、そういう人たちにたくさん会うことができました。
キャシー中島さんは、「必ず生きていると私は信じています」とおっしゃってくださいました。
冬の薔薇に、その想いを重ねて、私は祈ります。
全員返してください と。
古賀先生の存在は、土屋(敬之)都議の存在を通して知りました。
利権や保身に走り、ただいたずらに混乱を産み、国民を政治不信に走らせ、日本をダメにする議員というか、政治屋・偽政者がなんと多い事か。
そんな中にも土屋先生や古賀先生他、常に危機感をもって国内外(このままだと風化しかねない拉致問題も)の問題に取り組まれる方もおられ、まだ捨てたものじゃないなと思いました。
本来、取り組むべき仕事もせずにゆれる国会ですが、あろう事に名ばかりで危険な人権擁護法案で割れています。
老若男女、左右中道問わず、危機感を持つ多くの方と共に反対の声をあげるなど、FAXや要請書をはじめて送るなど、微力ながら選挙以外の政治に参加しました。
良識ある議員の方がどれだけ頑張っておられても、肝心の国民が体たらくな他力本願や平和ボケ的楽観主義、ニヒリズムに毒されていては、努力・労力も無駄にさせてしまいかねません。
ブルーローズ。 可愛いバラですね。
こんな冬にでも確かに生命が生きています(今は春ですが)。
今後も応援させていただきます。
お体に気をつけて頑張ってください。