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「自衛隊による拉致被害者救出のシュミレーション 講師:佐藤守氏」レポート その6

2006-03-10 | 記録
『質疑応答 その3』

★一般参加者5

先ほどの意見で金正日を拉致しちゃえと言うのは非常に良いアイデアだなと。(会場内くすくす笑い)
やっぱりイラクなんかと違ってトップが本当に独裁だと思うので、首を取ってしまえば何とかなるんではないか?と思うんですよ。
佐藤軍長は現役時代、スクランブルとかやった経験があると思うんですけど、日本の航空自衛隊がロシアなり北朝鮮の空域を侵犯したりするという事は今まで無かったと思うんですが。

★佐藤守氏

まず無いでしょうね。

★引き続き、一般参加者5

例えば金正日が平壌を出たら、向かった先が日本海なら日本海の領空侵犯をちょっとしてやる。
東シナ海に出たらちょっとだけ首を出して、お前の居場所はいつでも分かるぞ見たいな作戦ができれば、相手も怯むはずだと。

やっぱり一番やらなくちゃいけないのは経済制裁をしなくちゃいけない。
世論をみていると日本一国じゃ無駄だと思う人もいるみたいですけど、これは経済制裁をシッカリしてプレッシャーをかけなくちゃいけない。
今日のお話を聴いていて大規模な救出作戦はこれは絶対に出来ないな、と思うんですよね。
やっぱり基盤も揃っていないし。
北朝鮮の内部の破壊を待って自然と帰ってくるようにする他にはちょっと思いつかないかな?と。
できたらちょっと、日本の政治家の問題になると思うんですけど、領空侵犯をしようと言う大臣が誰もいないというのもちょっと厳しいと思うんですけども。

★佐藤守氏

先ほどからでましたように、こんな状況で日米共同でやってる事は可能性はありますね。
ひとつは金正日の息子が来た時に田中真紀子が返しちゃった事ですよ。
田中さんの家にでも行ってね、少し抗議でもしないと。
これは許しがたい、千載一遇のチャンスを潰したと。
あれはアメリカあたりでは許さないと思いますよ。

もう一つは経済制裁と言いますけどね、これは悲観的なのは、いや万景峰号を止めるのは直接的に効果あると思いますが、何であんなの入れておくか?と言うことですね。
あれを止めてしまえば一番いいんですけども、しかしそれを別にしても経済制裁と言うのはすでに中国がやっちゃってますから。
もう殆ど効果ないと言ってもいいくらいです。
ただ、日本がやったと言う事は意味があるでしょうね。

もう時間が過ぎちゃってるんですよ。
さっき言いましたように清津のあのところに莫大な基盤をやってますからね。
日本がどれ位経済制裁をやっても追いつかんぞというくらいの、悲観的な状況。
しかしながらやる事はやる。
やらなければますます舐められますからね。
やってから万景峰号を沈める、沈めるってたいへんですけど(笑い声)通らせない。

それと国内で辛光洙に協力した人間を一網打尽でやってやる。
それからいろんな無税・非課税の所を課税をどんどん取る。
と言う事を次々にやっていく事が先ほどから言ってるように、私の先輩が過激に・・・(聞き取れず)って言っておりますけども、そういう形が相乗効果を表すんでしょうね。

最終的に自衛隊があそこに入ってやると言うのはまさに最終的な混乱に乗じた、それでも救う。
ある意味の邦人救出になる。
これはそういう事になれば世論が支持すれば、防衛庁も公然たる攻撃作戦と言う形になりうるとは思いますけどね。
現状でこれだけ突飛に持ち出してもおっしゃた通りで、それを知って頂いただけでも今日はお話をした(甲斐はある)。
ただ簡単に自衛隊行け!と言う事を言いますけども、中々難しい。
ただ国民はやる気になって頂けば、段階的に最後の手段は有り得るんだと言う事でしょうね。
どうでしょうかね?
荒木軍長。

★荒木和博氏

とにかく絶対に取り返すんだという意思を行動で示していかない限りは、向こうは絶対に力しか信じない国ですから。
こちらが力を使うという事を見せることによって向こう側も対応を考えざるを得なくなるし、また内部が混乱してくると言う事があるんじゃないだろうかと思う。
また、いろいろ話が出ていた情報の秘密の保全とかそういう事はこの国はかなりいい加減なんですけども、しかしじゃあ例えば北朝鮮が完璧に出来てるか?と言うとそういうわけでもない、わけでございまして。
その辺は今まとめている所でそのうちいつかお話する時がくるかと思いますが、1968年に韓国の大統領選挙で官邸をやられました北朝鮮のゲリラ、「シルミド」と言う映画の元になったやつですね、北朝鮮の。
あれの事を今調べているんですけども、調べますと非常に結構計画がずさんな計画で、途中でうんと変更したりしているうちにやめてしまうと。
いうこともありまして、ああいう人たちも結局そんなものなのかなとも思いまして。

結局弱いところはこっちだけじゃなくて向こうも弱いところはたくさんあるんですから、国全体に実力から言えば日本のほうが強いわけでありまして、あんまりだからこちらの弱いところだけを見てしまうと弱い弱いという事になってしまうわけですけども。
決してそれだけでは無いと言うことと。

それからこちらば100%で物を始められると言うことはまず絶対にないわけで、何かしらあちこち抜けて危ない状況で始めるという事になると思うんで、それを覚悟して。
ただ将来こういうことが起きるという可能性があるという事で、いろんなシュミレーションじゃないですけども準備をして作戦計画事案を作っておくということを繰り返し繰り返しやっておくと言う事が、いざという時にすぐに動けるという事につながっていくんじゃないかと思います。

ちなみに陸自のスクリ-ニングと言う事で言うと私は予備自衛官になるときにですね。
私はどうも引っかかったそうで、内局で問題になったとか言う話があるんですね。(笑い声)
やっぱり危険人物と言う事で(笑い声)、若干そう思われたみたいですけど、当時の東京の指令部長が掛け合ってくれて入れて頂いたと言うことがあるんですね。
やっぱりしっかり見る所は見ているんだなと言う感じがしました。

それで時間がだいたい参りましたので、本日はこれで終わらせて頂きたいと思いますが、まだはっきり決めておりませんので行わないかもしれませんけど、来月も同じ24日にここで講演会を予定しております。
この続きができないかと言う事も考えておりますが、またいろんな形でですね。
ご案内をさせて頂きたいと思いますので、今日は非常に有益な話を佐藤将軍からお聞きいたしまして、この中にも各方面で発言力のある方がたくさんおられますので、いろんな機会を捉えましてこういう事について考える機会を求めたり、あるいは発言をしていただければと言うふうに思う次第でございます。
今日は本当にお忙しい中、ありがとうございました。(拍手)

・・・講演会終了・・・
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