朝食の前にまたかみさんと二人で浅草寺界隈を散歩しましたが、このときは別の道を歩いてみました。浅草寺から雷門に向かう仲見世通りの中間あたりを横切る伝法院通りです。早朝だったのですべてシャッターが下りていましたが、それぞのシャッターが江戸時代風の図柄で統一されていて長い壁画か屏風を見るようで、いちいち立ち止まって眺めてしまいました。
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屋根の上からはねずみ小僧次郎吉が見下ろしています。
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ホテルに戻り、朝食を済ませてからチェックアウトですが、大きな荷物はフロントに預かってもらって出かけました。向かうはかの有名なスカイツリー。歩いても行けなくない距離のようでしたがかみさんの腰のことも考えて一駅だけですが東武電車で行きました。
スカイツリーが立つビルにはすでにお客さんが次々と列につながっていきます。少しびびりましたが「よし、行ってみるか」と列に並びました。今、まさにスカイツリーの足元です。
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小一時間並んでようやくチケット購入。高さ350mの天望デッキまでエレベーターで上がって一人2000円です。さらにその上の天望回廊へはデッキからあと1000円出しでまたエレベーターに乗るのですが、それは遠慮しました。
チケットを求めて並んでいるときに突然電話が鳴りました。一昨日の夜同じホテルに泊まったいとこからです。スカイツリーの列に並んでいるのを見つけたよ。僕も列の後ろの方に並んでいる、というのでびっくりしました。その後一度だけ見かけましたが、そのあとはそれぞれの予定もあるので特に探さずにいました。後日、彼がスカイツリーの入場券売り場で私たちを撮った写真をメールで送ってくれました。
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天望デッキはぐるっと360度歩いて回れます。見下ろした眺めは驚くほどのものではなく、話のタネ、程度でした。普段、飛行機の窓から見る景色はその何倍も高い所から見ているわけだから当然と言えば当然です。写真の真ん中に、前日隅田川の公園から見えたアサヒビール本社社屋とヘンテコなオブジェが見えます。
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ツリーから降り、スカイツリー関連みやげやグッズの売り場で孫たちへのお土産を買って、今度は京成電車に乗り、寅さんのふるさと・葛飾柴又の帝釈天へ向かいました。電車の乗降扉の左右には葛飾の有名人・こちら亀有派出所のキャラクターがズラリと並んでいました。車内には見たことのある美女がひとり、座ってますねえ。
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柴又駅前です。小さな駅の小さな広場に寅さんの像が立っていました。
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さあ、いよいよ帝釈天への参道です。
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