blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

環水平アークが今年も去年と同じ日に出現!

2008-05-31 21:56:00 | 日記
 今日の午前10時30分ごろ、仕事で長崎市香焼町内を運転中、突如上空に、虹のようで虹でない「環水平アーク」が出ているのに気づきました。それまではその方向に背を向けて走行していて、突き当りの折り返し点で方向転換をして戻ってくるときに突然前方に見えたのです。約1時間にわたって見えました。

 そしていま、「去年もあったけどあれはいつだったかな」と思って「カメラごっこ」をさかのぼってみて、驚きました。去年この現象が現れたのがきょうとまったく同じ5月31日だったのです。不思議ですねえ*(驚き)*

 「カメラごっこ」にきょうの写真を貼っておきました。興味がある方は、去年の5月31日付けを捜して、ご覧になってください。

なんか違うような・・・

2008-05-28 21:56:00 | 日記
 長崎では、標準語というか、れっきとした正しい日本語なのだけど、なんか違うような気がする言葉があります。

 「歩く」ことを「さるく」という、というのはだいぶ知られてきたかと思いますが、実際には「あゆむ」と言うこともけっこう多いのです。
 「きょうは家からあゆんできたとさ」、というように、特にお年寄りの方がよく使う言い方です。

 もうひとつ。雑草などが茂ることを「さかえる」といいます。
 「私ん庭に雑草がさかえてしもうて、草取りが大変かばい」、というようによく使っています。

 「あゆむ」は「歩む」、「さかえる」は「栄える」、どちらも間違いではないのだけど・・・。むしろあまり使わなくなっている言葉がまだ残っている、ということなのでしょうか。それとも私が長崎の人間ではないからしっくりいかないのでしょうか。

すかんぽの咲くころ

2008-05-25 22:08:00 | 日記
  先日、仕事で車を運転中に、カーラジオを聞くともなしに聞いていて、ふと耳が止まりました。

 NBC長崎ラジオの朝のワイド番組で、レポーターの女性が「ジャワ更紗」の教室を訪ねる、というものでした。ジャワ更紗とはインドネシア方面の布の染め方の方法のようでした。ろうけつ染めのように何度も重ねて染める、というような話でした。
 すると、スタジオのパーソナリティーの田中宏之アナウンサーが、「私は小学校のころ歌った歌にジャワ更紗が出てきましたよ」といって、その場で2番まで歌ったのです。北原白秋作詞、山田耕作作曲、とのことでした。

 私はその歌を聞くのは初めてでしたが、その詩やメロディーがすごくなつかしい感じがして、運転中にもかかわらず、聞いていてぐんぐん引き込まれてしまいました。 いかにも小学唱歌らしいメロディーと叙情あふれる詩はすばらしいものでした。

 「土手のすかんぽ ジャワ更紗・・・」ではじまるその歌はほんの一瞬聞いただけで、私の大好きな歌のひとつになってしまいました。
 なるほど、白秋も山田耕作もさすが一流の人だなあ、とこのトシになって感心している次第です。

 下記をクリックしていただくと、歌詞とメロディーがでてきます。

 http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/sukanpo.html

イカと墓参り?

2008-05-22 00:13:00 | 日記
  診療所の友の会員さんの送迎バスの運転をしています。
 きょうの午前中、堀切という海沿いのを通過していたら、さっき堀切から乗った患者さんが「今日の朝、ここの海に大きなイカが来とったよ」といいました。

 そして、しばらく車中はイカ談義となりました。
 「新鮮なイカはおいしかねえ」
 「佐賀の呼子のイカはまだ生きてピクピク動いてるくらい新らしかけん、おいしかぁ」
 「来月にはここの友の会のバス旅行で呼子までイカを食べに行くらしかけん、行きたかねえ」
 「そおねぇ、行きたかねえ」・・・
 
 すると、1年ほど前にご主人が亡くなられた80過ぎのばあちゃんが、
 「私の主人はイカ釣りが好きで、よぉ釣りに行きよった。釣れるときはぎょうさん釣れるばってん、釣れんときは全然釣れんかったと・・・」

 そんな話をしながらバスはお墓の手前まで来ました。するとそのばあちゃんが、
 「私、ここで降ろしてもらおかな、よかですか運転手さん?」

 「よかですよぉ。お父さんのこと思い出したんかなぁ」と私。
 「そお。ちょっと思い出してしもたからお父さんとちょっと話してくるけん」

 そう言ってばあちゃんはバスを降り、お墓に向かっていかれました。このバスは巡回バスなので30分後にはまたそこを通り、お参りが終わったばあちゃんを乗せて、おうちのそばまでお送りしました。ばあちゃんの顔は晴れやかでした。
 

ちょっと待った!年金税方式

2008-05-21 16:44:00 | 日記
  政府の社会保障国民会議が、基礎年金の財源を全額税金でまかなうとしたら、2050年度までの間に消費税率を最大12~18%の水準まで引き上げる必要がある、との試算を発表しました。
 「年金を税金でまかなう」と聞くと、一瞬「保険料を納めなくても国が出してくれるのね」というふうに思えて、嬉しくなったりしますが、とんでもありません。

 そもそも年金の税方式というのは財界からの提言ですが、その税の財源は消費税を大幅に引き上げて、それにあてる、ということのようです。そして、その消費税率の引き上げによる国民の負担増は年金の保険料より大きくなる、というのですから、嬉しいどころではありません。

 それどころか財界は、税方式にすれば現状の労働者と企業が折半で負担している保険料を、企業が負担しないですむようになる、というムシのいいことをたくらんでいるのです。

 ただでさえ企業の法人税は1990年度の37.5%から現在は30%に減税されていて空前の利益を上げている、といわれているのに、年金の負担まで免れようとは、まさに紳士の仮面をかなぐり捨ててカネの亡者に成り下がったか、といいたいです。
 ワーキングプアや派遣・請負など雇用形態の非人間的な実態もそうです。日本ははこんなにもモラルのない国になったのでしょうか。悲しいことです。