blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

もう夏は終り?

2008-08-29 15:18:00 | 日記
  まだまだ残暑がつづくとは思いますが、しのびよる秋の気配は否めず、さびしい思いがしています。

 私の夏好きは子どもの頃からずっと変わっていません。いくら暑くてもちっとも苦になりません。まあ、夜寝るときぐらいはクーラーなしでは寝られませんが、日中はむしろ外に出て、太陽の光を浴びるのが好き、という偏屈ものです。
 これはおそらく、子どもの頃、毎日山や野原や小川で遊びほうけていたことへの郷愁からではないか、と思っています。虫や蚊に刺されても、体に免疫ができているのか、すぐに消えてあとが残らないし、かゆくもありません。
 今でもセミやトンボやカブトムシなどが大好きで、かみさんからは「バカ」呼ばわりされていますが、おかげで夏バテにも縁がなく、夏の暑さを楽しんでいる、という表現がピッタリです。

 そんな夏好きなので、夏の終焉は本当にさびしく、悲しいできごとなのです。*(泣く)*
 

スズメのお宿?

2008-08-22 10:24:00 | 日記
 チュンチュクチュンチュク、えらいにぎやかだなあ、と声のする方を探してみたら、その声は1本の街路樹から聞こえているようです。

 近づくとますます声は大きく、賑やかになりました。木の葉っぱに隠れてちょっと見ただけで声の主は見えませんが、声は確かにスズメ・・・、と思いながらもっと近づくと、1本の木からいっせいにスズメ達が飛び立ちました。その数のものすごいこと! しかも次々と、限りなく飛び立っていくのです。さらにしかも、まだ葉っぱの蔭でチュンチュクチュンチュク、さえずりが続いています。
 いったい、何羽いたんだろう、と狐につままれたような感じになりました。
 今朝の6時ごろ、長崎市為石町での出来事でした。これと同じように、スズメがいっぱい居ついている街路樹をもう1箇所、知っています。長崎市内の方ならご存知かもしれません。県庁坂下のバス停にある木です。バスを待っているとき、うっかりすると上からフンが落ちてくるので要注意、なのです。

 こういうのを「スズメのお宿」と言うのでしょうか?

海沿いのドライブと温泉へ

2008-08-17 17:40:00 | 日記
 一昨日からばあちゃん(かみさんのお母さん)をお迎えしています。脚が弱り、認知症でもあるので、ほとんど一日中テレビの前で、見たり、寝たりの繰り返し状態です。

 きょうの昼前に突然かみさんが思いつきました。野母崎の「海の健康村」に連れて行こうか! もう12時を回っていましたが、よし、行こう、ということになり、早速支度をして車で出かけました。

 「海の健康村」というヘルスセンターのような施設は我が家から車で約20分、海沿いの素晴しい景観の道路を走り、旧野母崎町にある半官半民の施設です。天然の温泉による大きなお風呂と、ゆったり休める広い畳の部屋があります。
 まずはお風呂に入り、そして畳の部屋で簡単な定食の昼食を食べていっぷくしました。

 お風呂の大きな窓からは軍艦島が見えました。畳の部屋では家族連れなどがのんびりとテレビの高校野球を見たり、食事をしたりしていました。入浴料と食事代合わせて一人1000円でお釣りが来ました。こんなに低料金で温泉につかってゆったり過ごせる施設。しかも途中は絶景のドライブコース。これからもちょくちょく利用したい、と思いました。 

「我が窮状」

2008-08-17 11:50:00 | 日記
麗しの国 日本に生まれ 誇りも感じているが 
忌まわしい時代に 遡るのは 賢明じゃない
英霊の涙に変えて 授かった宝だ
この窮状 救うために 声なき声よ集え
我が窮状 守りきれたら 残す未来輝くよ

麗しの国 日本の核が 歯車を狂わせたんだ
老いたるは無力を気骨に変えて 礎石となろうぜ
諦めは取り返せない 過ちを招くだけ
この窮状 救いたいよ 声に集め歌おう
我が窮状 守れないなら 真の平和ありえない

この窮状 救えるのは静かに通る言葉
我が窮状 守りきりたい 許し合い 信じよう


元タイガースの沢田研二の最近のアルバムに何気なくおさめられている「我が窮状」という曲の歌詞です。作者はご本人。作曲はこれまた大物・大野克夫さんです。

「窮状」はもちろん「憲法九条」のことでしょう。賛否あろうかとは思いますが、私は彼の勇気と熱い思いを受取りました。



精霊船を予約しとかんば゛

2008-08-16 20:33:00 | 日記
 きのう、8月15日は敗戦記念日でしたが、長崎では「精霊流し」の日でもありました。私はかみさんの母親を数日間預かるので、熊本まで迎えに行き、精霊流しには参加も見物もできませんでした。

 きょう、ボランティアでデイケアの雑用に来てくれている82歳のおばちゃんとの話。

 「だんだん精霊船も派手になってくるねぇ。私のときにはどうするかねぇ。私はそげなことはできんけん、なんもせんでいい、って息子に言うとると」
 「おばちゃん、おばちゃんは長いこと診療所で働いてくれたけん、うちの病院の精霊船に乗せてもらえるさ」

 彼女は診療所で約20年、ずっとボランティアでデイケアのおせわをしてくれていて、みんなから「おばちゃん」と親しまれています。

 「そぉか!そおやねぇ。病院の船に乗せてもらえるかもしれんねえ」
 「そおさ。いまから予約しとかんね」
 「そおやねえ、頼んどこうかねえ」
 「心配事がひとつ減ったねぇ。」
 「うん、すっきりしたばい」
 「いつごろに予約しとこうか?」
 「まだ、はっきりしてからでよかばい」

 精霊船をつくったり、参加者にビールや寿司などを振舞ったりするには相当のお金が掛かるので、普通の家ではなかなか船は出せません。診療所の親病院では毎年、職員や患者さんから募金をつのって、この1年間に亡くなられた職員や患者さんたちの名前を張り出した船をつくり、「西方浄土」ならぬ最終処分場までの数キロを流していくのです。

 おばちゃんは、その船に乗せてもらえるならうれしい、とニコニコして仕事に向かわれました。

 下記をクリックすれば、去年の精霊流しの動画を見ることが出来ます。

 http://www.nagasaki-np.co.jp/kankou/douga/09/index.html