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台湾からの ドキュメンタリー映画 『郷愁鉄路~台湾、こころの旅~』関西 公開

2024-09-13 15:55:26 | 2024年関西公開作
(C)Pineal Culture Studio
 
いよいよ
関西到着公開!
 
 
台湾からの
ドキュメンタリー映画
『郷愁鉄路~台湾、こころの旅~』
 
 
<概要>
台湾南部の鉄道路線「南廻線」。
パイナップル畑や線路の近くまで迫る海など
大自然の中をSLやディーゼル列車が
のんびりと走り抜ける旅情豊かな路線だったが、
2020年に全線で電化され、その模様は変化を遂げた。
台湾でドキュメンタリー監督として活躍する
シャオ・ジュイジェン監督が4年の歳月をかけ、
失われていく沿線の原風景と鉄路をカメラにおさめ
鉄道員やその家族、「南廻線」を
愛する人々の想いを記録として残した。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
冒頭から映像の美しさに
引き込まれて発車オーライ!
 
(C)Pineal Culture Studio
 
列車の響きも心地よい。
 
鉄道マニアにはタマラナイ題材
でも取り巻く人々の
想い出や物語も描かれている。
 
運転手業務の
裏側的な内容も垣間見る事が出来る。
 
(C)Pineal Culture Studio
 
 
その他、鉄道に携わる人々の
業務も興味深い。
 
台湾鉄道員(ポッポや)物語
鉄道に接する一族も凄い。
 
単線であるからのデメリットも多い。
 
建設時の苦労話や
貴重なフイルムも挿入されている。
 
線路沿いの人々にも
鉄道との歴史がある。
 
「南廻線」は
1992年に開通
日本とは違うが
日本のローカル線も
まだ素晴らしい情緒が
残っていると思う。
 
「失われたものは永遠に美しく
戻らない」
 
どんな仕事も情熱が大事
 
鉄道事故の事も語られる
 
電化で便利にもなりますが
それまでの車両とのお別れは
想い出になるので寂しいものですね。
 
全体的に音が良い
 
立体感を味わいたいなら
劇場の中央での鑑賞が最適
 
台湾に旅行した気分になる
ドキュメンタリー映画でした。
 
公開中
京都シネマ
9月14日(土)~
神戸元町映画館
9月27日(金)〜
扇町キネマ
 
 
 
 
 
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