シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

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アンディラヴの、ある意味魅力満載な作品「墨(ぼっこう)攻」

2018-03-19 18:04:50 | シネマ(韓流・アジア)
2007年になって
どーんといいなと思う作品が少なかったのですが
見る前の予想に反して
良かった作品が
「墨攻」

今、女性には「マリー・アントワネット」があり
男性にはこの「墨攻」をお勧めします。

戦といえば
”血”と”戦い”のはずなのに
戦乱の世に
侵略を否定し攻撃せずに守り抜く
”非攻”を掲げる「墨家」がいた。

天才戦術家”革離”は
10万の敵に立ち向かうことになるが・・・




原作は日本のコミックらしいけど
実写が漫画的でないところが良かった。

スケールもあり
知略に満ちた戦いが
非常に楽しめた。

裏切りもある、スリルが
こういう手の作品にしては
見事に調和していた。

「王の男」もそうだったけど
天下を統一するものは
少しばかり”悪”が必要なのかもね。

後半にかけて
徐々に感動が高まる作品でした。

1ヶ月遅れで公開される
「蒼き狼」と見比べるのも面白い。
(bobbyshioは観ました。)

アンディ・ラウの
更なる磨きのかかった演技も
見事なものでした。





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