©Eric DUMONT - Les Films Velvet
シネマ神戸
2月3日(土)公開
フランス映画「最悪な子どもたち」
(HP)
https://www.magichour.co.jp/theworstones/
(予告編)
https://youtu.be/uoMYV-26m0s?si=Xq5761IHUtCKPrvF
<概要>
ある夏の日、
フランス北部の荒れた地区を
舞台にした映画が企画され、
地元の少年少女を集めた
公開オーディションが開かれる。
選ばれたのは、異性との噂が絶えないリリ、
怒りをコントロールできないライアン、
心を閉ざしたマイリス、
そして出所したばかりのジェシーの
4人のティーンエイジャーたち。
出来上がったシナリオは、
彼ら自身をモデルにした物語だった。
なぜ問題児ばかりが主役なのか?
監督の狙いとは? 住民たちが訝しむなか、
波乱に満ちた撮影が始まり、
予想外の展開が訪れるのだが……。
<高橋裕之のシネマ感>
ドキュメンタリーと
映画が融合した感じの
二重構造的な作品。
もしかすると3重構造かも?
オーディションシーンから始まるが
これもドキュなのかどうなのか
解からないまま始まる。
映画の撮影シーンも
メイキングな感じで不思議だ。
「映画の登場人物」は「自分自身」
それを演じることで
各自は変わっていくみたいだ。
凄く実験的な映画だと思う。
4人の今の状況も描かれていて
それが映画の撮影時の事に繋がる。
映画監督の行動も面白い。
映画の中のアドリブが
”素”な部分が生きる。
監督の演出というか
演技指導に感心した。
後半は監督と出演者たちの
会話が中心。
果たして映画は完成するか?
頭を切り替えながらの
鑑賞をお薦めします。
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