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関東大震災から100年
ドキュメンタリー映画
〈概要〉
関東大震災 ―
倒壊した帝都東京を
記録した映像が残されている。
猛火に追われ大混乱のさなかに
この映像は誰が撮影したのか。
音もない、モノクロームの記録フィルムが、
世紀を越えて今、語り始める。
〈高橋裕之のシネマ感〉
関東大震災から100年の
今年に公開される
貴重な映像とキャメラマンと
フィルムと検証の物語。
9月1日に震災があり
すぐにキャメラを担いで
惨状等を記録として
残して起きたかったに違いない。
1日2日で撮影した高坂光利は
7日の夕方に京都新京極帝国座で
公開したから凄い。
2日から撮影した白井茂は
復旧作業等も撮影し
10月には公開したから
これも凄い。
テレビより前の
映画(活動写真)の威力ですね。
岩岡巽の現存資料は少ないらしい。
そして、そのフィルムが
何処で撮影されたか
検証していく様も面白かった。
関東大震災の記録史だけでなく
映画史のある部分だとも思った。
8月26日(土)から
ポレポレ東中野
横浜シネマリン
十三第七藝術劇場にて公開
http://www.nanagei.com/mv/mv_n1785.html
各劇場26日(土)舞台挨拶有り
神戸元町映画館9月2日(土)から
京都シネマ9月8日(土)から公開
*9月1日から公開される
「福田村事件」と共に
観て欲しい作品。*
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