(c)山梨放送=映画24区
安田真奈監督作
映画「メンドウな人々」
〈あらすじ〉
遠山雄大(片岡千之助)は、
地味で友達も少なく、
学校生活もパッとしない高1男子。
ある日、学校をサボっていたところ、
酔っ払った洋食店の主人・
桑原猛(的場浩司)にぶつかり、
足を怪我させてしまう。
雄大は買い出しなどを手伝うため
洋食店に通いだし、
隣人の千鶴(筒井真理子)は
二人の様子に興味津々。
やがて高校の「うどん部」が
現れるが、彼らはやたらと一生懸命で…。
ちょっぴりメンドウな人々が、
うどんをこねたり、理屈をこねたり。
荘厳な富士山の麓で繰り広げられる、
アツくてメンドウな青春物語。
〈高橋裕之のシネマ感〉
また安田真奈監督は
ほっこりする脚本の
作品を練り上げてしまいました。
“うどん“と言えば
“うどん県香川“を思い浮かべますが
今作は山梨富士吉田市が舞台。
今どき、こんな染まってない
素朴な高一男子がいるんだと
高校に「うどん部」があるんだ
こんな顧問の先生いるんだと
ピュアな登場人物ばかりでした。
片岡千之助さんも
歌舞伎色でなく映画色でした。
的場浩司演じる桑原猛も等身大
ブキシリーズの青年が
そのまま歳をとった感
筒井真理子さんも
出演シーンはかっさらうね。
やはり映画を観たあとは
うどんが食べたくなります。
作品の様にあっさり目がGOOD。
メンドウは面倒くさいとも取れるし
“麺道“を極めたい女部長の
テーマかも?
秋から冬にかけて鑑賞を。
上映時間71分
うどんも映画も間延びしません。
〈あとがき〉
映画「劇場版 神戸在住」(脚本)
劇場公開時に京都で
名刺交換をさせていただいてから
色んな御案内を頂いてます。
今回は東京先行公開ですが
鑑賞させていただき
記事アップ致しました。
また京阪神の公開が決まれば
インタビュー出来たらなと
「猫目小僧」の脚本から
ほんわかしていた(笑)
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