(C)Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022
第75回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞
映画『CLOSE/クロース』
〈あらすじ〉
13歳のレオとレミは、
24時間ともに過ごす大親友。
中学校に入学した初日、
親密すぎるあまり
クラスメイトにからかわれたレオは、
レミへの接し方に戸惑い、
次第にそっけない態度をとってしまう。
気まずい雰囲気のなか、
二人は些細なことで大喧嘩に。
そんなある日、
心の距離を置いたままのレオに、
レミとの突然の別れが訪れる。
季節は移り変わるも、
喪失感を抱え罪の意識に
苛まれるレオは、
自分だけが知る“真実”を
誰にも言えずにいた…。
〈高橋裕之のシネマ感〉
BL映画を越えた
奥深い作品でした。
冒頭から二人の仲を
イッキに見せておきながら急展開
それが、この作品の重みですが。
「好き」と言うよりも
誰かを信頼し「寄り添った」のが
単に同性だっただけ。
女子同士で「寄り添う」のは
昔から認められてたと思うけど
男子同士は違和感あったね。
今の時代なら開放的やし
このレオとレミなら許されるかな?
両方の家族も
兄弟以上の仲だと思っていたし
本人達も含め普通だと思っている。
それで良いと思うけど。
「少年心」を持っている間は
ずっと一緒にいても飽きない。
まあ大人になれば
その心がなくなり
離れてしまうんだけどね。
ピーターパン症候群は置き去りか?
この作品が
色んな賞を獲るのが
わかる気がする。
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