公開時「ダビンチコード」並みの
不評が話題だった宮崎吾朗第1回監督作品
「ゲド戦記」
俺的にわね
第1回監督作品としては
合格ではないでしょうか?
父「ハウルの動く城」のレベルと同じぐらいでは?
「千尋」や「ハウル」に比べたら
キャラクター的には落ちますが
キャラクター商品を
売ろうとしていない姿勢は
評価しないといけません。
原作がファンタジー巨編なので
アメリカのように
シリーズ化にしないで
難解なこともあり
感情移入しにくいですが・・・
宮崎特有の
「空」「化け物」「勇気」「成長」
というキーワードは
消化していると思います。
まあ、映像的に
美しさ、驚きさがないのが
残念ですがね。
この作品をステップに
今後の活躍を見守りたいですね。
劇中「テルーの歌」が流れると
聞き惚れてしまいます。
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※ジブリの中では「紅の豚」が一番好きです!
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僕は『ブレイブストーリー』より『ゲド戦記』の方が、断然良かったと思うのだ。
ブレイブは、宮部みゆきの思想を大きくそぎ落とした作品で、
原作を読んだ人は、人種差別の問題や、人柱、風読みの描き方に注目していたはずだけど、
それが欠落した作品なのだ。
一方ゲド戦記は、説明不足の感は否めないが、原作の思想は描かれているのだ。
映画に魂を入れる。それがジブリの価値。
だからジブリの勝ち。
かえって原作を読みたくなったので、
案外良かったのかもしれません(笑)
テルーの唄は良かったですね。
見せ場の草原で歌うシーンは、引き込まれました!
気持ち悪いシーンも多かったし。
一緒に行ったジェフなんかこの映画に年齢制限がないってオカシイって怒ってたし
100点満点で40点ぐらい。
第一回目にしてはってのも私テキにはヘン。
美容院みたいにレヴェルで金額が違うんならOKだけど。
映画化したかったようですよ。
面白くないものは面白くない。それだけ。それ以上でも以下でもない。
つうことは駄作ってことかな。
原作者に訴訟されたら「ジブリカルト」の信者も分かるのではないのかな。
海外は視野狭窄でもないし甘くはないからね。