元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

堪能?

2024-03-27 12:55:53 | 独り言


「言葉が出来ないと不自由ばかりですけれど、一つ良かったのは、海外で指揮する時に私は喋らないんです。喋れないから。言葉が堪能だと、説明し過ぎてしまうでしょ。説明の多い指揮者は良くないんですよ」。と言ったのは指揮者の小澤征爾さんだ。これは若き日に武者修行でもないが、渡米をした際の体験を後から語ったものだ。確かにそうだと思う。曾てのオランダの大指揮者にウィレム・メンゲルベルクと言う名匠が居たが、この人、リハーサルの前には一時間程の名(迷)演説をしていた。楽曲解説やら自身の解釈、更には世間話だが、楽団員はどう思った事か?正直、「サッサと始めろよ!」だろう。ちなみに英国のサー・トマス・ビーチャム卿は楽員とは和気藹藹で、残っている映像を観ても和む。小澤征爾さんも、どちらかと言えば後者だ。でなければ、ボストン交響楽団の音楽監督が32年も続くまい。これは人柄だ。つまりそれだけ人望のあった指揮者だったと言う事だ。



さて今日は休みだ。午前中は用事があるが、出掛ける前まではELMOの8ミリ映写機の駒速度を合わせていた。そこでようやく終わったので、その後はテレシネのやり直しをするまでだ。それからTRIOのカセットデッキの検出スイッチの調整だ。こちらの方が面倒だ。後はピッチの再調整。全ての動作確認がある。これを外出前にしていたら、blogの更新処ではなかっただろう。休日の方が忙しい。それこそ「あれも」「これも」である。今日のものになるか?細かい事ばかりをしているので尚更だ。

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