パリから北へ車で2時間弱、モネが愛した庭と家がジベルニーに残されています。
お婿さんの運転で娘家族が絵の好きな私をジベルニーへ連れていってくれたのです。
今の時期、庭のお花が満開で、こんな風景を見ながらモネは多くの絵の制作に夢中になったのだと
想像するのも楽しいものでした。
モネは何もないところを開墾して庭を作り、池を作り、スイレンを植え、手塩にかけたのがよくわかります。
これがそのスイレン池。丁度スイレンが咲いていてモネの絵を思い起こさせるようでした。
ちょっとわかりにくいけど奥の柳のそばにあの絵に描かれた日本式の緑の太鼓橋がかかっています。
これがスイレン。
孫と私はベンチに座ってモネの家をスケッチしました。
1時間近くかかったでしょうか、お婿さんは横で居眠りでした。お疲れ様でした。
家の中も素敵で、浮世絵の収集、日本の藍染の陶磁器もたくさん飾っていました。
日本に傾倒していたのがよくわかります。
壁にかかっているのは浮世絵です。
台所も素敵です。
でも、実はこの日もジベルニーは多くの人で歩くのも人にぶつかるくらいの混雑ぶりでした。
意外に日本人は少なかったですね。中国人が多いのが目立ちました。
もちろんヨーロッパ系の人が大半でした。フランス人とは限らないけど。
外もこんな感じ。
このジベルニーの庭を模して日本の高知にもジベルニーの庭があるんですね。
本家のモネ財団から許可を取ってかなり細かいところも本物に近いように工夫されています。
その高知には、まだ両親が元気だったころ、妹と4人で、10年くらい前でしょうか、出かけたことがあり、
それも懐かしく思い出しました。
これが高知版ジベルニーの庭です。
この日、同じ敷地内でドガ(DEGAS)展が開かれていたので、そちらも見てきました。
あの有名な踊り子もあり思いがけず得した気分でした。
帰途、パイプオルガンが立派なラベンツール大聖堂に寄り、いつの時代に建てられたのか、よくわからないままに
見学してきました。
こんな片田舎にも立派な大聖堂がたてられているんですね。
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