四国は高松、瀬戸内海に面していて海と山を満喫できるところがとてもいいのです。
今回はその上、島を満喫してきました。
先ず、行ったのは高松から船で約1時間の直島。昔は銅の精錬所があったところとして瀬戸内海では有名だった。
何年か前、豊島の不法投棄された古タイヤ問題が浮上、中坊公平弁護士や住民の力で直島に処分施設を作ることで何とか解決、というニュースで直島は全国に知られたかもしれない。
そして今は、島の精錬所の反対側にベネッセの一大プロジェクト、文化的リゾートゾーンが作られ全国から若者が島を訪れている。
私たちが訪れた日は安藤忠男設計の地中美術館に入場するために午前中は1時間から2時間待ち、午後は3時間待ち、というほどの込みよう。
私たちは島をよく知る義弟の車ですいすいと美術館にたどり着き、1時間待ちで入場できた、ラッキー!
昨年の12月にも訪れていたけれど、自然光を天井から取り入れたコンクリート肌の建物は、やっぱりすばらしい。やさしい光を感じる。そんな中で見るモネの「睡蓮」は光と風を感じた。
美術館はカメラ禁止なので写真がないのが残念・・・
写真は島の山の上からベネッセの浜を見下ろしたところ。
この日は水平線がもやでかすんでいた。。。
ホテルに美術館に海を見晴らす広い庭を持つベネッセハウス。今度は日帰りではなくゆっくりとホテルに泊まりたいものだ、けど、このホテルはいつも満室で予約がなかなか取れないそうだ。
若い人たちが島のくねくね道を三々五々歩いている。車なんてたまにしか通らない道を・・・
目指すは『家プロジェクト』
数軒の古民家をベネッセが買い取って、美術館にしている。
それぞれ展示物の内容が違っていて、暗闇の部屋の床に水を張って、水の下から色電球が光っていたり、ガラスの神社があったり、意表をついたものばかりで、とても面白い。前回の千住博さんの『滝』はもう終わっていた。
写真は千住さんの絵が展示されていた古民家。
町のいたるところに風景から浮き出るように展示物が置かれている。突堤の先には巨大な赤いかぼちゃが置かれていたり、道路わきには巨大なゴミ箱アートが置かれて、はっとさせられる。
そして、あ~ら、おもしろい♪となる。
島中がおもしろいのだけど、なぜかアートの後ろに製作者の真剣な心意気が伺える。
なかなかの試みと見た。
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