フェリーボートの試運転の様子が送られてきたので、ちょっと紹介します。
ソマリアとエチオピアに隣接するアフリカ北東部、紅海に面する小国ジブチ。
この国のジブチ港とタジュラ港とオボック港を結ぶ航路。
ここに以前はドイツのフェリーが就航していたけど、老朽化して廃船。
その後に日本のフェリーがもうすぐ就航する。
夫の今回の仕事は3ヶ月かけてフェリーの船員を雇うことから、研修、フェリーのエンジンなど機関についての技術指導、
事務所の開設、運行管理の計画など、とにかく、日本の船を持っていくことだけでなく、
その船をジブチの人が実際に運行できるまでをジブチの海事局と一緒に進めてきたっていう事らしい。
これが3ヶ月前、日本から着いたばかりのフェリー、カシム号。
3人ともJICA関係者、両端は青年協力隊員。
真新しいペンキもにおい立つようなフェリー。
これは3日前に行われた試運転の日のフェリーの様子。
ジブチ市民がこんなにたくさん詰め掛けて乗ってくれたと夫は喜んでいました。
中にはソマリア海賊船対策でジブチに駐留している自衛官(夫と同じホテルにも何人か滞在している)も
休日だったので結構多く駆けつけてくれたそうです。
(同じホテルということで仲良くなったようですね)
面白いのは料金表。
大人700ジブチフラン=350円、子ども175円、障害者175円、は普通としても
らくだ、牛は1頭750円、羊は100円なんていうのはいかにも砂漠の国らしい。
車2500円(高っ!)、途上国で車はぜいたく品?
ほかにセメント50kg75円、砂糖、米50kg100円・・・
とにかく生活必需品は何でも乗せるのね~
この方も一緒にフェリーに乗っていた人。
彼女はこのカシム号の船長?の孫娘サイダ・カシムさん。
彼女の服装を見ても分かるとおり、ジブチはイスラムの影響を色濃く受けているらしい。
イスラム教徒が多くて町全体が金曜日はお休みになるそうです。
宗教も気候も文化も違う国で船という日本の技術がその国の人の役に立ってくれればいいですね~
こういうことが平和の構築につながっていけばなぁ、って思います。
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名和 れい
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