
一つ目は「核開発に反対する会」の結成大会。
核開発というとドキッとするかもしれないけど、原子力開発というとそうでもないでしょう。
核といえば核兵器、原子力といえば電力、とNUCLEARを二つの言葉に使い分けている日本。
でも、二つは同じ。放射能を放出するプルトニウムを使っている点でまったく同じ。
で、ナトリウム漏れ事故があったり、電力会社の事故隠しが次々と発覚していても核開発がどんどん進んでいる。これまでに「常陽」から生産した純度99.9%のプルトニウム19kg、「もんじゅ」から生産した同プルトニウム17kg、合わせて36kgのプルトニウムが日本に存在する。
「常陽」で生産した17kgのプルトニウムでなんと8発の原爆が作れる!36kgなら・・・
人を殺し殺される戦争を放棄したはずの日本が原爆の原料をこんなに大量に政府の方針によって作ってしまった。
「もんじゅ」が再開されれば、プルトニウムは日ごとにどんどん増え続ける・・・
政府の方針は間違っていると言わざるを得ないですね~。

次に向かったのが、南米のフォルクローレのコンサート。グループでギターを弾いている知人が出演していた。コンサートの名前がいい。「アンデスのこだま」そして知人のグループの名前は「ブランカ・ロサ」(下の写真)

趣味でやっている方の年に一度の発表会、というにはどのグループも高い水準をいっている。
ケーナやサンポーニャを吹き、チャランゴを弾き、アルパ(ペルーの竪琴)をつまびき、スペイン
語で歌い・・・すばらしい演奏だった。
現地人はもっと身体で強く表現する感じだけど、日本版フォルクローレというのか、日本人のやさしさが出ていた。
中南米の楽器を操れる日本人がこんなに大勢いたことに驚いた。