ボリビア カミナンド記

テロ?

21日に自宅の近くで「国民保護法実働訓練」があるというので見に行ってきた。

訓練を主催しているのは内閣官房、千葉県、千葉市。
海浜幕張駅と千葉港での訓練だった。

千葉港にサリンを隠し持った不審船が入ってきたので、船に乗っているテロリストを捕まえる、と言う筋書き。
私が見たのは最後の30分くらいだったのだけど、かなり大掛かりな訓練の一部(かな?)を見ることが出来た。
ポートタワーやみなと公園は自衛隊車両や千葉市、船橋市などの消防車などの待避場所になっていて、物々しい。

千葉港では海上保安庁の巡視船が不審船を追い、

人質を自衛隊のヘリコプターで救助し、

最後に船の甲板でテロリストの身柄を確保して訓練は終わった。
ここには写ってないけど、黄色やオレンジ色の防護服を着た大勢の隊員が除染作業に当たっていた。

訓練を終えてほっとする関係者たち。

確かに迫力はあったけど、テロリストが船で上陸してサリンを撒くなんて、現実的ではない。
荒唐無稽ではないのだろうか。
第一、北朝鮮はブッシュがテロ支援国家を解除したばかり。
守るなら成田空港を守った方がよさそうだ。
鳩山さんがテロリストが入国した可能性があると情報を流しても反応しなかった防衛省。
むしろこの防衛省の体質の方が問題なのでは、なんて思いながら会場を後にした。

この訓練、実は昨年は木更津(だったと思う)で一般市民、児童生徒も加わって行なわれた。
ところが、今年は一般市民にはなるべく知らせたくなかったと見えて、殆ど広報してない。

しかし、実績は実績、市民が知らないところで戦争が出来る国へと毎年実績を積んでいっている。
戦争はいやだ、と国民一人ひとりがはっきりと言わないと本当に戦争が出来る国になってしまうことを肝に銘じていなくてはいけないのだ。
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